カテゴリー: '21-6年生チーム

11/23練習と11/25練習 「一つずつ」

二日間ともほぼ同じ内容の練習をしましたので、まとめて報告します。

まず、いつものようにラダーとコーンタッチ、リアクションの練習です。かなり時間をとってこの練習をしていますが、成果は明らかに出ている気がします。

次は、スピードを落とさず走り抜けながらボールをもらう練習です。この練習の際には、どうしても止まってボールを受けてしまいがちです。これは、スピードを落とさないで走ることと、ボールを受け取ることの二つを同時にしなくてはならないので難しいのだと思います。

こういう場合、要素に分解して一つずつやっていくのがいいのではないかと思いました。 1 まず、スピードを落とさずコーチの手にタッチして走り抜けるだけ、2 次はボールにタッチして走り抜けるだけ、3 そのスピードのまま、コーチが持っているボールを胸に入れて走り抜ける、4 浮かせたボールを捕る、5 子どもにパスを出させる、というのをそれぞれ数回ずつやってみました。止まって捕ってしまっていたのが、胸に当たって前にはじく子がやっと現れ始めました。いい傾向です。これを前にはじかないように捕る練習なのですから、やっと意味のある練習がすることができるようになってきました。

次は、前回に引き続き3人1組で真ん中の子がボールを持ち、タックルバッグに当たってから右左どちらかの子にパスを出す、という一種のオフロードの練習をしました。相手を引き付けて、コンタクトの前にパスを出す、というのはまだ難しいので、つかまってからパスを出すことになりますが、そういう練習はあまりしたことがなかった、という反省から考えた練習です。そういうラグビーをさせたかったら、そういう練習をしなくてはなりませんよね。

そして、これも一つずつです。1 まず、ふつうにタックルバッグにあたって、右左どちらかにパス。これを数回ずつ。2 次は、タックルバッグを持ったコーチが二人目にもついていってディフェンスします。3 だんだん厳しくついていくようにします。4 二人目を別のコーチが止めます。ここでは3人目がフォローに入らないと抜けません。しかもできる限り走りこんでほしい。ここで、いい勢いで走りこんできた子の胸に当たってはじいてしまうシーンが増えてきました。まさにこれを捕る練習をしたいわけですから、とてもいい練習ができたと思います。

24日は、摂津RSの子が3人参加してくれました。最初のうち、摂津の子は当たりながら倒れこんでしまっていて、いつもここでラックを作ってボールを出す練習をしているのだろうと思いました。チームによっていろいろ違ってきますね。

最後は紅白戦です。よくボールが回るいい試合になったと思います。23日は、1年生とも試合をしました。全員を出したいのですが、体格差が大きいので、5回パスをつながなくてはトライできないという自主ルールを決めて臨みました。けっこう上手に5回パスをつないでトライしていました。着実に上手になっていますね。 26日の試合が楽しみです。

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