カテゴリー: '22-5年生チーム

7/11  あんな速いパスみたことないわ!スゲー!

7/11 は久しぶりの南丘小で練習でした。しかも梅雨の末期で蒸し暑く、前半組の練習を見ていると暑さでダウンする生徒さんがチラホラみていたので、後半組の4年生の練習「スロー」な練習メニューに切り替えてゲーム性のある練習をいれて「集中力」を切らさないようにしてみました。

まず最初に豊中ラグビースクール出身(YMUCコーチと同級生)、そしてラグビー高校日本代表にも選ばれ、現在大学4回生のOSKW先輩がスクールに来てくれました。OSKW先輩は幼年からスクールでラグビーを始め、小学生の時はNMコーチ達が指導を担当していました。まさに君たち直径の先輩です。来年からはトップリーガー(新リーグ名称未定)になるのも決まっており、コロナが収まったらOSKW先輩を見に行って応援しましょう。そのOSKW先輩から「ボックスキック」「スクリューパス」が上手にできる方法と実際にキックやパスをキャッチしたりしました。MKTコーチの様なヘタクソな指導ではなく、現役バリバリのラガーマンからの指導にはみんなワクワク感を前面に出し、しっかり聞いていました。明日からの個人練習はこの偉大な先輩から習ったことを自分のモノにできるまで頑張ってください。

この流れで次の練習に取り組んでみました。

1)キックターゲットゲーム:今日習ったボックスキックでゲームをしてみました。2チームつくります。5メートル先に直径5メートルの円を書きます。それぞれのチームを半分にして半分はキック、半分はサークル内でキャッチします。サークル内にダイレクトで蹴れれば1点、さらにサークル内の選手が落とさずキャッチできればさらに1点で2チームでバトルしました。高く蹴れる選手は見たところ3~4名と激少ない!今日教えてもらったキックを練習していきましょう。

2)ガニ股走り:現在「エビ」の習得中です。その「エビ」になった選手を守って「ラック」を形成するためには「エビ」になっている人を踏まずに真上を走り抜け、その態勢で前へでて相手を押しのける必要があります。今日は人の代わりにコンタクトダミーを並べてその上を走り抜けました。これも2チームに分かれてガチンコでスピードを競いました。「エビ」になっているプレーヤーに素早く駆け寄るスピードが次の攻撃のために大事です。ガニ股になって走りにくかったかもしれませんが敵からボールを守るには「味方」の真上で守る必要があります。ラグビーするためにはこのスキルがとても重要です。少し続けますしっかり自分のものにしてください。

3)タックル(パトリオットゲーム)をおこないました。 5mのグリッドを作り、ダミーを4人の生徒に持たせてグリッドの対角線(上から下方向へ)走ってもらいます。反対側(下から上)からタックルする生徒がそのダミーにタックルをおこないます。(上から落ちてくるミサイルを下から迎撃するように相手をつかまえます。)   最近の練習試合でタックルする生徒、できない生徒、をみてきて今日はどのくらいコーチが以前から教えてきたタックルができない生徒さんがどれだけいるか把握できました。できない生徒さんが半分以上いました。全員できるまでこの練習はしばらく続けます。

4)タッチフット: 今日は体験の生徒さんと練習ジャージを家に忘れた生徒が複数いたので試合ではなくタッチフットに切り替えました。といってもただのタッチフットではなくいろいろ制約をルールに盛り込みます。攻撃側はタッチされたらその場で「エビ」になってボールを置きます。 守備側はタッチした選手は味方をもう一人連れて一旦外にでてから戦線に復帰できるようにしました。 この方法なら守備側が数秒攻撃側より1人少なくなります。その人数が少なくなっている間に空いたスペースにボールを運んで欲しかったのですがチーム間に「チームワーク」がまだまだ存在していないので無理でした。 (どうすればスペースができるのか? 一度学校の図書室に行って考えてみてください。わからなければ4年生ヤバイです。)

最後に 今日はOSKW先輩ご指導ありがとうございました。4年生の生徒さんには将来トップリーガーになりたい生徒さんが全体の1/3いましたし、今日は左手の指をけがしていてフルに練習できなかったH23は「オレこの指のケガ早く治して次はできるようしてくる」と言ってくれました。(恐らく彼の心の中に何かあったのでしょう練習最初は「コーチ!指ケガして痛いから、できなかったら帰っていい?」と聞いてきたのにあの前向きな発言です。他の生徒さんも恐らく生で見たパントキックや高速パスなどは「これができるようになりたい」と思ってくれたはずです。OSKW先輩!また機会があればスクールに遊びに来てください。

次回練習テーマ: スペースをさがします。

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