カテゴリー: '21-6年生チーム

6/18練習と「ラダーの威力」

暑い日になりました。今日は、能勢RSから3人の2年生が参加してくれました。豊中は16人参加。大人数でにぎやかに、かつ激しく競争しながらやっていますので、ちょっと面食らったかもしれません。大勢でやるのも楽しいと思うので、また来てくださいね。

まずは、KJコーチによる整列その他の動きの練習です。パッと並べるようになるまで続けていくしかありません。

次は、いつものようにラダーの練習です。自分の子どもが小学校の低学年だったころに、ランニングチームの体験に連れて行ったことがあります。ランニングの本などを見ると、理想のフォームの写真などが載っていますので、そういうフォームを教えてくれて、その練習を延々繰り返すのではないかと想像して参加したのですが、全然違っていました。ラダーとか重いものを投げるとか、ボールをねらったところに入れるとか、何かのゲームなどを延々やっていて、ただ走る、みたいな練習は一切ありませんでした。一言でいうならば、自分の体を自分の思うように動かせるようにする練習をするのが足を速くする早道なのだな、と納得しました。プロ野球のスカウトは、まず選手のランニングフォームを見る、という話も聞いたことがあります。上手い選手は、ランニングフォームもきれいなのだそうです。  そう考えるとラダーはとてもいいトレーニングです。昔からある練習では、前の子がボールダウン、次の子がそれを拾って、またボールダウン、という練習があります。これだと、動きとしては、4種類くらいで、これを延々繰り返すことになります。ラダーであれば、1回に2,3種類の動きが入っていて、マス目ごとに1回動くので、動く効率は最高です。最近ではラダーのメニューも増えてきて、10種類以上はあると思います。さらに、コーンタッチの最中にパスが飛んでくる、といった複雑なこともしています。動きの種類としては、30~40種類、計500回くらいはいろいろな動きをしていることになります。2年生チームは、いったん抜け出せば走り切れるだけの走力を全員がつけてきています。1年以上ラダートレーニングをやってきて、成果が歴然と現れているように思います。

次は、HAコーチ指導によるアメフト式トレーニングです。これも、身のこなし、周囲を見る、素早い反応など必要な要素を含んだいい練習だと思います。ただ、全力ダッシュから横ステップへの切り替えはまだまだですね。

かなり走ったので、クールダウンも兼ねて先にボールタッチの練習です。これもバリエーションを増やして、メニュー表を配ったので、家で練習している子もいるようです。「卵」「マジックハンド」などが格段に上手になっている子もいました。ボール交換、スクエアなども相当な進歩が見られます。誰がラインに入ってもあっという間にウィングまでボールが回る、というようなチームになるのももうすぐかもしれないという気がしてきました。

次は、すもう5回戦、ボールへのからみ5回戦です。タックルバッグへのタックルだと、同じ動きを1回するだけですが、すもうだと何回も技を掛けたり、こらえたり、いろいろな体勢からいろいろな動きをします。最近、試合で全体的にタックルが強くなっているように思いますが、毎回のすもうの成果が出ているのではないでしょうか。

時間がなくなってきました。いつもやっているランパスの変型版です。ボールをもらったらコーンのところへ行って、走り込んでくる味方にパスをします。今回は、なるべく横で(フラットな位置で)パスをもらおう、という説明でやってみたのですが、できたチームはわずかでした。だんだん難しくしていくのであればできたのかもしれませんが、時間がなく、いきなりやらせたので、理解できない子が多く、あまりうまくいきませんでした。反省です。

最後は、紅白戦です。今回は、参加者が19人にもなり、出場できるのは10人なので、9人は見ている状況になってしまいました。これでは練習の効率が低く、これも反省です。合同練習でなくても、全員が参加すれば19名ですし、今後は全員が練習できるように考えておく必要があります。いっそ7人制でやってしまうか、3チームに分けて、試合をしていないチームはトレーニングする、などいろいろなやり方があると思います。考えます。

 

 

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