カテゴリー: '21-6年生チーム

12/18練習と「パスを出す」

今日はスクール生11人と体験のKちゃんが来てくれて、12人での練習になりました。

今日も少し前にほぼ全員来ていましたので、川渡りゲーム(ボール当て版)をしてみました。これまでやったことのある練習の変型版として説明すると、子ども達にも理解しやすく、すんなり入ることができますね。先週の試合では、パスキャッチについてはほぼ合格レベルに達していましたが、投げる方がまだまだと感じました。そこで、今回からは投げる方を練習していくことになりました。ルーティン抜きに、投げようと思ったところへパッと投げられるようになるのが目標です。川の中のワニさんは二人、ボールを持って待ちます。他の子は、川を駆け抜けます。川の中にいる間にボールを当てられたら交代です。視野を広げて、いろいろな方向から走りこんでくる子を見つけ、その方向・速さなどなどから当たるところへボールを投げられるようになることを意図しています。全然当てられないかと思っていましたが、やってみたら2,3回に1回は当てることができ、意外に能力が高いことに驚きました。皆オーバースローになっていたのが予想外でしたが。けっこう盛り上がったので、練習前の遊びとして取り入れていこうと思います。

練習はいつもの通り、ラダーとコーンタッチ。いろいろな足の運びにチャレンジしました。

次は、いつものようにゴムボールでボールタッチの練習。両手投げ上げで3回拍手10回×3セット。ボール交換10セット×3。今日は少し時間を長めにとり、キックキャッチ、ゴロパントを拾う、横パス6対6などをしました。素早く投げる練習として、2人で1個のボールを10往復など。いつも、ノルマを1番にできたチームに手を上げさせて、1番、2番・・・と認定しているのですが、体験のKちゃんのペアがボール交換10回で1番になった回がありました。Kちゃんはボール扱いもなかなかのものだし、今回はまだ遠慮がちでしたが、思い切りやり始めたら素晴らしい身体能力を発揮しそうです。ぜひ来週もきてくださいね。

次は、オーバーの練習です。倒れている選手を想定した低い障害物を置いて、その脇にボールを置いて、横の方から22でスタートします。3回目なので、かなり慣れてきて、一直線に横からボールに入ってしまうようなことはなくなってきました。相手が目の前に来ているの見て、ボールを拾わずにオーバーに行って、味方にボールを拾わせるプレーも増えてきました。オーバーに行くか、ボールを拾うか、という判断が重要だと思うので、これも当分続けたい練習です。理解が進んだところで、K5から質問が。「先週の試合でラックの横から相手にボールを拾われたけど?」そうなんです。確かにそんなプレーがありました。理解したうえでそれを覚えていて、ここで質問するK5は素晴らしい!「レフェリーが見落とすこともあるけど、うちはフェアプレーでいこう」と返事をしましたが、レフェリーも腕を磨く必要がありますよね。Hコーチも紅白戦で毎回2、3回はミスジャッジがあります。まだまだです。

次は、Tコーチ考案のパスを投げる練習です。2人チームで、パスを投げる子が動くのは禁止、もらう子がディフェンスをかわしていろいろ動いて、パスをもらいます。3回失敗または、インターセプトで攻守交替。パスが通ったところで、キャッチした子は停止、この子が今度はパスをして、ゴールラインを越えてトライしたら勝ちというゲームです。ディフェンスも激しくチェックしますので、レシーバーが一生懸命動いて、1秒間ぐらいだけ、ここにもらったらパスが通る、という瞬間があります。そこにパスができるようになる練習です。見てから投げる、というより「ここに顔を出すはず」という予測をした上で、そこに投げることが必要なのでしょうね。新しい練習なので、少し戸惑っていました。とてもいい練習だと思うので、しばらく続けたい練習です。最終的には、チーム全員がどんどん走りこんできてボールをもらうようにならないかな、と夢想しています。

最後に紅白戦です。広がって長いパスを出すのは、言われなくてもどんどんやるようになって、パスもよく回り、とてもいい試合になりました。パスが回るせいか、モールからボールが出なくてパイルアップをとるシーンがほぼありませんでした(ラストワンプレーはゴールライン上だったので、つい長く見てしまいましたが。)。これ以上持ち続けると絡まれてボールを出せなくなる、というタイミングが分かるようになってきたのかもしれません。失点後のキックオフなどペナルティ以外でも、素早くセットしてクイックスタートというのもどんどんやっていました。また、T16が「今日はS3にボールが回っていないから」といいながら、S3にパスをしたシーンがありました。T16はいつも全体がよく見えています。

 

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