3月11日 5年生練習

  1. タイムラン

15m×20mを2班に分かれて20秒~17秒で10周以上行う。コーチ陣も一緒に2班に分かれて走る。

2. 2:1

ハーフ役からパスを受け2:1の練習を行う。二人の間隔は15mぐらい。間隔が広い為、ロングパスを使用する。パスを受ける時はフラット(平行)で受ける。最初はタイミングがなかなか合わない、ロングパスが出来ない等があったが、段々ナイスパスや受け手側のタイミングがわかってきた。ポイントは声出し、受け手側は「パス」と言うだけでなく、(名前)、フラットにパスを出して等、具体的に伝えるとパスする側も安心出来る。

  1. 3:2

2:1の応用で3:2の練習を行う。スタンド、センター、ウイングの3人で構成。ハーフからスタンドがパスを受け取り、センターの声に合わせてタイミング良くパスを出す。基本は最初に行った2:1をセンター、ウイングの間で行う事。3:2から2:1の形を作る事がポイント。最初はスタンドが持ちすぎてセンターの位置でディフェンスに接触していたが、段々タイミングがわかってきてセンターとウイングの位置で2:1の形が作れる様になってきた。センターがすぐにパスを出せとか声出しが重要。ウイングは2:1で行った様にフラットにボールを受け取る。

  1. オーバー、ハンマーの練習

・3人一組になり各々タックルバックを持ち、1列に並ぶ。そこにタックルに行き、一人が押せない時はオーバーやハンマーで押しのけていく。タイムを決めて縦20mを3人側とタックル側で押し合いしていく。3人側は必ず縦に並び、一人目がタックル、オーバーされた後に横から入るのではなく、後から入る。タイムの間で20mを3人側が押されると罰で校庭を1周走る。20mをタックル側が押し切れないとタックル側が罰で校庭を走る。

・3人側は最初横から二人目が入っていたが、段々後から入れる様になってきた。オフザゲートでタックルが決まった時、横から入るとオフサイドを取られる為、後からしっかり入る意識が大事。タックル側はタックルの後、押せないと見えたらすぐにオーバーかハンマーで二人目、三人目が入る。大事なのは迷ったらオーバーかハンマーに入る事。試合中に良く出てくる為、オフザゲートを意識しながら後から入る事と、オーバー、ハンマーをどの時点でタイミングよく入るのか意識が出来た。

  1. オーバーの練習

・2班に分かれてオーバーの練習。一人がボールの横にうつ伏せになり、ディフェンス側がその前の位置にいて、笛でうつ伏せになっている一人がボールを持った瞬間にディフェンス側が倒し、倒した相手を跨ぎボールを取りに行くところをうつ伏せ側から二人がオーバーでディフェンス側をどかす練習。

・二人がオーバーに入るタイミングは一人が先ずオーバーに入り、その後二人目がどこに入るか見てフォローでオーバーに入る。大事なのはディフェンス側がどの位置にいるかを良く見る事。コーチからディフェンス側が「跨いだとき」、「跨ぐ手前にいるとき」、「まだまだ跨ぐ位置には来ていないとき」、各々で対応が違う為、相手の位置を見る事が大事との指摘があった。試合で良くあるのが、まだまだディフェンス側が跨ぐ手前にいるときにボールを拾いにいくのではなく、倒れた味方を跨いでディフェンス側がボールを取りに来るのを未然に防ぐ事。トップリーグや大学生の試合で必ず接点でオフェンス側はディフェンス側が来ていなくても倒れた味方を跨いでディフェンス側が来るのを防いでいる形をしっかり取っているので、試合を見る時に参考にしてください。

・オーバーで大事なのは二人目が入る位置とタイミング。二人目が入る位置がずれると二人の力が合わずに割れてしまう事があった。二人目はしっかりと一人目が押せていない部分はどこか確認して押さなければいけない位置に入る事が大事。又、二人の力を合わせる事が大事。

総括

・ラインの練習もしっかり出来る様になってきた。重要なのは声出し。ディフェンスのプレッシャーが掛かる時に声出しが大事になる。ラインはうるさいぐらい、声を出す事を意識しましょう。

・オーバー、ハンマーの練習はタイミングと押す位置。試合中でも早く接点に来ているのに相手にオーバーされてターンオーバーされているケースがある。勿体ないのでしっかりと相手の位置をみてボールを取り行くのではなく、いち早くオーバーに入りボール確保をしていきましょう。