カテゴリー: '21-6年生チーム

11/26交流戦

26日は、静岡RS来阪に伴う交流戦でした。

静岡RSからは6年生のお兄ちゃんについてきたNO39Yくん一人が豊中RSチーム側に参加してくれました。これが走っては4トライ、ナイスパス、ここぞというところでチームを救うタックル、と大活躍で勝利に貢献してくれました。結果は4戦4勝でした。

フレンドシップマッチなので、お互いちょうど半分ずつになるように分けて、均等に出場させながらA対A、B対B、B対A、A対Bと試合をしました。ハーフを1と数えると、こちらは19人参加だったので、一人につきほぼ2(ちょうど1試合分)しか出場できず、若干不完全燃焼だったかもしれません。

嬉しかったのは、とにかく立ったままパスをつなごう、というゲームプラン通りの試合を4試合とも見事にやってくれたことです。ここ3回ほど、立ったままパスをつなぐ練習をしてきましたが、それが実りました。5,6回連続で外へ外へとパスが回ったシーンもありました。S10がわざと捕まって、自分に相手を引き付けておいて、余ったウィングのK17にパスしたシーンもありました。自然発生的にこうしてオープンにボールが回るようにならないかなと夢想しています。

負け試合で、練習通りのプレーをしてくれなかった、なんてコーチとしてはつい愚痴を言いたくなる時がありますが、それは試合でもできるような練習をしていないからであって、子どものせいにしてはいけないな、と痛感しました。

また、フリーでボールをもらったら、そのまま走り切れる走力を持った子がたくさんいるチームになってきました。まだチーム歴の浅いM19が、味方ゴール際でラックから出たボールを拾い、長躯トライをしたシーンもありました。M19は急に足が早くなった気がします。ラダーやコーンタッチ、リアクションの練習など、足の動きと相手への反応に重点を置いてずっと練習してきていますが、それが実ってきているように思いました。

反省点としては、タックルができないために相手に立ったままプレーをさせてしまったハーフがあったことでしょうか。そのハーフはほぼ拮抗し、ハーフだけ見たら同点か、負けていたハーフがありました。ただ、これもパス練習に重点を置いていたことと、タックル練習で、力の入る体勢をうまく教えることができていないことによると思いました。ガツンと当たる練習も必要と思いますが、それだけだと、怖がる子には、よける練習を繰り返しさせていることになり兼ねないように思います。ガツンと当たる必要はないけれども、まず捕まえて、そこから力の入る体勢を作って、押し込んで倒す、みたいなことをできるようにする練習も並行してする必要があるのではないでしょうか。

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