カテゴリー: '21-6年生チーム

2/12 川西市RS交流戦

とにかく寒くて、開会式の時にはまだ芝が凍っている状態でした。どうなることかとおもいましたが、豊中の試合の時には寒さも少しマシになり、いい試合ができました。結果としては2敗となりましたが、兵庫県のスクールのプレイスタイルに少々驚きつつも、いい勉強をさせてもらいました。

1試合目 VS西宮甲東 4:9 負け(前半2:5 後半2:4)

あまりに寒く、かつ2試合しかないため、それぞれの試合に全員を出場させるという方針で臨みました。相手のパターンに慣れたりするのに一定の時間がかかりますので、どんどん交代させるのは望ましくないのですが、あまりに寒いため、応援だけさせておくのも忍びないと思い、それぞれの試合に前半後半総入れ替えで全員出場という方針で臨みました。

西宮甲東RSは、少人数のチームでありながら、勝つためのパターンを持っており、それをよく練習して鍛えられている好チームでした。兵庫県のチームは、それぞれ必ず勝つためのスタイルを持っているというのを前から感じていましたので、ちょっと調べてみました。

兵庫県小学生ラグビースクール大会というのがあるのですね。トーナメント制で、3日間かけて幼年から6年生まですべての学年で優勝から3,4位までを決めます。昨年11月に第35回大会というのが行われており、西宮甲東RS2年生は、18チーム中でなんと準優勝していました。なるほど強くてびっくりするはずです。

こちらも、練習してきたラックでのプレイはちゃんとできていましたし、ラックではそれほど負けていませんでした。Y9からいいパスが出て、K13が独走トライをしたように、パスがつながるシーンもありました。個人個人のパススキルや走力では負けていなかったように感じました。選手同士がお互いの特性を理解し、役割分担をして組織的に動く、という組織力の部分で負けていたように感じます。

豊中2年のような大人数のチームで、あえてチーム分けもせず全員で試合に出る、というのがコーチ陣の方針なので、ポジションやチームを決めて組織力を磨くという方向性はあり得ません。今はこの位置にいるからこう動こう、こっちにパスをもらいに行こう、といった個人個人の判断力を磨くという方向でやっていくしかありません。その方が10倍くらい難しいですが、その方がいいという信念を持ってやっていきたいと思います。

2試合目 VS川西市 8:9 負け(前半4:5 後半4:4)

飛びぬけて大きな子が一人いて、その子がボールを持って突破するところを起点としての攻撃、ラックでのオーバーなど、こちらも一つの勝ちパターンを持ったチームでした。大きな子の突破をなかなか止められませんでしたが、H15が味方ゴールラインぎりぎりで後ろからタックルをして、この相手エースを止めたシーンは素晴らしかった。また、H20が対外試合での初トライを決めました。紅白戦の時と同じで、ラックから出たボールを素早く拾って、味方陣からかなり長い距離を独走しました。足が速くなったのではないでしょうか。H20が初トライなのはみんなが知っていて、試合に出ていない子らがものすごく喜んでいました。いいチームになってきています。

全体としては、もっともっとボールに触る数を増やさなくてはならないように思いました。

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