カテゴリー: '22-6年生チーム

5/3 2年生練習内容 

 3日はマルチグラウンドでの練習で、参加者は生徒14名と指導員6名でした。28日と29日の試合の反省から、良くなかったプレーを取り上げて練習しました。

1、アクションとランニング
 この練習は、ほぼいつも通りに、ラダー、ハードル、マーカーにタッチ、ボールのピックアップ(拾い)とダウンボールを行いました。
 ボールのピックアップは、先日の試合で地上のボールを取るのに、両足を棒立ちにしてボールを拾っていたので、ボールをまたいでヘソの下に位置して拾うことを復習しました。こうすれば相手が突っ込んできても簡単には押し負けません。

2、ポジショニングとオフサイド注意
 特に28日の試合では、試合再開のポジショニング(決まった位置に立つこと)が遅かったです。ディフェンスでは、スクラムでは3m下がること、ペナルティでは5m下がることがあいまいでした。また、動きだし(スタート)のタイミング(スクラムでは相手のバックスがボールをキャッチしたとき、ペナルティでは相手選手がボールに触ったとき)も遅かったので、これらを復習しました。
 モールとラックでは、ディフェンスはオフサイドライン(モールとラックの味方の一番後ろの足の位置)のうしろに並ぶこと、ボールに近づくにはアタックもディフェンスもゲートを通ること、これら29日舞洲の試合前に時間をかけて練習しましたが、この復習も行いました。
 練習ではコーチを含めて5人対5人で試合形式のアタック・ディフェンスを行いました。試合再開はスクラムとペナルティとし、途中でモールとラックを作って、試合途中のポジショニングも確認しました。また、ポジショニンが遅い選手とオフサイドの多い選手は、どんどん交替させました。
 ここまでは基本です。これを覚えたら、次の段階(良い位置に立つ、走るコースを覚える)に進みます。

3、当たってうしろを向いてパスの練習
 試合では、ボールを持ってディフェンスに当たるのは良いですが、相手に抱きかかえられて、モールアンプレアブル(団子状態になってプレーが続けられないのでボールデッドとなり、ディフェンス側ボールのスクラムで再開となってしまう)になることが多かった。
 そこで当たりとうしろを向く練習をしました。ボールを持って強くコーチに当たり、ボールは相手に見えないように隠して、押し続けて前進をします。そしてうしろを向いて(このタイミングが難しいが)、手を伸ばしてボールをできるだけ地面近くに構えて、お尻はコーチに付けたまま後ろ向きに押し続けます。
 練習ではこのボールを下におくまでしかできなかったのですが、ミニゲームではこれに続けてパスがうまくできて、連続のアタックができました。
 とにかくボールをディフェンスに見えない位置に隠して、押し続けることです。
 この第1段階のうしろを向いてのパスができたら、フォロワーがボールをもぎ取ること、フォロワーと一緒に押して前進することの練習に進みます。

4、ミニゲーム
 約10分のミニゲームを2本行いました。ゲームごとに、F(フォワード)、H(ハーフ)、B(バックス)3名を決めました。
 今日練習をしたポジショニングとオフサイドライン、当たってうしろを向いてパスすることはうまくできました。来週はもっと早くできるように頑張りましょう。

5、今後の予定など
 次の試合は、27日の北摂大会と6月3日の40周年記念試合です。それまでの3回の練習では、今日練習したことをさらに繰り返して行う予定です。

 コーチはそれぞれ意見を持っていますが、その発表・発信の仕方と受信後の対応方法について、練習後のミーティングで確認しました。

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