4/28 3年生練習内容

 4月28日はマルチグラウンドでの練習でした。参加者は生徒20名と指導員8名、体験のコーチ1名でした。 
 朝は少し肌寒かったのですが、だんだんと暖かくなりました。今日は先日の試合の反省を中心に2.5時間の練習をしました。平成最後の練習となりました。

1.アジリティとランニング
 いつもと同じメニューでラダー+ハードル+マーカータッチ+ボールのピックアップとダウンボールを行いました。最近、慣れてきたせいか、あるいは速さを競うせいかひとつひとつの動作が確実ではないようです。目的と効果を書いておきます。

 ラダーはコーチの指示したステップを間違いがないように踏みましょう。できないなら最初はゆっくりで良いです。(機敏さが増してすばしっこい動きができるようになります。)ハードルもコーチが指示した片足とびや両足とびをやりましょう。(ももを上げて走ると早く走れます。)マーカータッチは、両足を伸ばしてくっつけてマーカーにタッチしている生徒がいますが、両足のひざを曲げて腰を落としておへその下でマーカーに触るようにしましょう。(地面のボールをサッと拾えるようになります。)ボールのダウンボールはボールを地面に放らないで地面に押し付けるぐらい押さえて置きましょう。足の形はマーカータッチと同じです。(トライをするときにノッコンすることがなくなります。)

2.タックルの練習
 先日の試合ではナイスタックルが多かったですが、逆ヘッドのタックルもありました。タックルをする人(タックラー)の頭は相手のお尻側に行くようにします。そうすると相手は前に倒れるのでタックラーの頭は相手の上になります。逆にタックラーの頭が相手のお腹側に行くようにタックルすると相手が前に倒れた時にタックラーの頭は相手の体の下になって、大変危険です。

 生徒たちに逆ヘッドの形とその危なさを質問すると、およそ皆が知っていて正解を答えてくれますが、実際にタックルするときは、頭が相手のお尻側ではなくてお腹側に行ってしまことが、まだあります。
 逆ヘッドの他に、タックルに行くときには体をひねらず進行方向にまっすぐにして、片足を一歩前に出して、相手にぶつかったら終わりでなく足を回転させて押し続けて(パワーフット)、両手で相手の足を絞ることも練習しました。今日はタックル用パッドを持ったコーチを相手にしました。逆ヘッドをしないことと、タックルそのものに慣れていない生徒の練習になったと思います。

3.パスの練習
 組織としてパスを廻してトライするための練習を行いました。 最初は約30m間隔の5人でのランパス、パスは最初は片道しかできなかったが、テンポを速めて往復できるようになりました。
 次は、パスの途中で、コーチの笛の合図でダウンボールしてその地点でモールができたとして二人でボールを出す。残りの三人は約3m下がってラインを作ってパスを廻す、そして全員がボールをフォローして走る。
 パスそのものは随分とうまくなりましたが、試合の中でパスを意識して使ってトライができるまでにはなっていないです。もっと練習してトライがたくさん取れるようになりましょう。
 
4.モールとラックの練習
 今日はフォワードもバックスも区別なく、一緒になって練習しました。
 4.1 一次攻撃
 スクラムからのバックスラインの一次攻撃の練習をしました。ラインでパスを廻してセンター(事前に決めておく)がゲインラインの突破をねらって前の相手にあたりに行き、残りのバックス2人は直ちに両サイドに入って3人でモールを作り前進して、モールからボールをハーフに出します。 

4.2二次攻撃の練習
 フォワードのスクラムからの二次攻撃を練習しました。すなわち、上記のバックスの一次攻撃のモールのボールをハーフがもらい、フォワードの一人(事前に決めておく)にパスをして、その選手は前の相手に当たって残りのフォワード2人と一緒にモールを作って前進します。そしてモールからボールをハーフに出します。
  
5.アタックディフェンス(AD)
 2年生時は練習の最後の約30分は紅白の練習試合(ミニゲームと言っていました)を行っていましたが、1月からは試合形式のADを行っています。このADでは、適宜、ゲームを止めて、試合再開時のポジショニング、その後の動き方、反則への注意などを説明しています。7人制の動きもおよそ理解できてきたと思います。花園での試合でもポジショニングは他のチームより速かったです。

 今日は、スクラムからの一次攻撃と二次攻撃の基本練習をこの前に行ったので、これらの攻撃を連続して行う練習をしました。ディフェンス側も動きを確認しながらゲームを行いました。ラインアウトとキックオフからの試合再開もやりました。
 スクラムとラインアウトからの攻撃では、初めてキックを使った攻撃を行いました。これからキックを落とす場所やフォロー、オフサイドへの注意、ディフェンス側の動きなどをたくさん練習していきます。

6.連絡事項
 3年生になってから、3チーム(レッド、グリーン、イエロー)を編成しています。ビブスも3色がそろいました。フォワード(F)、ハーフ(H)、バックス(B)の選手の動きが少し異なりますので、当分の間、F、H、Bのポジションを固定する方針です。ただし、試合では区別のない同じ動きもたくさんありますので、いくつかの練習はフォワードとバックスが分かれて行いますが、一緒にやる練習も多いです。
 5月26日(日)は服部緑地人工芝サッカー場で毎年恒例の北摂大会です。3年生は6試合を行う予定です、あと4回の練習でもっとうまく、強くなりましょう。 
 ラグビーノートは、4月からは全員が書いてくださいね。
 

4/28 2年生練習内容

2109.4.28
マルチグランド
参加生徒:15名

今年のGWは10連休です。また年号も変わり平成から令和へ変わる歴史的なGWとなります。そんな連休中ですが、3回練習があります。今日は、芝が復活してきたマルチグランドで、気持ちよく、平成最後の練習を行うことが出来ました。

練習の前に先週の試合の反省を行いました。
勝ったチームと負けたチームとの違いは何でしょう?
個人レベルでは、TRYが出来なかった。タグを取れなかった。ステップが切れなかった。など個々に反省点はありますが、チームとして考えた時にどうでしょうか?今まで、自分の事しか考えていなかったので、少し視点を変えて考えてもらいました。

勝ったチームは、次のプレーの事を考えています。またチームの誰かが声を出して周りにも伝えています。

具体的には、
<アタック時>
・セットプレー時に、パスを出す人(今回は固定)、次にボールをもらう人の指名。他の人のポジショニング。
・タグを取られたら、パスを早く出してもらえるように、直ぐに大きな声で何度もパスの声。
<ディフェンス時>
・タッチジャッジを見て、ここまで下がれ、並べの声。
・オフサイド位置にいる人への注意。
などです。

次のプレーを予想して動き、更にチームメイトへの声掛けを行うことが少しづつ出来て来ました。ラグビーは個人ではなく、チームで戦うものです。自分の事ばかり考えていてはいけませんよ。

1.アップ
まだ使っていない脳を使う練習を行いました。ボール(大・中・小)を使いお手玉を行います。片手、交互、異なる手の動き等、ジャグリングの基本的な動きを行います。どのようなスポーツにも共通するのですが、動きの指令は脳から出ます。あとは体がどのように反応出来るかです。これを反射的に出来るように脳の使用範囲を広げます。夏合宿でみんなの前で披露出来るように練習しましょう!コーチも頑張ります!

2.ジグザグ、タッチ
タグの攻撃で必要なのはステップです。如何に相手を惑わす鋭いステップを切ることが出来るか。またスピードの緩急などをつけることが出来るか。今日はスピード重視で行いましたが、横の輪っかで行っていた動きはステップの練習にはすごく役に立つものです。次は、輪っかを使った競争もしてみましょう!

3.パス
2人で向かい合いパスを10回落とさずに行います。落ち着いて考えればすごく簡単なことなのですが、集中力のない2年生には全員がミスなく行うことはすごく難しかったです。この練習はみんなが一つのプレーに集中し、チームが一つにならなければ達成い出来ません。試合中に1名でも他の事を考えたり、さぼったりするとその1名がミスをしてしまいます。

最初は予想されたメンバーがミスをしていましたが、回を重ねるごとに、出来ていたメンバーがミスることになって来ました。最初にミスをしたメンバーに対して、「何してるんや!」「ちゃんとやれよ!」の声が表情・態度から伺えます。ミスをしたメンバーは責任を感じて、プレーに集中しミスが無くなりました。
何度も何度も繰り返しやっと10回のパスが全員出来ました。チームが一つになりました。相当な時間を費やしましたが、あきらめることなく最後まで出来たことが
今回の収穫ですね。次は3回で達成して下さい。こちらの練習も定期的に行いましょう!

4.タグ
小さいコートで何度も繰り返し行いました。コーチからの要望も一段階上がり、パスをもらう位置(真後ろではなく、斜め後ろ)になりました。
次の大会もタグなので、パスがつながる様にもっと練習を行いましょう!

以上