カテゴリー: '16-6年生チーム

5年生 9/23 茨木RS交流戦に参加しました。

先日のラグビーワールドカップ イングランド大会での日本代表の歴史的勝利の熱気がまだまだたっぷり残っている中、豊中RS5年生は万博少年球技場にて茨木RSさん、徳島RSさんと戦いました。

結果は以下の通りです。

豊中A     5 – 2  茨木RSさん 勝ち

豊中A2   1 – 5  徳島RSさん 負け

豊中A1   3 – 3  茨木RSさん 引き分け

豊中 A1  & A2 MIXにして 紅白戦 (紅組の勝ち)

豊中A    12 – 1 徳島RSさん  勝ち

豊中3チームエントリーに対して茨木RSさん、徳島RSさんが1チームエントリーだったため、どうしてもA1 & A2 の選手には紅白戦という形での試合となってしまいました。A1 & A2 で出場した選手のみなさん誠にすみません。

各チームごとに簡単に振り返っていきたいと思います。

まず豊中A  スクールでの練習、選手個人個人の自主練習などにより、毎試合、選手全員が常に今できるベストパフォーマンスを見せてくれます。今回も茨木RS戦などは入りは良かったと思いますが、久しぶりの対外試合だったので、見ていてなんか重そうというかしんどそうに見えましたが、そういう状態でもチームとしては崩れることもなくスクラムハーフ、スタンドオフのハーフ団からいところに彼らの凄さを見ました。その証拠として徳島RSさんとの試合ではさきほどまで溜まっていたガスが抜けたかのようにいつも以上の軽快なテンポでパスを通してトライを重ねました。また夏休み前に足の怪我から復帰初戦のT18はブランクを感じさせるどころか何度も連発したウイングへのラストパス!や 相手に捕まれながらのオフロードパスのどちらも”ココっ”というタイミングでパスを放っていました。またタックルも今まで以上にキレていて怪我による出遅れ感もなく、今後の活躍が楽しみです。またAチームには一定の規律があるようで反則も少なく、また倒されてもロングプレースを使って、なんとしてもボールをつなぐという意識が全員に浸透しており、このままこの集団はどこに行くのだろう!という思いがあり ますます彼らの全国デビューが待ち遠しくなってきました。

次にA1 、 A1の選手個人、個人のスキルレベルはA の選手と比較してもほとんど同じくらいなのですが、バックスは”ココっ”というときにパスがでません。フォワードもまだまだ大人しく、もっと前にでる”貪欲さ”が少し足りません。ということでこの秋のシーズンはフォワード担当している選手は倒れずにもっと前にでる練習を頑張ってもらいたいです。そうすればこのチームはワンランクレベルアップしてくれたら攻撃パターンが増えて強くなるでしょう! 試合前このチームには ”勝ち負けの結果を気にせずまだまだできないことをしてみよう!” とアドバイスして送り出しましたが、茨木RSさんとは1点を争う攻防となったため、私の試合前のアドバイスも飛んでしまい、”勝ちたい意識”が全面にでて、今までのスキルだけで戦ってしまいました。負けなかった!という気持ちの面では安心してと思いますが、コーチ的にみると ”もっとできるやろ!”という少し不満の残る試合となってしまいました。しかし、次の紅白戦ではいろいろとチャレンジしてくれたので、この状態をもっと高めて次回の対外試合では必ずチャレンジするようにチーム間の連携をもっと強くしてください。(私も口すっぱく注意してくつもりです。)ここでの注目はフォワードのY5、K20、体は大きい2人ですが彼らが腰を低くし、パワーフットを十分利かして相手に当たることができれば相手を吹っ飛ばせるパワーは十分あるはずなんです踏み込みが少したりません。”ドン”という感じを意識して踏み込んでみてください。違う世界が待ってますよ!

そしてA2 です。スタンドオフのポジションだけA1から助っ人を借りてきてあとは夏合宿で見てる人の魂を動かしたメンバーで戦いました。初戦の徳島RSさんとの戦いでは相手の生徒数の都合上、5年生以外に4年生または6年生が助っ人加わる混成チームでしたのでやはり力の差がありましたが、一気にというわけではなくじわじわという感じでした。このA2の選手に足らない、このじわじわを押し返す力が必要です。

H7、R24の2人は ずばり遠慮(えんりょ)しすぎです。ラグビーでおとなしいというのは悪いことではありません。しかし、相手を吹っ飛ばしたり、相手にタックルする時などにそのおとなしい状態からすぐキレキレに気持ちを切り替えるのは時間がかかってしまいます。最初からキレキレで試合に臨んでみてください。絶対うまくなりますよ!

K31、K33、K35、K36の4Kのみなさん!(なんか高画質なテレビみたいですが)他の選手に比べてラグビーキャリアは浅く、まだできないことが多くあります。特にK36はこの試合途中交代のあと味方がトライした時に ”僕がいないほうがいいんや!”と涙を流していました。できなくてあたりまえ!できることから始めてみようと言って、試合に戻したところ、いままで小さく声でシャイな彼から”大声でボールを呼び込もうとする彼がいました。手を挙げてボールを呼び込む姿はカッコよかったですね!この姿勢がA2全員に必要です。できないなら何度でも何度でもチャレンジです。(10000万回ダメでも100001回目はわかりませんよ!)

T30、D34は K8がチームを去ったあとは遠慮のない君たち3人がまずはチームを動かしていってください。今はワールドカップもTVでやっていて、スタジアムにいけばトップリーグの試合などたくさんラグビーに触れる機会があります。どんどんラグビーの試合をみて、トライをとる時のイメージを膨らませていってください。

最後に試合が終わって帰る時K16が試合にマイボールを持ってきていました。クルクルボールを回してボールに触れる機会を増やしていたのです。(だから最近パスうまくなってたんですね?) 彼女や5年生全員が卒業するまでに私もどんどん新しいラグビースキルを研究してみなさんに伝えていこうと思ってます。(某全国3位の高校の練習やトップリーグ2連覇中のあのチームの練習なども見て、みなさんにフィードバックしたいと思ってます。)さあ秋シーズンは始まったばかり5年生のみなさん!どんどん貪欲になんでも吸収していくぐらいの意気込みでこれからも頑張りましょう!

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