カテゴリー: '21-6年生チーム

5/7練習と「ハンドリングルーティン」

いい季節になってきました。今日は、土のグランドでの練習だったので、照り返しがきつく、かなり汗をかきました。

まずは、いつものようにラダーとコーンを使った身のこなしの練習です。今回は顔を上げて周りを見ながら足も動かす、という練習をしてみました。ラダーの枠を一度も踏まないように正確に足を動かす練習をする、というのも一つの方向性ですが、実際にステップを切る際には足元は見ておらず、周りの状況を見ているはずなので、顔を上げて周りの情報を得る練習も必要です。今回はコーチが指で1から5までを作り、ラダーをやりながら数を言わせる練習をしました。はじめのうちは足元に気を取られて「これいくつ?」という声が聞こえない子や足が止まってしまう子もいましたが、だんだんできるようになりました。

次は、すもう5回戦、ボールの取り合い5回戦です。ボールの取り合いでは、絡ませないというのが大切なので、一方がボールを持って、もう一方が絡みに行くシチュエーションでしました。10秒間絡ませなければキャリアーの勝ち、絡めればディフェンス側の勝ちとしました。

次は、いつものようにゴムボールでボールタッチの練習ですが、今後は一人練習できるメニューも取り入れていこうと思っています。サッカーであればリフティングの練習をします。バスケでも、ひたすらハンドリングの一人練習をする時間帯があります。ラグビーはどうも二人以上いないと練習ができないという思い込みがあるようで、私が知らないだけかもしれませんが、一人練習のメニューを見たことがありません。一人練習できるメニューを作り出していって、HAコーチにいただいたラダーのメニュー表のように級分けをしてみたら盛り上がるかもしれないと思っています。今回は、両手を2030cm離して、その間でボールを素早くはたいて往復させる(ボールはたき)下と前と上10回ずつ、右手→左手→右手・・と持ち替えて胴の周りをまわす「胴回し」をしてみました。半分くらいの子がコーチと同じようにできていた感じなので、難度としてはちょうどいい感じだったと思います。

次は、いつものスクエアです。今回も「顔を前に向けておいて、両側を(ぼんやりと)見よう」という指導をするようにしました。投げるのと捕るのがちょうど型にはまるとぐんぐんと回数が伸びるときがありますが、今回はまさに見事に型にはまったチームが出ました。20回を軽く達成したので、どこまで出来るかやらせたところ、なんと174回! 1年次の最高記録は45回だったので、大幅な記録更新です。TRS記録に認定します。

次は、二つ並べて構えたタックルバッグの間を突き抜ける練習です。突き抜けられそうであれば、そのまま行くし、ダメであればボールを後ろに回して出します。ここでは、H2が「行ける。押せ。」とか「出せ」など、とてもいい声出しをしていました。こういうのをみんなが出来るようになってほしいものです。3人1組でやらせていましたが、3人目が何を見ていて何をすべきなのかをもう少し明確に教えることが出来たらいいのではないかと思いました。考えてみます。

タックル練習を少しやって、最後は紅白戦です。相変わらず攻撃力は素晴らしく、点がどんどん入ります。課題はディフェンスでしょうか。横も見ながら出る練習をさせるべきかと思いました。

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