カテゴリー: '21-6年生チーム

7/24練習内容と力が入る体勢

まず、いつも通りラダー各種とコーンタッチ練習。

パスを捕るのはかなり上手になってきましたので、そろそろパスをする方の練習に重点をおき始めています。先週と同様に手首を柔らかくして、手首の前後の動きと内から外へ回転する動きを使い、3,4,5の指先でピュッと押し出す感じで投げる練習をしました。難しい動きですが、できている子も結構います。実戦でパスするときにも手首を使えるようになるまで練習が必要です。いつものように片手トス、両手投げ上げ、キックキャッチ、同時交換などで200回程度はボールに触りました。

次に、Sコーチの指導により、押すときの姿勢の練習をしました。最近、コンタクト系の練習が少な目になっていると思っていたので、ちょうどいいタイミングでいい練習ができました。基本はお相撲さんの体勢です。お相撲さんのように前まわしをとったりせず、パックしますのでちょっと違いますが、基本は同じです。子供は「押せ」というと足を突っ張って押そうとしますが、これでは押されるのを持ちこたえられても、前には押せません。体中で一番強いのは太ももの筋肉で、ひざが90度から120度の間がこの筋肉の最大のパワーが出る、というのを前にNHKの日本代表チームのスクラムが強くなった理由を特集した番組で見たことがあります。いろいろな説明の仕方があると思いますが、その体勢が一番力が入ることを体感させるような練習を工夫したいものです。いい体勢でモールに入れるようになるまでこの練習も続ける必要があると思いました。

次は、ディフェンス2人が連携して一人を捕まえる、という前回にもやった練習をしました。ディフェンスがかなり上手になってきていて、攻撃側がよほど上手に走った時以外は外を抜かれるシーンはほとんどありませんでした。なかなかいい感じです。

次は、紅白戦です。今のところ、「捕まったら後ろを向いてパス」という指導をしているのですが、ここで異論が出ました。後ろを向くと前へ押す力が弱くなるので、押されてしまう。ボールを下に置いて、自分は前を向いたまま押した方がいいのでは、というものです。確かに当スクールでは接点で負けている試合を見ることが多いので、確かに一理あると思いました。6年生くらいになるとボールを下に置いて自分は押す、というプレーを結構見ます。が、問題は下に置いたボールを1年生がどう扱うかで、それをピックアンドゴーして、また下に置いて、とするのでは、パスを回すという当スクールの指導方針に反してしまうように思います。ボールを下に置くのであれば、それを拾って回すというようなその後の展開も同時に練習しないといけないはずで、7人制に備えて練習を始める2年生後半くらいにならないと無理なような気がしますがいかがでしょうか?

最後に、時間があったので、スポーツ鬼ごっこの導入をやってみました。直径2mくらいの円の真ん中にボールを置き、2対2でこれを争奪するものです。攻撃側は円の中に入れますが守備側は入れません。攻撃側は守備側にタッチされたら、5mくらい離れたポイントにもどってから出直しになります。20秒以内にボールを奪ったら攻撃側の勝ち、20秒守り切ったら守備側の勝ちとしました。1対1でマークしながら、攻撃側が入れ違ったりしたらマークを切り替えたりして、周りの状況を見る練習です。ディフェンスはまだまだ1年生には難しく、20秒守り切ったペアはほとんどありませんでした。が、自分がマークしている正面の相手に向かって相方が突っ込んでしまって、お前はあっちをマークと声を掛けても突っ込んでしまったので、自分はもう一人のマークに切り替えたというプレイがありました。H1は声も出ていますし、回りもよく見えています。

 

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