3年生になり、ルールが大幅に変わりました。1,2年では、とにかく横に並んで近くにいる人にボールを渡せばよい、みたいな感じだったのですが、キックオフやスクラム、ラインアウトなどの際の並び方やオフサイドラインなど、理解しなくてはならないことがたくさん出てきて、急に複雑になります。一気に全部覚えて、どのポジションでもできるようになるというのはムリなので、とりあえず4月だけ、ということでフォワードとバックスを適当に分けて練習してきました。そのため、この2日間の試合も4月の割り振りに従ったポジションでの出場となります。
現時点でのパススキルや理解度でポジションを決めてしまえば楽ですし、勝てるのも分かっているのですが、それだとボールを持てる子と持てない子が固定されてしまい、上手な子はさらに上手になり、現時点で遅れを取っている子とはどんどん差が開いてしまいます。それではつまらなくなって辞めてしまう子が出ますし、後から入った子のチャンスがなくなります。ということで、ここでもなるべく均等にチャンスを与えよう、というのがコーチ陣の総意です。そうするとポジションをばっちり決めて、サインプレーまで練習してくるような強豪チームにはしばらくは勝てないだろうな、という予測の下に試合に臨みました。
4/28伊丹交流戦
VS尼崎 12:0 〇
相手ディフェンスのプレッシャーが緩く、自由にボールを回すことができました。パスがウィングまで回ったところで相手ディフェンスを振り切ってトライ、というシーンをたくさん見ることができました。S12が4T,H7も4T、T11が3Tでした。人数の足りない相手チームに助っ人として出場したM19、H20お疲れ様でした。
VS伊丹 3:6 ●
きれいにラインを作ってどんどん回してくるとても上手なチームでした。回されるうちにこちらのディフェンスのほころびをつかれ、6失点。こちらはうまくボールが回らず、K8、K13両エースの個人技で対抗しますが、及ばず。このレベルの相手にこのチーム分けで大善戦だと思います。
VS三田 1:3 ●
この試合も伊丹戦と同じような試合運びとなり、もう一つボールが回らず、なかなか得点できません。そうこうするうちにこちらのディフェンスのほころびをつかれ3失点。最後にK8の意地のトライで反撃しますが及ばず。
4/29 カーニバル
VS茨木 3:9 ●
前日の伊丹戦と同じような試合運びになります。回されるうちにこちらのディフェンスのほころびをつかれ、9失点。こちらはうまくボールが回らず、個人技で対抗しますが、及ばず試合終了。
VS八尾 5:5 △?
この試合も前の試合と同様の試合運びとなり、こちらの記録では3:6か7くらいで負けたはずなのですが、レフェリーの記録によれば引き分けとのことでした。
VSみなと 7:1 〇
4チームでトーナメントが組まれており、負け同士の試合となりました。
相手もあまりパスが回らず、2年生同士のような試合になりましたが、走力に勝るTRSが得点を重ね勝利。
VS大阪中央 7:4 〇
公式記録によれば1回戦が引き分けだったのでじゃんけんとなりましたが、順当に負け、負け同士の試合に回りました。暑い中での4試合目で総力戦となりますが、まんべんなくトライを重ね、勝利。H20が隙をついて飛び出し、一気に走り切ったトライはナイスでした。周りが見えるようになってきていますし、足も速くなっています。
この2日間で課題は見えました。3,4年ルールになり、初めからラインを作っておいてボールを回すという試合運びが求められているのですが、それができるスキルがあるのはまだ全体の3分の1くらいです。全員が手首を効かせたパスと手キャッチができるようにならなくてはいけません。まずは徹底したパス練が必要です。
また、デフェンスの場面では、隙間がないようにラインを作らなくてはならないのですが、まだなぜかモールの真後ろに入ってしまう子もいて、ディフェンスラインの作り方も課題です。