9/16,17 2年生練習内容

 9月16日は三中で練習を行い参加者は生徒18名、指導員7名、17日は八中での練習で参加者は生徒17名、指導員6名でした。23日の茨木RSとの定期戦を控えて2日連続の練習を行いました。16日の練習後は、指導員に対してタグラグビーについて日本協会の導入方針の説明とルール説明の講習がありました。

9月16日の練習
1.アクションとランニング
 往路でラダーの各種ステップ、ハードル5本のジャンプ、ボールの拾い上げとダウンボールを行い、復路を設定してマーカー6個を置いてのスラロームランを行いました。たくさん走りました。
 
2.ボールタッチゲーム
 先々週から3回目のゲームです。約7mのサークルの中でボールを持って追いかける3人が逃げる鬼の3人にボールをタッチします。ボール保持者は3歩まで歩けます。だいぶうまくなったが、ボールを持っていない人が鬼を一人でも追い詰めてから、パスをもらいましょう。

3.パス回数ゲーム
 先週に続いて2回目のゲームで、約7mのサークルの中で、ボールを持ってパスをする3人と、そのパスを邪魔する3人の対決です。30秒間でパスを何回することができるか、パスは前にも投げてよい、邪魔(パスカット)するのは、はたいてもよいルールです。
 パスをもらう選手がもっと動いてフリーな位置にならなくてはいけません。その動きができる生徒とできない生徒の差が少し出て、10数回のパスができるチームと0回のチームがありました。次回は動き方を勉強・理解してからゲームをすることとします。

4.タックル
 新しい練習で、コーチが持ったタックルバッグにタックルする練習です。バッグは空中に浮かせているので、生徒は走りながらバッグを抱きしめて(ホールドして)走り抜けます。
 最初は戸惑いましたが、慣れてきたら早いスピードで走り抜けながらバッグを強くホールドできました。

5.当たりと抱き止めの練習
 7月から始めた練習で1対1で向き合って当たります。At(アタック)はボールを持ってまっすぐ当たって押して、Df(ディフェンス)はAtの選手の上半身を抱き止めて(ホールド)まっすぐ押し返す練習です。
 今日はラックのオーバーの練習ではなく、AtとDfの両方の当たりを強くする練習として行いました。 

6.ミニゲーム
 今日のミニゲームは、試合の再開はタッチのあとのラインアウトからとしました。
 ラインアウトでは、At側はF(フォワード)がボールを入れて、H(ハーフ)が受け取って、B(バックス)にパスすることに変更しました。Df側はFがタッチラインのすぐ横に立つこととしました。これはAtの選手がライン際に走って攻めることがあるためです。そのFの横にHとBの3人が並び、自分がタックルに行くAt側の選手をノミネート(指さし)します。
 攻撃は、Hからパスをもらう一人目のBが突進する形を練習しました。

9月17日の練習
1.アクションとランニング
 マーカーとコーンを使って、各種ステップとランニングを行いました。At側のHのパスをBが受けたときにDfチームはスタートしますが、最近そのスタートが遅く、また、ばらばらなので、コーチ2名がHとBになり、Bがパスをキャッチしたときに素早くスタートする練習をしました。

2.4人1組のショートランパス
 8月26日にマルチグラウンドで行った練習で、約7mの区間を、4人横一列となりパスを1往復させます。正確で優しいパスを素早くしないと1往復ができません。
 中の2人には2歩進むうちにパスをすること、最後にもらう外側の生徒は前に出なくてはいけないので、3歩進んでパスをすること、さらに中の2人はボールをパスしたらボールより後ろの位置にならないといけないので、パスをしたらスピードを緩めて5歩下がることを指示しました。
 長い時間行ったので、随分できるようになり、パスの意識も強くなりました。しかし、パスそのものがうまくなくて受け取る選手の胸の前に行かないことがあり、また、パスをした後にボールの後ろの位置に動くことがまだ少しできません。この2点はパスラグビーの基本なので試合が終わったあとにももっと練習しましょう。
 ひとつのグループだけで、6人で短いパス(フォワードパス)を行い、パスしたらボールより後ろに位置することの練習をしてみました。このような練習も行います。

3.当たりと抱き止めの練習とタックル
 昨日と同じく、1対1で向き合って当たり、AtもDfもまっすぐ押す練習をしました。特にDfはAt選手の上半身をホールドします。最初は昨日と同じく近い距離から、次に2歩離れて当たりました。
 この後にDfは膝をついてのタックルをおこない、Atはタックルを受けて倒れたらジャックナイフでボールを味方側にダウンボールすることを練習しました。
 ひとつのグループで、2対2の押し合いを行い、また、バックスのライン攻撃でBがDfにつかまったときに、後ろからバインドして(ハンマー)一緒に相手を押して前進する(ドライブ)練習も行いました。
 状況のパターンはいくつかありますが、At側は、Dfにつかまってもボールをうまくつないでモールアンプレアブルにならないようにすることは大変重要なので、練習をさらに行う予定です。

4.試合
 9月23日(日)は茨木RSとの定期戦です。2年生は去年も戦った茨木、徳島RSと2試合ずつ、明石RSと1試合を戦います。パスと当たりとホールドはたくさん練習したので、試合前の練習で復習をして、試合でプレーを出しましょう。