カテゴリー: '22-6年生チーム

9/23 2年生 茨木RS定期戦

 23日は、茨木RSとの定期戦で、2年生は5試合をしました。例年どおり万博少年球技場で行われ、参加者は生徒18名と指導員6名でした。
 暑さが和らいで、すがすがしい一日となり、ラグビーをおおいに楽しみました。今年は茨木RSと徳島RSに加えて明石RSとも初めて試合をしました。

1.試合の結果
 2年生は、5試合10ハーフごとにメンバーを組んで、各選手は2ないし3ハーフに出ました。試合の概要は次のとおりです。

第1試合 豊中A対茨木A 勝ち 4トライ:3トライ(前半3:1、後半1:2)
 今までに比べて試合前の練習を少し長くしたので、試合への入りは良くなったが、豊中はタックルポイントへの集まりとボールの拾いが一歩遅かった。接戦となったが何とか逃げ切った。
 MOM(マンオブザマッチ)は、ナイスタックルを決めたT21が獲得。T21は他の試合でもディフェンスとアタックに活躍した。

第2試合 豊中C対徳島 負け 7:9(前半3:4、後半4:5)
 豊中のボールへの寄りが一歩づつ遅くて、相手はラックオーバーが早かった。Dfでモールとラックのサイド(横側)を守る選手がいなくて、そこを相手のエースランナーにつかれ、走られて得点を許した。
 体を張ったタックルで頑張ったT15がMOM。T15はアタックでもスピードを生かしてたくさんのトライをした。

第3試合 豊中B対徳島 負け 6:7(前半4:4、後半2:3)
 この試合も接戦となったが、相手は走力のある選手が2名いて、豊中は止められずにトライを奪われた。タックルポイントとラックに横から入る反則が多かった。
 MOMは相手をたくさん止めてボールを奪い、トライにも結び付けたY11。

第4試合 豊中C対茨木B 勝ち 12:2(前半6:1、後半6:1)
 豊中のペースで試合が進んだ。S8とK19を起点にパスをつないでのトライができた。S7のナイスタックル、S2の走りこんでのトライもあった。
 MOMは、2本のライン攻撃のトライにつながる2回のパスの起点となったS8が獲得した。

第5試合 豊中A対明石 勝ち 13:0(前半6:0、後半7:0)
 この試合の豊中はボールに対しての反応が早くて、素早い展開ができた。S6とT21のナイスタックルがあった。
 MOMはパスをしようと周りをよく見て、2本のナイスパスを通してトライを生んだS13が獲得した。
 
5試合の総得トライ数は42、総失トライ数は21でした。
 
2.プレーの内容について
 この試合で気が付いたことをまとめておきます。
①タックルポイントとモール、ラック(いわゆる接点)への選手の寄りが相手より遅くて、ボールを取れないことが多かった。接点に近づくが立ったままで参加しない選手もまだ多い。特に接戦の試合ではこれらが弱点となっている。ボールを奪うこと、獲得することはラグビーの醍醐味のひとつであるので、今後の練習内容を工夫します。
②モールとラックのディフェンスで、両サイドに一人ずつ立って相手の突進を止めよう。まだ練習の回数が少ないので、今から増やしましょう。これができるようになれば、トライを防げます。
③ボールを持って突き進むのは良いが、相手にからまれてノッコンしたり、モールアンプレアブルとなることがまだ多い。相手にボールを見せない姿勢とからまれたら暴れる練習をしましょう。
④接点に横から入ったり、相手側から入ったりするオフサイドが、まだ多い。試合形式の練習でルールを身に付けましょう。
⑤ゲームの中で何本かのラインパスがつながった。まだまだ動作が大きくてボールスピードが遅いが、練習してきたパスができはじめている。
⑥試合への入りがまだよくない。試合前の練習や集合ではコーチの言うことをよく聞いて、整列を素早くして、気持ちを高めてから試合に臨みましょう。試合の時と休憩の時の気持ちのオン・オフの切り換えも大事です。

 選手の皆さんは着実にうまく、強くなっていますが、他のチームも実力をつけています。今からの練習でプレーとルールを勉強して、11月3日の試合を目指してさらに強くなるように頑張りましょう。

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