カテゴリー: '21-6年生チーム

1/21練習「流れるな」

本日も14人出席。今日も3・4年生ルールの7:7で紅白戦ができそうです。

まずラダーの練習です。今回も、始めるまえに「5の段」、とか指定しておいて、両手合計でいろいろな数字を出して九九を言わせながらラダーをしてもらいました。九九はもう全部習ったとのことなので、だんだん難しくしていきました。6の段より上はまだまだ難しいようですね。九九はどんな場面でも自由自在に使えなくてはなりません。スクールに来ていることで、勉強だってできるようになってほしいものです。いい練習だと思います。今日はHAコーチがさらに、5の段+1というのを考え出してくれました。指2本なら、(5)×2+1で11です。ラダーをしながらこのくらい自由自在にできてこそテストでもいい点が取れると思います。がんばりましょう。

次は、リアクションの練習です。コーチのサインに応じていろいろに動きます。これも、コーチのサインと反対に動く、などいろいろなバリエーションをつけて、頭を使わせるようにしています。この前の試合では、相手の動きを見ながら逆を突いて走る、いいランがたくさん見られました。この練習の成果が出ているように思います。また、最近は、相手のバックス二人を同時に見ながら下がるディフェンスの動きや、全力で前に出てから横にずれる動きなど、特定の場面に必要な動きも練習しています。こんな動きは、上級生になってから試合中などににいくら指導しても急にはできっこないので、前もってこういう特定の動きだけを練習しておくというのは大切だと思います。

次は、3・4年ルールに備えての練習です。先週に引き続き、ハーフからボールを出して、3人一組でボールを回す練習をしました。今回は、ハーフがボールを出す位置を四角形に置いて、ハーフから球出し、スタンド→センター→ウィングとボールを回して、ウィングが次の角にボールを置いて、またハーフからの球出しをして、4回で一周するという練習をしました。中学生が時々やっている練習ですね。

はじめは戸惑っていましたが、だんだん分かってきて、とても上手にボールを回すチームもありました。相手を上手に引き付けて、逆に動きながらパスを出している子も何人もいて、とてもレベルの高い代だと思います。ただ、パスをする方向に寄って行ってしまう、いわゆる「流れる」子も何人もいました。ランパスの際に「流れて」しまうのも、永遠の課題だと思います。今いる位置からパスする自信がないから寄って行ってしまうわけで、いくら注意しても修正できるものではなく、要はパス練あるのみ、という気がしています。どのような練習をするかが課題です。

次は、前回の課題だった、ラックの中でのルールの理解です。まず、ルールを説明しました。押すなり組むなりしてラックに参加した人は手が使えません。ただし、足でボールを掻くのはありです。ラック内にボールがあるうちは、ラックに入っていない人が後ろから拾うしかありません。ボールがラックからこぼれでてしまったり、ボールを置き去りにしてしまったりして、ボールがラックから出たら、オフサイドライン解消でフリーとなり、敵味方が自由に争奪できます。

全体を3チームに分け、1チームがコーチを相手にオーバーしにいき、残りの2チームは横から見ていて、判断と声出しの練習です。よく「声を出せ」と指導しますが、いつ何を言うべきかということを教えないで、いくら声を出せと言っても出せるはずがありません。

プレーせずに「声出し」のみの練習というのも必要だと思います。ここでは、「マイボール」「掻け」「拾え」「出た」などの声を出す練習ができました。

この練習でルールの理解はかなり進み、紅白戦ではボールを拾わずにもたもたするシーンはなくなりました。今回休んでいた子もいるので、時々は練習すべきだと思います。試合前などに復習するのもいいかもしれません。

今日も3・4年生ルールでの紅白戦です。今回はグランドの広い8中だったので、思いっきり広くコートを作ってみました。独走はコーチが止めるということで、どうなるかやってみました。見ごたえがあって面白かった、との感想もいただきましたが、試合展開がさほど変わったようには思いませんでした。パスをする方の能力をもっと向上させてからでないと、思ったような試合展開にはならないのでしょうね。それにしてもK8の成長は目覚ましいものがあり、コーチでもうっかりすると反対サイドを抜かれてしまいます。

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