カテゴリー: '16-6年生チーム

二年生が理想の人生を生きるための『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』

早いもので2012年の最後の練習となりました(出席22名)。この練習日誌も今週で43話。毎週出会うたび生徒に気づかされ、自然に筆を走らせた週末でした。コーチングとは、上から下へ一方向に教えるものではなく、教えられる者から発せられる光に気づくことではないかと思った一年でした。

今日も1時間以上前に集まった生徒がキックテニス(相手コートにパントを蹴り、相手がノーバウンドでキャッチできなければ1点、キャッチした後、近くの味方にパスをして、パスを受けた人がパントで相手コートにボールを返す際のハンドリングエラーも1点のルール。キャッチングも助走しながらのキックも上手になってきました)からウォーミングアップ開始。徐々に他の生徒が集まったところでタッチラグビー(タッチされたらロングプレイスのラック形成でリスタートのルール。全体練習前からジャージは泥んこ)を生徒の喉が渇くまで行いました。この2年間で、まず自分で相手を抜くことを徹底してきました。今では、抜けなかったらパスを考えるようになり、これまで理想として掲げてきた「動的平衡」(チームあるいはユニットが離合集散しながら絶え間なく動き、それでいてバランスを保っている)ラグビーに一歩近づいてきました。

全体練習では、新たなテーマに挑戦です。来月から三年生の意識で練習参加するよう生徒には伝えていますので、きっとできるようになる基本プレーです。そのテーマとは、「ビウィッチメント(幻惑)」。子供達の好きな遊戯王カードにもある魔法の言葉です。自分で抜く意識付けから一歩進んで、防御側の思わぬところに走り込んでパスを受け、さらに抜けられるようになること。誰がどこでボールを貰うかわからないのが、防御にとってはいちばん嫌なことです。そんな攻撃を実現するには、確かなパスとキャッチングに加えてビュッと加速するランニングの3要素が重要です。「美しい国」日本のラグビーは、きれいなパスをすることが美徳と考えられ、ややもすると美しいパス自体が目的化されてしまいます。「本当にいいパスは、見た目でもなく、速さでもなく、ディフェンスがついていけないタイミングで放られたパス」とフィジー元代表で日本でも長くコーチングされているナワル氏(コーチも会社の定期戦で対戦した人で、そのプレーにすっかり幻惑されました)がそうおっしゃっています。

さあ、新たな練習開始です。まず、相手を幻惑させるフリックパス(手首と指先をよく使い、小さなモーションで放る鋭く短いパス)の習得から。カラービブス毎4チーム5、6人が縦一列になってランパスをしました。ボールは常に先頭で、前から2番目の生徒がトップスピードになったところで、ボールキャリアがボールを浮かしながらスッと横にずれ、最後尾に下がることを繰り返します。最初はスローで馴染んでから、トップスピードに挑戦してみました。4チームの競争としたところ、スピードに乗ったストレートランと軽快なフリックパスができるようになっていました。

フリックパスの感覚を掴んだことろで、次はカットインの練習。ボールキャリアの3Mやや後方ににレシーバーが立ち、キャリアが5M正面のコンタクトバッグに当たる寸前でフリックパスをしてカットインしてきたレシーバーにボールを渡す練習です。レシーバーがトップスピードで駆け抜けられれば合格としました。二年生にカットインと言っても、スタートから斜めに走れば、対面にとってディフェンスしやすいコース取りになってしまいます。やはり難しいかなと思っていたら、K12、H13が切れ味鋭いカットインを見せてくれました。パスではY5が大きな体格を生かした絶妙なパスができるようになりました。コーチは、どうすればトップスピードでボールを貰えるようになるかを色々考えて、スローフォワードランパスなどを過去から行ってきましたが、この練習もスピードに乗せやすいメニューになりました。

今週も来年1年間毎日続けることについて質問しました。手を挙げた10人が以下の目標を実行するそうです。

R27 :毎朝、家の前を走る(これ以上速くなったらスピード違反かも)。S1:お兄ちゃんとラグビーの練習をする(お兄ちゃんが大変だ)。R15:朝起きたら近所の郵便ポストにタッチする(遠いとこまで大変やねと言ったら、10M先だとか)。K4:キックの練習(苦手のキックがうまくなるね)。H13:握力!(電話帳を破れるまで続けよう)。R24:新聞を取りに行く(門扉まで百Mくらいあるのかなと思ったら、マンションの階段を昇降するそうです)。K16:絵を描く(ラグビーの絵ってことはないですよね)。A11:お父さんとできるときだけパスをする(できないときは寝転んでテニスボールのキャッチングやってね。今ならみかんでもできるよ)。J22:お父さんとスクリューパスの練習をする(やる気がでてきたね。お父さんみたいにパスの上手な選手になろう)。最後にS10は既に発表していましたが、できない日のことを考えて、「8の字トレーニング(ラグビーボールを脚の周りで回してハンドリングを鍛える高度な練習で、大人でもなかなかできませんが、彼ならできるでしょう)を追加してくれました。

ニューヨークの中でも特別に治安の悪いと言われるブロンクスでのどん底生活から、それまでの悪しき習慣を断ち切ると決心し、今では個人や企業向けに成功のための講演や著作活動を行っているジム・ドノヴァン氏は、自らの体験から次のように語っています。

「成功している人とその他大勢との決定的な違いは、成功している人は自分の夢やゴールをめざして真剣に取り組んでいる点だ。成功している人々は、ちょっとつまづいたからといってすぐにあきらめたりしない。彼らは最後までやり通す。怠けたり、先延ばしにしたりしない。怠け心よりも強い、取組む姿勢を身につけているからだ。クリスマスの朝の子どものように期待に胸をふくらませて仕事を始めたのに、最初のハードルでもうあきらめてしまった人を、あなたは何人知っているだろう?」

氏は、ほんの短い時間であっても、自己啓発書を読むことによってポジティブで楽天的な姿勢で一日をスタートすることができると言うように、誰でもできるシンプルなことを毎日続けることの大切さを強調しています。コーチも生徒に負けないよう、毎日走ることと、読書することを欠かさず続けたいと思います。二年生には、練習終了後、シールを配りました。来月から3ヶ月間、カレンダーに決めたことを実行したら日付にシールを貼るように言ってあります。3ヶ月継続できれば、必ず1年間できるでしょう。

二年生は、理想の人生に向けて大きく一歩を踏み出しました。あとは生徒次第ですので、ご家庭ではただやさしく見守ってあげてください。でも、モチベーションの高い彼らには、イギリス戦時内閣首相ウィンストン・チャーチルの言葉(阪神タイガースに就任した星野監督の2004年スローガンでもあります)を送ります。

「決して、決して、決して、あきらめるな」

 


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二年生が理想の人生を生きるための『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』” への2件のコメント

  1. コーチの皆様、今年も1年ありがとうございました!
    子供たちを着実に成長させていただいて親としては嬉しい限りです(*^_^*)
    本当にありがとうございます!!

    Fukusimaコーチもおっしゃられているとおり、コーチングとは教えることはもちろんですが、逆に教えられること、気付かされることが多くあり、それによって自身が成長するんだなぁということを私も身を持って経験させてもらいました。
    諸先輩コーチの方々に対して大変烏滸がましいですが、これからも子供たちの成長とともにさらに進化する素晴らしいコーチングをお願いいたします(^_^;)

    さて、R15の毎日やること発表のリトライ。
    「ポストまでのダッシュ!!約10m??」
    オヤジも事前に内容は確認しておりましたが、距離の発表の確認はぬかっておりました(>_<)
    でも、ご安心?ください!
    100m以上はございますので(^^ゞ
    「継続は力なり!」頑張ってもらいましょう(*^▽^*)

    来年もよろしくお願いいたします!

    • R15父さん、
      今年も沢山コメントをいただきありがとうございました!保護者の皆さまのコメントがどれだけ励みになったかわかりません。
      来年はさらに進化した三年生にご期待ください。
      ポストまで100メートルもありましたか。みんなの手前、短めに発表したんでしょうね。R15がどんな進化を遂げるか、楽しみはつきません。
      それでは よいお年を!!