カテゴリー: '21-6年生チーム

3/4練習「ボールタッチ目標500回」

マルチグランドで15人参加。急に暖かくなり、汗をかくくらいの陽気になったので、子どもたちがバテ気味で、若干集中力を欠く練習でした。

まずは、ラダーとコーンタッチですが、前回ボールタッチが少なかったという反省を踏まえ、ここでボールタッチも入れてみました。全員がボールを持ってラダーとコーンタッチをします。ボールを持っているだけでも、落とさないように気を使いますから意味はあるはずです。今回は、ラダーで123・123という動きをする際に、123で1回ずつボールを浮かし、また捕るという動作を入れることにしました。けっこう難しいかと思ったのですが、これが皆上手で驚きました。コーンタッチの際には、ボールを右左持ち換えます。1周で10回以上はボールタッチするので、ここだけで全員が100回以上ボールタッチできたと思います。

次はTコーチによるリアクションです。ここでも、ボールに対する反応を早くするようなボールの取り合いの要素をいれました。

次は、中抜きその他の練習です。今回は、2つに分けてやってみました。ボール扱いのスキルや理解度に差が開いてきているのが悩みのタネになってきています。別々に分けて練習をすればいいのですが、「キミはこっち」「キミはあっち」とコーチが指定してしまうと1軍・2軍を分けているような感じになります。子どもが2軍指定されたと思うとへこみますし、チームの雰囲気も悪くなると思います。何とかそうならないように別メニューの練習ができないか考えた挙句、今回は自己申告制にしてみました。「「中抜き」の練習をするけど、あっちは硬いボールを使います、こっちはゴムボールを使います。好きな方に並んで。」ということでやってみました。ゴムボール側が少なかったので、「もう少しこっちにきてや」と呼びかけ、2人ほど移動があり、3号球8人、ゴムボール6人で中抜きをしました。

ゴムボール側は、保護者の応援も求めて、ゲートを2か所にしました。人数の差も考えれば、ゴムボールチームはおそらく一人につき2.5倍はプレイできたと思います。ゴムボールでの中抜きは一人50本ほど、3号球チームは一人20本ほどできたと思います。

3号球チームはその後、ランパスの練習。加速しながら受ける、というのもよくできていたと思います。ゴムボールチームは、ボールタッチ数を増やすのと、手キャッチ重視で練習しました。ここで、ゴムボールチームのみの特典として、ちびボール登場です。ボールが小さいと胸で押さえることができないので、必然的に手で捕ることになりますので、手キャッチへ誘導するための導入です。神経組織の発達から見ても、導入にちょうどいい時期になってきたように思います。二人一組でのちびボールのボール交換連続5回を目標。これを3セット。50回くらいはボールタッチできました。それから、一人1個ボールをもって、輪になってスクエア。これもちびボールだとなかなか難しい。ボールタッチは20回くらいでしょうか。本日は、ゴムボールチームが一人250回ずつくらい、3号球チームが150回くらいボールタッチができました。

本日は、1年生からの試合の申し込みがあり、1年生と試合しました。こういう自分がトライできそうな試合には皆出たがるので、待っている子をどうするかが問題です。試合に出ていない子には別の練習をさせようとするのですが、試合の方が気になり集中力を欠く時間帯となりました。

中村校長よりラグビー学会というのがあると教えていただきました。HPをみると、いろいろな研究結果の発表があるのですが、いつぞや豊中でも講義していただいた生駒RCのコーチの方の発表もありました。

http://www.jsr.gr.jp/index.php/summary_list/meeting_no10_2017/760.html

なかなか面白いです。サッカーの練習では1回の練習で1000回ボールに触ることもある。しかし、ラグビーでは、30回から50回くらいしか触らないこともある。1000問の問題がある問題集(あるいは塾)と30問しかない問題集(あるいは塾)どちらを選びますか、という問いかけがあり、なるほどと思いました。この方は、1回の練習で500回のボールタッチを目指したいとしています。これまでの2年生の練習では、最高でも300回くらいです。これを500にするにはさらなる工夫が必要ですね。

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