カテゴリー: '22-5年生チーム

8/1 暑い時の練習方法について悩む

8/1 マルチグラウンド 生徒24名 指導員6名 、保護者さん(サポートありがとうございました。)

8/1になりました。例年スクールの年間スケジュール上では今頃は「夏合宿」というスクール最大のイベントがありますが、今年も新型コロナウイルスの影響で2年連続中止になりました。夏合宿のメリットは生徒さんの自立心を育てるという目的と他人の事を思いやることで「チームワーク」が育ちます。(思いやる=目が行き届く=スペースを見つける)しかし今年も合宿もなく、また対外試合もなく、どうすれば「チームワーク」と「スペースの見つける」ことができるのか? オリンピックも始まり、感染爆発も始まり、暑い夏も始まり、緊急事態宣言も始まり「えらいこっちゃの夏休み」の中で日々「うーーん???」と唸る日々を過ごしています。

そこで今回はあえて昔の練習(基本私が大学生の時におこなっていた練習メニュー)をおこない、「チームワーク」「スペースの見つけ方」が可能かどうか?探ってみました。

まず1)ダイナミックストレッチ 2)ライフキネティックトレーニングをおこないさて本題です。

3)「グリッドを使ったパスの練習」をおこないました。 メリットは短い距離で切れ目なくダッシュを繰り返す。声を出してパス交換するですが、、、、 ダッシュはほとんどなく、声もなく、パスは前からくる選手にパスする(フォワードパスになる)など旧式の練習では試合に直結しないことがわかりました。暑さの影響もありますがいろいろ手直しして、キビキビ動ける涼しい時期にこの練習はいれていきます。

4)ランパス :私が高校生の頃は水飲めない世代でした。当時のランパスはグラウンドの端から端まで約100mを延々とトップスピードで走り続けます。このランパスが約2時間、そのあとでスクラム、ラインアウト、モール、アタックディフェンスなどなどが夏休みの練習でした。(合宿時はこの練習が午前で終わって、午後から他校との試合が2~3試合ありました。) 今回は距離を1/4の25mにして走ってもらいました。しかし、、、1)グリッド同様スピードがないのでボールをパスすれば次にボールが戻ってくるまで歩いてしまう。 2)途中から敵(コーチ)をつけましたが、空いてるスペースにボールを運べない。敵と対峙するだけでいっぱいいっぱいでまわりが見えない。 これはあきらかに時代遅れの練習でした。

5)3チームで試合をおこないました。 今回もメンバー選考は選手にまかせてチーム構成を依頼しました。見てての感想ですが 「エビ」がはいるとラックがきれいになり球出しもスムーズです。(ジャッカルは原則ミニでは禁止です。乗り越えカウンターラックを作りましょう!)

試合後 「やっぱ試合はええなー」 という生徒さんの声をチラホラ聞きました。コロナ禍で試合したくてウズウズしているようですので継続して試合はメニューにいれます。 またR12が「タックル決まった!」と言いにきてくれました。しかも「全然痛くなくて気持ちよかった!」 というコメントでした。 そうなんです。タックルがおなかに決まればこのコメントがでます。(そりゃ痛い時もありますが!) 小4でこの不思議な感覚を体験をしてしまったR12に対してコーチがタックルで教えることは何もなくなりました。あとは自分で何度も練習してあの不思議な感覚が増えるよう練習してください。(免許皆伝です。)

最後にすでにスクールから連絡が回っているとおもいますが、体調悪い時は練習休んでください。また練習に来てしんどいくてもガマンせずコーチに「しんどい」と言って下さい。熱中症になって、最悪病院となるとコロナのリスクもありますので!危険です。 今回はR18がダウンしました。(最後に彼は復活はしてましたが)彼は練習「コーチ!しんどい!」と伝えてくれました。R18!ファインプレーです。今ははとても暑い夏です。コーチもメニューはあまり熱量の上がらないメニューを選んでますが自分の体です無理せず。「ゆっくりラグビーと夏休みを楽しみましょう!」

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