11月26日(日) 5年生 静岡招待試合
1試合目 豊中vs静岡 6:1
▽豊中は出足から果敢に攻め常に優位にゲームを進め主導権を握る事ができましたが、逆に相手に合わせてしまう、いつもの悪い癖が出て個人技に走り、オープン展開もいつもの切れがなく、BD(ブレイクダウン)でも緩くなり激しさと力強さが感じられないゲームでした。※全体的にタックルの入りが高いです。折角横が広いのにワイドにライン展開が出来ていなかった。
2試合目 豊中vs生駒 2:3
▽この試合も何となく気が抜けている感じが否めない試合展開でした。とにかくBDの攻防においては後手に廻り、何度もターンオーバーされる展開になりました。ポイントには行っていますが孤立して、さらに完全に越えきれないから相手のターンオーバーの餌食になった感がしました。しっかりとボールの上を越える、完全に越えきるといったいつもの練習でやっている事が試合に生かしきれなかったです。
3試合目 豊中vs箕面 4:3
▽この試合も静かな試合でした。声も殆ど聞こえず、ましてやリードの声も殆ど聞こえませんでした。(我々の見ていた場所が遠かったせいもありますが)相手にかなり大柄な選手がおり、必死にタックルに行っていました。最近豊中6年生と頻繁に試合を組んでもらった経験が生きてきました。この試合で気になったのは内側に切れ込んでくるプレーヤーに対するディフェンスが甘い事です。うちのSO、CTB当りのディフェンスはどの試合でもかなり止められていましたが、SH、FWのカバーディフェンスがまだまだ甘いです。内に切れ込んでくるプレーヤーはカモと思って真後ろに倒さないと駄目です。
総評)
- パスの精度とスピード
- BDの力強さと激しさ~相手より早く入る、3人/3秒で出す、ボールの真上に入る、完全に越える等々。
- 2次、3次のディフェンス。
- 外からのリード~もっとWTB当りがわめき散らしていたらトライが取れていると思います。
- 個人の力強さ~タックルされて簡単に倒れすぎでは。1人2人引きづって前に出る強さ、もう3秒耐える力強さとバランスを付けてほしいものです。体幹を鍛えましょう。
- グランドの広さを活用してワイドのライン攻撃が出来たのに個人技に頼ってしまっている。
もっとテンポの速いラグビーが出来たはず。豊中らしい観衆を魅了する様なハイテンポのオープンラグビーを目指しましょう。そして個の強さ、スピード、バランス、さらに組織として試合中のコミュニケーション、リードを意識させていきたいものです。
by:kawasaki