カテゴリー: '21-6年生チーム

ゴムボール

幼年から1年生くらいはものすごくボールを怖がります。
どんなに優しく投げても、怖がるあまり目を背けながら手をまっすぐ前に出すので、突き指をしてもっと痛いということになります。こんなに怖がるのではとてもパスの練習にならないのではないかと思いました。
いろいろ実験をした結果、飛んで来るもの自体が怖いわけではなく、ラグビーボールが怖いのだということが分かりました。ラグビーボールが硬くて重いことをよく知っているのですね。

そう思って考えてみると、当たり前で、小学1年生の平均体重は21kgほどなので、コーチの平均体重の4分の1くらいです。ということはボールの重さを4倍くらいに感じているはずで、3号球は500gくらいなので、大人であれば2kg、中身の入ったペットボトルが飛んできている感じになるはずです。しかもキャッチのスキルが不十分なわけですから、ペットボトルが不規則に回転している感じを想像すれば、怖くて当然だと思います。うちの子どもにもインタビューしてみましたが、1年生の頃は手の力が足りないのでどうしても胸で受けることになった、というようなことを言っていました。

それならどうしたよいか。100円ショップで売っているゴムボールであれば怖がらないことが分かりましたので、当分はそれを使ってどんどんボールに触ることに決まりました。
毎回200回強(目標は300ですが)くらいはキャッチしています。3000回くらいキャッチすればそれなりに形になってくるかと思っています。このペースでいけば、3000回を達成するのは夏合宿前くらいになりそうですが、その頃になればかなり形になってくるのではないかと期待しています。

保護者の皆さんも、できる限り子どもにボールを触らせるようお願いします。

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