カテゴリー: '22-5年生チーム

2年生 ALL OUTオールアウト の夏が来ました。

7月28日 合宿前の練習を15中のグラウンドで行いました。 (選手12名、指導員3名、大学生1名)

合宿を来週に控えていたこともあって「軽め」の練習しようと思ってましたが、3年生と練習試合をすることにしましたので、どっちかというと試合系の練習を選択しました。アップは先週と同じです。「競争」を意識したガチンコの1対1とチーム(勝ったチームのチーム名は 土用の丑の日にちなんで ”うなぎ” 負けたチームはサイズの小さい”ドジョウ”です。)今回はパスの時にちゃんと声がでていたこと! ボールに対してハンズアップができていたことはよかったです。
さらに前回同様 ”動く障害物”として指導員、保護者さんにコースを横切ってもらいました。 ここで選手を見ていると2通りに別れました。

1)ステップを切る人 
2)大回りして動く障害物をよける人がいました。 

同じ仲間のグループのことを思えば 1)ステップを切って 最短コースで次につなぐ。ということがこの練習の狙いでもありますが、2)の安易に遠回りをするという選択もあり、何度やってもその選手はステップ切るよりも遠回りをしていました。この練習はこの遠回りを改善しないといけません。

次に「4ボールゲーム」と「ポートボール」を行いました。この2つのゲーム「前パスはOKです。」4ボールゲームは「とにかくボールを持ちたい」という生徒には面白いですが、そうでない生徒にはボールを触ることはありません。 だったらボールを持ったら動けないようにとポートボールを行いました、ポートボールはボールを持つと前に進めません。味方にパスするしか前進する手段はないのです。私はこれだったらパスをつないでくれるだろうと思いました。しかしここでも理解できない行動を目にしてしまいました。ボールを持った選手は長くボールを持ち、前しか向かず、後ろから「パス」と言った声も無視して前方で敵のマークがついている味方にパスをする。全くダメなら、山なりのボールを前に投げ「味方がキャッチすればラッキー!』という「ええ加減な!」ボールを投げます。
これらの選手は合宿ではタグを頑張ってもらうようにメニューを組みます。 この練習ではS7とY11がめっちゃ良かったです。 S7はゲームそのものをよく知っているのと、元々パスは得意なので味方にパスしたり、味方へパスをフリーでもらえるところに移動して声を出したりとても良かったです。Y11は「声でアピール」がすごかったです。誰よりも大声で「パーーーーース」というのは ラグビースクール6年間で取得してほしいスキルの第1位のスキルです。あの声量での「パーーーーース」を2年でモノにしたY11合宿での活躍を期待しております。

2年生の練習メニューは「考える」ということをどのメニューも入れてます。でも考えずにするとカスみたいな練習になります。カスにならないようにするには当然考えることです。ラグビーは一度試合が始まれば選手が全て考えてプレーしないといけません。ミニラグビーでも試合の時、コーチが選手の後ろに立っていいのは2年生までです。それはまだミニラグビーをどうやったらいいのか?どう動けば良いのか?わからない生徒を正しく指導するためです。だから現在2年生の皆さんにはコーチが後ろに立つべきだと思いますが、合宿をしっかり練習ができたならばコーチは後ろに立ちません。全ての練習で力を残さず出し切ってください。さあ合宿です。今回16人全員参加です。初めて参加する人もいます。3泊4日という長さは多分小学校の林間学校や修学旅行のそれより長いと思います。 1日1日をしっかり 出し切って(ALL OUT オールアウト)して山を降りよう!

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