カテゴリー: '22-5年生チーム

5/6 「ざんねんですか?」それとも「ハッピーですか?」

5月6日はマルチグラウンドで練習でした。 この日は豊中RSの元校長先生 自見元校長先生(故人)を偲びみんなで元気にラグビーをする日でした。が、、、、朝の整列の時点では7名のみ、しかしキャッチボールから練習が始まり、1.5mのポールとポールの間を抜けていくステップ(A10うまい!)、次にラダーでアジリティ、そして、スピードリングを使った柔らか頭&ジャンプの練習の頃には12名+体験1といつの間にか増えていました。遅れて来た生徒さんへのお願いです。次回から「しれっ」とグループの中に入るのではなく、1年生コーチ誰かに声をかけてから参加してください!(できれば挨拶がベストです。)遅れて来た生徒さんはアップ不足ため、次の20メートル直線ダッシュではトップスピードに乗ることができませんでした。現在この練習は20メートルまでですが、近々に50メートルまで引き上げます。理由は簡単! 君たち1年生の運動会の徒競走の距離が50メートルなのでその練習もかねて行います。(50メートル走を実施する時はボール片手持ちOKとします。) この後は2人1組でパスの練習を行いました。3m間隔で置いたマーカーを用意します。1人目が最初のマーカーに立ち、彼に向けてパスをします。パスをした人は2個目のマーカーに走っていきパスを要求。1個目のマーカーの人がパスをして3個目のマーカーに向かう。これを交互に繰り返し速さを競います。今回は導入だけの練習でした。次回は競争します。(負けチームにはペナルティーの XXがあります。)
そして、次にタックルについて指導しました。コーチが最初の練習から言っている「お腹にタックルしろ!」というのは前も説明した通り理由があります。個人的な意見ですが小学生のうちは「タックルせんでもええ!」と思っています。理由は「タックルできる肩が小学生ではほとんど作れないからです。」しかし、現状のルールでは小1でもタックル有りです。でっ、、、、絶対安全とは言えませんが、人間の構造上 骨がない場所「お腹」だけしかタックルは認めません。これは君たちが6年生になっても継続します。えっ?じゃー追っかけタックルはどこに入れば良い?という質問があると思います。お腹の裏の腰やお尻の位置 (追っかけタックルなのでフロントタックルよりも衝撃も無く、倒せれればそのまま相手の上に倒れるので一応安全です。君たちがしているスポーツは「ラグビー」ではありません。「ミニラグビー」です。タックルよりも習得しなければならないスキルがいっぱいありますのでこれからも「タックルはお腹」継続です。

余談:以前何年か前のテレビ番組でラグビースクールの特集していた番組を見ました。そのスクールでは「子供の自主性に任せる」ということに重きをおいて指導されてました。だからタックルの指導も子供が「相手の膝に入る!」と言ったことに対してそのまま自主性を尊重し、「膝に入るタックル」をチームの決め事にして試合に臨むという下りがありました。「肩壊れるで!と思って見てました」。 これ見てから 以前指導した生徒さん(現中2)には「お腹」徹底して教えてました。

最後に「ボール両手持ちのみ & レフリーが突然ペナルティーと言って手に持ってたボールでゲームを再開させる変則のミニゲーム」をしました。前回参加してなかったT5は大目にみるとして、L4とH11は再びやってくれました。 なぜ片手がダメか? についてはコーチが君たちに将来両手でやってほしいプレーがあるからダメにしてます。次回の練習ではコーチが君たちにやってほしいプレーをお見せしますので次回は朝スタートからみんな揃うように練習に来てください。(保護者の皆様朝早くから大変でしょうが何卒よろしくお願いします。)

編集後記: 昨日『小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙』ベスト10 で 1位に選ばれたのは 『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』でした。長い進化の結果として、残念な体・生き方・能力をもつ多くの生物を紹介してます。例えば子育てのため2ヶ月間何も食べない皇帝ベンギンのオス、寿命が「2時間」という超ー短命なカゲロウ等々。懸命に生きる生物たちの、残念だけど愛らしい姿にスゴイと思いました。でもこれはあくまでも人間目線で残念に見えるというだけで、地球とか宇宙とかという大きなくくりで見たら、果たして残念なのか? じゃ「人間」はどうなんやろ! 残念かな? ハッピーなんか? どっちなんやろ! と考えてしまいました。 私の結論:数あるスポーツのうちラグビーを選び、引退してからもまだまだラグビーに関わっている私はハッピーだと思いました。 お後がよろしいようで! ではまた来週! 

LINEで送る