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11/3 2年生スクール大会(裏話)

22名になった2年生今回は5人が欠席だったので17名で挑んだスクール大会でした。花園ラグビー場の第3グラウンドで4試合を戦いました。(今は「トライスタジアム」と名称変更されています。)

ここで裏話 :このトライスタジアムはその昔大阪外大(現・阪大外国語学部)が上本町にあった時代に大阪外大のグラウンドでした。 毎年東京外大とラグビーの定期戦をおこなっていました。(なので元ホームグラウンドです。)

2年生にとって対外試合の目的は練習でやったことを全て出し切ること!相手チームの「圧力」「スキル」を体験することです。しかしこの日の2年生は練習でやったことを出し切り、相手の圧力をハネ飛ばし、春のスクール大会に続く、秋の大会も優勝「連覇」を達成しました。春は相手よりタグのルールを理解していたことによるアドバンテージがあったための優勝でした。初夏のころはフレンドリーマッチで対戦したチームに「あんなレベルで勝てるんか?」というぐらいの状態でした。しかし、合宿でチームワークを高めていき、私が個人的にターゲットにしていた秋の大会本番、相手もしっかりと練習してきたなかでのガチンコ対決での賞状ゲットです。素直にうれしかったです。おめでとうございました。

ここで裏話 :2試合引き分けの試合がありました。試合内容では「オーバーステップ」によってトライがキャンセルされたのが数回ありました。「タグを取られてから一連の流れでのパス」については惰性で3歩ぐらい前に行ってもレフリーがスルーできる範囲でしたが100%笛を吹いて戻されました。また、こちらのトライの後で、全員がまだ自陣に戻っていないうちに相手が速攻をかけてきてトライされたり、レフリーがゲームをコントロールできていない試合もありました。(この試合を後ろで見てましたが、レフリーが試合のテンポに追いつけず、試合後「すみません」とポツリ言っていました。)タグラグビーはラック、モールが無いので走ります。特に両チームミスがなければ低学年といえどもレフリーも走力が求められるのでご注意ください。

トライはキャンセルされましたがサッカーでいう「シュートで終わる」という形になっていたので、相手に圧力をかけているな?とは試合中感じておりました。しかもトライにはならなかったですが最後にボールを持っていたのが新加入のR19やS20、そしてS21が「えっ?」ていう顔をしていました。この3名のうち対外試合初トライをしたのがS20です。よほどうれしかったのかここから彼の動きがよくなります。これ以降彼のトライはありませんでしたが積極的に次のトライを狙って前にでるスピードがあがっていました。経験が浅いのに心のそこからラグビーを楽しめたのは良かったです。

ここで裏話: S20以外の新人さんについて書きます。

K17:  「 楽しかった!」 そうですがトライができなかった悔しさがありました。大きい体ですがステップを練習してください。そうすれば相手にとって怖い存在になります。(練習はいまお母さんと取り組んでるアレです。)

K18: 試合後彼の本音が聞けました。今回唯一負けた寝屋川RSさんへ負けた悔しさを語ってくれました。レスリングの経験がありフルコンタクトになればその経験が十分生かせます。その前にステップと走力アップです。

R19: コーチの息子と同期の兄がいるR19はS20と同じく「攻めて」ました。初公式戦にしては予想以上の結果でした。上達スピードが早いのは隠れて練習してます?

S20: 上述してます。

S21: 初心者なのですが一つ一つのプレーが経験者のような動きをするS21!吹田RSさんとの試合では「経験者枠」で起用して彼の能力を試しました。まだ何も教えていないのですが相手に圧力をかけるプレーをしていて積極的に前にでていました。今後教えていくとどんなプレーヤーになるのでしょうか? ワクワクしてきました。

なんだかんだいっても2年生は春秋の大会を「連覇」しました。チャンピオンチームとして次回リベンジされないように更なるレベルアップ、スキルアップを目指してもっとラグビーが上手になるように練習を「全力」で取り組んでください。

最後の裏話: 新人以外のメンバーについて

A1: ステップは キレッキレではなく ヌルヌルとウナギのような感じです。前から言ってますが空いてるスペースに走り出した時、あなたの外側にもう一人味方がいます。パスをしましょう!

S2: ステップはキレッキレでしたが相手につかまる前にパスをするのではなく相手にタグを取らしてパスをすれば相手はS2にタグを返すまでゲームに戻れません。次回までにこのスキルを練習しましょう!

L4: このチームの最高のキャプテンですね! 自らのプレーでチームに勢いを与えることができる選手になってます。ボールを頭上に一旦振りかざしてのトライとボールを片手でわしづかみでトライなどイキってました。(振りかざしてる間にタグを取られる。片手で落としてノッコンというリスクを冒してることを恐れずイキってました。)

K5: 縦突破してタグを相手に取られたときにすぐにボールを味方にパスできればもっとチームのトライチャンスはあったでしょう!パススキルと横への動き(ステップ)を磨きましょう!

H6: H6がボールを持ったら「パスしない、走る」というオーラがでてます。また、ディフェンスでタグとるときは殆どダイビングしてます。最初に構えた時の足の位置が教えた位置になっていません。前から本人に言っているように新しいスキルを獲得するためあたらしいことにチャレンジしてください。

S7: L4キャプテンと同じくらいチームの大黒柱になってます。表彰式までの空き時間に一人本を読んでいたのを見ては感心しました。まだ生まれて10年も生きていないのにこの生き方、他の選手のみなさん真似してみてはいかかでしょうか?  (すごい大人になりますよ!)

R8: 手首スナップを利かしたパスできてますが距離がでてません。手首のスナップは合格レベルなので手のスイングをつけて必ず味方が取りやすいところにコントロールできるようにお父さんと練習を続けてください。

S9: 将来スクラムハーフになるならば「声」がでてません。「パス」や「こっちにパス」とか具体的な指示の声がだせるようにがんばってください。まだまだおとなしすぎます。南アフリカのデクラーク選手のようになれるようにチャレンジ!

N13: 今回 ”タグ3” という後1回でターンオーバーという状況下でトライを取り切ったステップはキレッキレでした。しかも2回もです。あの2トライはチームが賞状ゲットに無くてなならない、ゲームの流れを渡さなかった2トライでした。チームを救ったトライありがとうございました。

H14: H6と一緒でパスはする気がないオーラでまくりです。ステップに磨きをかけ、3タグまではチームのためにプレーするようにすれば自然とトライチャンスがやってきます。それを信じてトレーニングです。

K15: ゴール前の混戦でシレっとボールを取ってトライをしようとしてますが通常ゴール前でゴチャゴチャしたら笛がなります。後ろから声をだして走りこむスキルはチームでトップレベルなのでこのスキル1番を目指して練習してください。

H16: 今回も気が付いたら2トライしてまた私の予想を裏切っていますが、寝屋川RS戦では足がとまっていてゲームに参加せず、「あきらめのオーラ」を出しまくっていました。以前H16が言っていた「3年生でキャプテンになりたい」という言葉、ほんまになりたいなら毎試合キャプテンになったつもりでチームを引っ張るプレーを期待してます。

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2 thoughts on “11/3 2年生スクール大会(裏話)

  1. 一人一人への詳細コメントありがとうございます。
    分かりやすくて、観戦した試合内容が目に浮かびます!
    息子の声出し。
    積極的に教えます。
    コソ練では出来てました
    ^ ^

    • S9父さん 今回の私からのコメントはできるのにやらなかったお子さんには少し辛口コメントをいれました。今回新人さんのほうが合宿組より冗談抜きで元気で勢いがありました。S9は背番号、体格、ステップなど外見はすでにスクラムハーフです。あとはハートだけですよ!