カテゴリー: '18-6年生チーム

5年生 夏合宿

8月4日(金)

・大阪モノレール大阪空港駅1番広場に7:30に集合しました。参加者12名、指導員1名でバスに乗り込み8:00に出発、途中2回の休憩を取り11:00過ぎにハチ高原に到着。作って頂いたお弁当を山の裾野で食べて、各学年で宿舎に入ります。宿舎は昨年同様、「ロッジみゆき」です。

・宿舎に入室後に荷物を置いて早速、ミーティングを行いました。ポイントは2つ。1点目はしおりに記載している「合宿の心構え」を一つずつ子供達に読んでもらい合宿生活の約束を確認しました。指導員からは合宿中(宿舎内や練習中)体の調子が良くない時、すぐに指導員に知らせる様に伝えました。2点目は今回の合宿では2つ向上させたい事として「スタミナ作り」「声出し」を挙げました。スタミナ作りは今回の合宿で他の地区の同学年の子供達に負けないスタミナを身に着ける事。声出しは課題であるライン作りで必要なコミュニケーション作りとして一人ひとりが声を出せるようにと伝え、子供達も理解しました。

・14:00に練習準備を行い、14:30グランドに到着。石拾いを行って、開校式があり、15:00過ぎから早速練習開始です。

  • タイムを測定しながらグランド1周を行い、タイム走を3周行いました。2分→1分50秒→1分40秒と縮めていきました。
  • スペースボール:3分を4セット行いました。子供達に練習ポイントを聞き、「声出し」「空いたスペースに走り込む」「アーリーキャッチ」等の声が出てそれを意識して行うよう伝えました。1セットの間に10回ボールを繋がれたら、罰として70mを往復ダッシュにしました。
  • 8m×5mのグリッドを使い、2:1、3:2を行いました。3:2では長手スペースが余り取れていない事もあり、アタック側がディフェンス側をなかなか抜けない状況でした。
  • 5人一組でタックルバックに一人が当たり、オーバーしてラインにボールを廻す練習をしました。声出しとライン作りを意識しました。
  • タックル練習。二手に分かれ子供達自身がタックルバックを構えタックル練習を行いまいした。「当りの踏込み」と「パック」等を意識しました。

※35mダッシュ3本毎を水入れの合間を縫って入れていきました。とにかく走りました。

・夜のミーティングでは一人ずつ今日の練習で「出来た事」「出来なかった事」を挙げました。その中で3:2のパスを出すタイミングが難しいとの意見が多かったです。「ディフェンス側の陣形をよく見る事」「ディフェンス側は揃って出てきているか、凹凸になっていなか」スタンドのパスを出すタイミングを話し合いました。

8月5日(土)参加者12名、指導員午前中3名、午後プラス3名で計6名参加。

・朝食を取った後、体重と体温測定を行いました。体調がすぐれない場合は体温に出るとおもい一人一人確認しました。9:00前に宿舎を出て、9:00から練習開始しました。午前中は試合になります。

  • キックダッシュ 4人組でキックダッシュを行う。35mの長さを行いました。
  • 4人チームに分かれて30m長さで4か所にマーカーを長さの中で起き、真直ぐに進みながらパスを行う練習をしました。スローフォワードをしない事を意識しました。
  • タックルバッグを持った子供を左右段差位置についた一人一人が、二人で合わせてオーバーする練習を行いました。ゲート部分にマーカーを置き、必ずゲートを通るようにしました。試合前なので気持ちを入れていきました。
  • 試合前のライン合わせ。
  • 7分ハーフ、14分の試合を2本行いました。2本目の試合で気持ちが入っていなく思った様な結果が出ませんでした。試合後、指導員が入らず子供達自身で課題を言い合える時間を作りました。

・午後3:00より練習スタート。午後は午前中試合でコンタクトが多かった為、スタミナ作りとライン作りにポイントを絞りました。

  • 70m×30mのグリッドの廻りを走るタイムランを行う。最初、ジョグで走ってタイムを測定。その後、タイムランで1周30秒を子供達はボールを持って走る。癖から片手で持つところを両手で持つように指導員が走りながらチェックして指示をしていった。コーチも含めて走るがなかなか全員で30秒を切れなかった。全員で切るまで走り、計10~12周ぐらい行った。最後、ギリギリだが30秒以内で走れて終了しました。
  • 3:2を広い面積を使って行いました。グリッドの真中に3:2が集まり、合図とともに3人のオフェンス側と2人のディフェンス側にラインを作り、ハーフがスタンドの合図でボールを出します。今回はオフェンス側のラインは各々、距離と深さをとり、コートを広く使う事を目的に練習した。そうすると二人目のディフェンスが流れて3人目のディフェンスに行きにくい状況が生まれました。只、課題として長いパスが苦手な子供達はパスが上手く通らないケースが出てきた。指導者がわも子供達の中に入り、一緒にオフェンス、ディフェンスを行いました。

・練習後、入浴して野外バーベキューを行い、美味しく楽しく食事を行った。その後は恒例の花火大会。※指導員、父兄の皆様、準備にお世話に本当に御苦労様でした。

  • 夜のミーティングでは昨晩と同じ様に一人ずつ「出来た事」「出来なかった事」を発表した。午前中の試合の反省が多く、指導員からも気持ちが入っていない事を指摘された。
  • 子供達からもキックを使う事の質問があったが、指導員の考えとしてコントロールが出来ていないキックを蹴っても相手にみすみすボールと攻撃の権利を与えるものとの指摘があり、使用したいのであれば先ずはキックコントロールを身に着けるようにと伝えた。
  • 他の指導員から今回の合宿で何か一つでも出来なかった事が出来るようになろうとの提案があり、子供達も翌朝、早目にグランドに行き、自分が苦手なキックやパスを練習する事になりました。
  • その他:指導員、父兄の反省会の際に中学生の指導員から中学生がどの様な練習をしているか、練習の体験参加を呼び掛けられる話があり、5年生単独で参加する事になりました。

8月6日(日)参加者12名、指導員午前、午後計7名参加。

  • 朝8:30過ぎに宿舎を出て、9:00前にグランドに到着。その後、各々の出来ていないキックを中心に個人練習を行いました。9:30から全体練習。早速、中学生の練習に参加しました。
  • 普段、行わない練習に参加して、中学生、中学生の指導員が丁寧に教えて頂き、練習に参加する事が出来ました。大きな違いは「声出し」これはコミュニケーションの一環でボールキャリアーの後ろから指示するときに自分の位置等やボールをもらうタイミングを大きな声で伝える。5年生と声の大きさや指示の細かさが大きく違い、子供達も大いに勉強になりました。※中学生のコンタクトの激しさも皆、実際に目で見て驚き参考になりました。
  • コンタクトプレーの練習もタックルされた後のダウンボールで相手側に倒れても、自分の位置を素早く味方側に向けてマイボールにする練習等を行いました。
  • 全体的に中学生の練習に参加して5年生の子供達や指導員に印象が残ったのは声が良く出ている事。動きが早い(集合と言われたときの集まり方が早い→これは試合の時の判断力、行動力に繋がる)一つ一つの練習に真剣に手を抜かずに取り組んでいる等、多くの事を学べました。中学生との練習後、中学生キャプテンからエールを送られ、小学生キャプテンからお礼を伝え、子供達、指導員混じって皆で写真撮影を行いました。
  • 中学生と別れた後、午後の試合に向けてタックルの練習を行いました。

※中学生の皆さん、中学生指導員の皆さん、本当に有難うございました。

午後3:00より練習開始。順番に各学年で記念撮影を行う。

・4:00より7分ハーフの計14分の試合を3試合行いました。昨日の反省から3本とも気持ちが入っており、皆、精一杯力を出し切る事が出来ました。

※試合をして頂いた学年の子供達、指導員には本当に感謝いたします。

8月7日(月)台風の影響の為、練習中止になり、そのまま部屋でレクレーションを行い、昼前から帰宅準備をして大阪に戻りました。

  • 今回の合宿では全体では「スタミナ作り」「声出し」をテーマに挙げましたが、随分と試合等で出てきている感じを受けました。声出しの目的であるライン作りも向上出来たように思います。
  • 9月に入ると試合が増えますが、自分が苦手と思っているキックやパスを常に意識して練習を行う様にして、1学年が終了するまでに一つでもいいので出来なかった事が出来るようになってほしいと思いました。
  • 父兄の方々、各学年の指導員の方々の協力があって合宿を行う事が出来ました。本当に感謝いたします。

 

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