カテゴリー: '16-6年生チーム

一年生、夢を語る

今日は6月とは思えない猛暑の練習となりました。出欠確認(今日は病欠1名、用事で1欠席1名と出席率が高い!)の後、コーチのお話タイムに集まった生徒は既に皆汗だくでした。


今日は、「夢」をテーマに話をしました。まず、生徒の夢について尋ねたところ、「世界の一流ラグビー選手になる」、「日本のラグビー代表になる」という嬉しい回答もあれば、「建築家になる」という芸術的な回答もありました。一方で、まだ自分の夢が決まっていない生徒が多かったようです。まだ一年生ですから。


コーチ陣からは、「外国人と結婚する」、「外国で働くこと」という夢が上がりましたが、いずれも現実化していることを話ました。コーチの娘が通っている高校のラグビー部前年度キャプテンが高校日本代表に選ばれた話をしました。この選手からの「何でも目標を持って、日々努力することが一番大事だと思う。頑張って欲しい」というメッセージを明日の代表候補たちに伝えました。彼は中学まで野球で活躍し、高校から始めたわずか3年間のラグビー漬け生活で日本代表に選ばれるまで成長しました。彼は入部したときから、「日本代表になる」という目標を立て、毎日、誰よりも最後まで練習し、ご飯も最後まで沢山食べたそうです(身長も188センチとでかいです)。夢を現実化するために必要な事は「今、ここ」に集中するだけなんですね。「明日にしよう」、「3ヶ月後から始めよう」では夢を引き寄せることは難しそうです。


夢の話のところで「ゾンビが出る夢」の話をした生徒もいましたが、未来の夢を考える時、恐怖感が先に立ちます。自分にできるだろうかという恐怖です。途轍もない夢であれば、「そんなん無理や」というドリームキラーが必ず現れます(おうちの人にもいるかもしれませんが)。過去にとらわれると、「ラグビーの経験がないから、経験豊富な奴には勝ち目がない」という気持ちに押しつぶされます。ドリームキラーが現れるくらい困難な夢こそ、挑戦しがいのある夢であることを生徒に伝え、今日も芝生の上で裸足になって、変な練習の開始です。


1.仲間を増やそう:コーチが指示した人数で手を繋ぐ(2・3・4・5・6人) 2人組→片手じゃんけん+あっち向いてホイ、足裏合わせて雑巾のひっぱり合い。


2.前回同様、10人:10人で「納豆ねばねば」


3.タオルギャザー:各自持ってきたタオルを足の指先で手前に巻き取る練習。5本指に意識を集中させます。


.4チーム対抗リレー:①スリッパ競争(裸足でスリッパを履いた状態で10メートル往復。足の指先全体に意識を集中)②裸足競争(コーン2か所で前方を向いたまた一回周り)スリッパの走りにくさから解放されて地に足のついた走りを見せてくれました。


全員スパイクに履き換え、頭から水をかぶり、日陰で休憩した後、実戦的な練習開始です。


1.ラダー:今日からラダーが登場です。ラグビーやその他の球技で求められるコーディネーション(身体を巧みに動かせる)能力やアジリティ(敏捷性)能力の強化を目的としていますが、一年生には、電車のレールにしか映らなかったようです。ちょうど人数分の格子があって仲良く電車ごっごのおもちゃになってしまいました。


2.タックル:①四つん這いの相手を横から倒す②膝立ちの相手を後ろから倒す③膝立ちの相手を前から倒す(倒される側はジャージをつかむ)④ダミーへのタックル


3.ミニゲーム:ハーフ(1人)・パスだけする人(1人)・持ち続け役(1人)の条件付きで行いましたが、パスはなかなかできませんでした。

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