カテゴリー: '20-5年生チーム

8/28練習と「早生まれ」ということ

まず、いつも通りラダー各種とコーンタッチ練習。ラダーで、次はこの動き、と指定した動きができない子がいて、いつのまにか指定と違う動きになっていることに自分でも気づいていないのだと思う、と書きました。この年頃だと、自分の体の動きと意識の関連みたいなものがまだはっきりしていなくて、意識しないまま自然に体が動くように動いてしまっているのではないかと想像しました。

このようなことは、他でもあり、パスを「手で捕る」と何回言っても胸で捕ってしまったり、下から手が出る子がいます。また、二人で連携してディフェンスをする練習でも、横に並ぶことができず縦になってしまったりして、うまくいかなかったりします。

夏合宿で寝食をともにしてみるといろいろなことが見えてくるもので、どうもそういう子たちは「幼い」のではないかという気がしてきました。普段のプレーだけ見ていると、ものすごいタックルをしたり、ステップをきったりするのでそうは見えませんでしたが、週1回たったの2時間、ラグビーの練習の中で見るだけでは分からないことも多いですよね。言われたことを理解して、体の動きにつなげるということに関しては、精神年齢に比例するようです。

そこで思いついて、今回生まれ月調査をしてみました。分かったことは、言われたことがすぐできて、大活躍をしているグループはすべて4・5・6月生まれでした。どうも言葉が通じにくいな、と思っていた子は全て1・2・3月生まれ。この年頃での早生まれのハンデは思った以上に大きいようです。

ただ、分かったことは、いろいろ通じなくても半年経てばできるようになるわけですから、怒ったり焦ったりする必要はなく、待てばいいこと、1年生ですらこれだけ差があって苦労するわけですから、幼年で投げるパスなど到底ムリ、ということでしょうか。

その後は、2on2。直径2mくらいの円の真ん中にボールを置き、2対2でこれを争奪するものです。攻撃側は円の中に入れますが守備側は入れません。攻撃側は守備側にタッチされたら、5mくらい離れたポイントにもどってから出直しになります。20秒以内にボールを奪ったら攻撃側の勝ち、20秒守り切ったら守備側の勝ちとしました。半分くらいの確率で守り切れるようになってきました。攻撃側がクロスしたりして、マークの受け渡しが必要になってきたりするともっと高度になってきますし、戦術を教えつつ続けていくべき練習かと思います。

次に、タックルバッグを二つ並べて、その間を突破する練習です。突破できなかったらパスとすると、最初からパスをしようとして背中から当たってしまい、勢いがなくなるというのがこのくらいの年代での悩みなのですが、突破したら5点、パスしたら3点、ボールを取られたらマイナス3点、と点数をつけることにしたら解決しました。実戦で使えるようにもう少し練習したいと思います。

最後は、正方形のグリッドで、ボールを持って走る相手に対して2人で連携してデフェンスする練習です。両端からのスタートだとかなり守れるようになってきたので、二人が重なった位置からのスタートなど、難しくしてやってみました。これはもう少し練習が必要です。


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8/28練習と「早生まれ」ということ” への2件のコメント

  1. いつもお世話になっております。毎回、練習楽しく見させていただいています。
    月齢の差は大きいですよね。
    練習を見させていただいて、月齢が早い子と遅い子とで混ぜこぜにすれば、全体のスキルアップになると思うのですが、いかがですか?今練習見させて頂いていて、月齢が早い子同士固まりがちになっているので。練習にしろ、試合でも、子ども同士教え合い、助け合いが出来て一年生全体の底上げになるかと思います。
    今後ともご指導よろしくお願いいたします。

  2. h15父さん、コメントありがとうございます。
    こういう指摘を待っていました。
    とても耳が痛いご指摘ですが、みんなで議論して1年生チーム、ひいてはスクール全体が盛り上がるようになったらいいなと常々思っていましたので、このコメントはありがたいです。皆さんもご発言よろしくお願いいたします。
     そうなんです。練習中に何かのゲームをするときなどに、上手な子同士で組めば勝てて気持ちがいいので、子ども達は自分に都合のいい子と何とかして組もうとします。もちろんコーチもそれは分かっているので、「2列に並ぶ」と指示して2チームに分けるふりをして(そうすると強い子同士集まろうとして縦に並ぶので)、「隣の子とペア」と宣言したりして、なんとかばらけるように配慮はしているつもりです。ただ、子どもはそれなりにずるがしこいので、それでも月齢の早い子同士でうまく組んでしまっていて、はたから見ているともう少しばらけるように組ませたらいいのに、というように見えるということですよね。耳が痛いご指摘です。
     もちろん、一部の子が大活躍して勝つようなチームは目指していないつもりですし、そのようなチームが勝ち続けられるとも思われません。全員がその場その場での自分の役割をよく理解して、誰が試合に出てもよく守り、よくボールを回して、みんながボールに触って勝つようなチームが 理想です。底上げが大切というのも正にその通りだと思います。
    おっしゃるように子ども同士教え合い、助け合ってほしいのも山々なのですが、現時点ではコミュニケーション能力がそこまで発達していないので、無理やりにペアを決めると、気を使って上手に教えるというよりは、「あいつと組むのはイヤ」とか、「ちゃんとやれよ」とか面と向かって言ってしまう可能性の方が高く、お互いにイヤかもしれないので、どこまで無理やり決めるかは悩ましいところです。本当に解決するのは、全員の力を上げないと勝てないということをチーム全員が感じ、それに向けて行動することができるようになるしかないのですが、3年生くらいになればそれなりにいろいろ分かってくるので、そこら辺も変わってくると思っています。
     一つ考えているのは、試合などでボールをもらう順を背番号順にすることが多いのですが、月齢の遅い順にする方が公平なのかもしれませんね。いろいろと考えてみます。
    ご意見ありがとうございました。