カテゴリー: '16-6年生チーム

三年生がいいやり方でいい『結果を出す技術』(後篇)

(ページ時数制限超過につき前篇に続く)

⑥大工RS vs オリエンタル

オリエンタル急行は発車から快調な滑り出し。柔らかな身のこなしを持ち味とするR26が青芝深いピッチを縦横に駆け抜け先制トライ(Man of the Match)。次いでゲームキャプテンJ22が立て続けに2トライし折り返し。後半はJ22の独り舞台。チーム4本目のトライを加点(Man of the Match)。タックルを外され2トライ献上してノーサイドという不細工な終電車となりましたが、堂々の優勝!おめでとう。

三年生全員で反省と個人表彰を行った際、長い怪我療養でも練習・試合に休まず来てくれ仲間やコーチを献身的にサポートしてくれたA11をMan of the Supportとして表彰しました。

一昨日ジャパンと対戦したNZ代表は、100年以上前からマオリの「ハカ」を行ってきています。この「ハカ」は対戦相手を威嚇するものではなく、相手を上回って自分たちがいいプレーをするためのものだそうです。この「いいプレー」とはどういうものかを考えるとき、麻雀で人間力を高める活動を行う桜井章一氏の表題の本にあった「いい見切り」という言葉を思い出します。

『結果を残そうと必死になるあまり、引き際を見失い失敗してしまう人を私は昔からよく目にしてきた。引き際を見極めるためには「見切り」ができなくてはならない。ただ、この「見切り」には「いい見切り」と「悪い見切り」があるから注意が必要だ。「悪い見切り」にはいくつかのパターンがある。勝負事で言えば、戦いの中でミスを重ね「もうダメだ」と早々に見切りをつけてしまう人がいる。また、それとは逆に勝負を優勢に進め「もう勝ったな」と見切ってしまう人もいる。これらはいずれも「勝負を途中で投げ出している」という意味では同じことである。どちらも自分の可能性の幅を自らの手で狭めてしまっている。』

桜井氏は、「結果は後からついて来る」ものなのだから、結果を恐れず、最初の一歩を踏み出そうと言っています。ノースフェイスとサザンの今日の悪い結果に怖気づいたり、思考停止することなく、新たな一歩を踏み出そうと思った大会となりました。

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6 thoughts on “三年生がいいやり方でいい『結果を出す技術』(後篇)

  1. コーチの皆さん、世話係様、昨日は有難うございました。全勝とはなりませんでしたが、それぞれにチームワークが良く熱い試合を見せてもらいました。サザンチームはあと一歩、本当に残念でしたが、悔し涙してまた強くなると思います。来年リベンジしてほしいものです。有難うございました。

  2. R21父さん、

    キックオフのドロップキックといい、積極的な攻撃といいチームのために何ができるかを考えた行動が顕著です。あとはウィンガーらしく外で勝負してくれれば言うことありません。外に行かずに内にカットインするとき、内側の腕をを大きく振り回す仕草が印象的でした。次回もサザンチームでやりたいですね。

  3. お久しぶりです、akabaneです。相変わらず、熱く気迫のこもった試合を行っているみたいですね。Fukushimaコーチのコメントからも、子供たちのより一層の成長が目に浮かび、これから益々楽しみですね。
     保護者の皆さん、お礼が遅くなり申し訳ありませんが、以前頂きました、子供たちの写真と寄せ書きは、自分自身のモチベーションアップのためにも、家の中に飾らせていいただいています。また、35周年のポロシャツも週末には着用して、名古屋の地から35周年のお祝いをさせていただいています。
     現在、コーチは休業中ですが、子供たちから力を貰いましたので、近々にコーチをやってみようかと思っています。
    それでは、これからも更なる子供たちの成長と、豊中RSの発展をお祈りしています。

    • Akabaneコーチ、
      こちらこそご無沙汰しています。やはり教え子のことはどこにいても気になりますね。私も生徒を表彰しているときに、今の中三の生徒の名前と三年生の生徒の名前を間違えて発表して生徒に指摘されました。
       ぜひコーチを再開され、一人でも多くのラグビーファンを増やしてください。そしていつかピッチでお会いできることを楽しみにしています。

  4. コーチの皆様、暑くなったり寒くなったり雨が降ったり、ややこしい天気の中ありがとうございました。

    1年生に帯同していたため残念ながら3年生の試合はほぼ観れませんでした(保護者の皆様、ほったらかしのお任せで申し訳ございませんでした)が、ずっと東大阪グランドにいたので優勝を決めた試合は観ることができました(^_^)
    他のチームの気持ちが乗り移っているような感じでナイスゲームでしたね(*^^*)

    R15の試合はビデオで確認しました(^_^;)
    当日帰ってきて何となく観ましたが、昨日ちゃんと観てみました。

    1試合目については、もちろんみんなめちゃくちゃ頑張ってましたが、残念ながら内容は完敗でしたね(T_T)
    ①ドライブの意識、低い姿勢②タックルされてもすぐに倒れない、③フォロー(2、3人目)の仕事量、④あたりが相手チームながらあっぱれでした(^_^;)
    ノースフェイスはアタック、タックルともに積極的ですが、ともに踏み込みがないのが気になりました。アタックでは捕まるとすぐに倒れる、タックルではつかんだだけで止めたと思い込んで?足が止まる、といったところが気になりました。もちろん、いいアタック、いいタックルも多数ありましたが、その時にはフォロワーの反応が相手より遅く、ターンオーバーされたり、ターンオーバーできるチャンスをものにできていない感じでしたね。
    この試合でちょっと残念だったのはアドバンテージが全くというほどなくプレーがすぐ止められてたこと。豊中に限らずですが、豊中の方がチャンスになりそうな場面が多かったような気がしたので余計に残念に思いました(>_<)

    と、課題もたくさんありますが、試合後何を話し合ったのか分かりませんが、2試合目ではある程度修正できる力も持っていて、やはり伸び代の多いヤツらだなぁと思いました。課題を克服していった先が楽しみです(#^_^#)

    • R15父さん、
      広い会場だと隣の様子を見るというわけにいかず練習Gのゲームが観られなくて残念でしたね。
      詳細に分析いただいた通り、この学年の段階ですでに接点での肝の部分が見えてきました。
      あとはタフな試合を多く経験できているチームとの違いを感じたスクール大会でした。もっと強いチームとの試合の機会が欲しいですね。