2/4練習「稼働率」

本日は生徒14人+体験2度目のAくんで15人出席。

まずラダーの練習です。今回も、始めるまえに「5の段」、とか指定しておいて、両手合計でいろいろな数字を出して九九を言わせながらラダーをしてもらいました。子どもは、今やっていることに集中して、周りが見えなくなりがちです。外に出ることが増える小学校1年生が一番交通事故率が高い、ということも聞いたことがあります。しかし、周りを見ながらプレーできるようにならなくては良いプレーヤーになれません。周りを見るトレーニングとして、九九をしつつのラダーです。ラダーの後のコーンタッチでは、途中でパスが飛んできますので、これも顔を上げて周りを見なくてはなりません。

次は、リアクションの練習です。コーチのサインに応じていろいろに動きます。これも、コーチのサインと反対に動く、などいろいろなバリエーションをつけて、頭を使わせるようにしています。最近は、相手のバックス二人を同時に見ながら下がるディフェンスの動きや、全力で前に出てから横にずれる動きなど、特定の場面に必要な動きも練習しています。こんな動きは、上級生になってから試合中などににいくら指導しても急にはできっこないので、前もってこういう特定の動きだけを練習しておくというのは大切だと思います。

次ですが、今回は、Tコーチがいろいろなトレーニングを考えてきてくれました。まず、アリンコ相撲(改2)です。しっかりセットしてからのアリンコ相撲はかなり慣れてきましたので、今回はオーバーの際にいい体勢を作る練習です。背中合わせに足を投げ出して座り、笛が鳴ったら反転して、押し込んだ方が勝ちです。いかに素早く回転して、相手よりいい体勢を作るかの練習です。次は、ケンケン体当たりです。ケンケンでぶつかり合って、倒されるか、上げていた足を地面についてしまったら負けです。ケンケンでは相手の重心にしっかり当たらないと、バランスを崩して自分が負けてしまいます。相手の重心にしっかり自分の体重をかける、というタックルに役立つ感覚を磨くことと、バランス感覚を養うことで足が速くなることを目的としています。3番目は、膝タッチです。相手からはタッチされないようにして、相手の膝にタッチしたら1ポイントです。2ポイント先取で勝ちとしました。相手のスキをついて素早く膝のところに入るタイミングを窺う練習ですが、そのまま押し込めばタックル成立にもつながりますので、タックルに入るタイミングの練習です。最後に相撲をして休憩です。新しいパターンの練習が加わって、子どもたちがとても楽しそうにしていたのが印象的でした。常に工夫してマンネリ化しないようにしなくてはいけませんね。

次は、前々回にもやった、ラックの中でのルールの確認をしつつの練習です。今回は、分かっているだろうということで、説明が不十分だったかもしれません。確認しておくと、押すなり組むなりしてラックに参加した人は手が使えません。ただし、足でボールを掻くのはありです。ラック内にボールがあるうちは、ラックに入っていない人が後ろから拾うしかありません。ボールがラックからこぼれでてしまったり、ボールを置き去りにしてしまったりして、ボールがラックから出たら、オフサイドライン解消でフリーとなり、敵味方が自由に争奪できます。全体的に理解はしてきたように思いますが、目の前でボールがラックから出ているにもかかわらず無言だったり、声出しはまだまだです。

ここのところ、ランパスをしてみていますが、まだまだ走りながらボールを捕り、走りながらパスをすることができるレベルに達しているのは、かなり少数派です。走りながらパスを受けることがまだ怖い、走りながらパスをすることがまだ難しい子が多数派です。走りながらのパスとキャッチをたくさんする練習を考えなくてはならないと思っていました。そこで、今日は、生協の通い箱を一つ持ち込んで、そこから一定の距離のところに直線を引いて、その線の外側を走りながらパスを受け、箱に投げ込む、と言う練習はどうだろうかと思い、やってみました。練習前の実験ではうまくいっていたので、練習でもやってみましたが、箱に入れようとするあまり、だんだんに止まって投げるようになってしまい、失敗でした。走りながら投げることができるようになっている子でないとできない練習でした。

また、稼働率という点でもいい練習ではありませんでした。毎日延々と日没までするクラブ活動であればそれほど問題ではないのかもしれませんが、週に1回2時間半しか練習がない中で、練習が効率的ではないのは致命的です。何回に1回順番が回ってくるかを、自分の中では「稼働率」と名付け、重視しようと思っています。いくら良い練習でも、10回に1回しか順番が回ってこないのでは、効果が出ないように思います。どんな練習もせめて稼働率3分の1を目指したいと思っています。いつもやっているアリンコ相撲などは、全員が一度に勝負しますので、稼働率は1分の1で、効率は最高です。しかし、今回の投げ込み練習では、生徒15人に対し、行きと帰りで2回のプレー、割り算すると7.5回に1回しか順番が回ってこないことになります。「稼働率」という面からもあまりいい練習はありませんでした。

「中抜き」の方がいいという意見が出て、途中から中抜きに切り替えました。「中抜き」は1年生の夏合宿くらいからやってみていますが、そろそろちょうどいいレベルになってきたように思います。今回は生徒15人に対し、コーチが3か所でキャッチ+パスをします。これだと15÷3で、稼働率5分の1です。慣れてきてからは、生徒もパス役に入れて、5か所でキャッチ+パスにしました。これだと11÷5で2.1回に1回プレーできることになり、稼働率が上がりました。生徒が向こう側でどんどんパスする側に並んでいければもっと稼働率を上げられるのでしょうね。

最後は紅白戦です。寒いので全員出場、8人対7人でやりました。最初は、3・4年生ルール、途中からは1,2年ルールに切り替えてやってみました。また、新人Hが紅白戦初トライ!いい位置でボールをもらってトライしました。どこにいればいいか分かってきたように思います。来週の交流戦での初トライを期待しています。また、体験のAくんが途中から出場。勇気をもって前に出ていました。初めてだとふつうは怖くて下がってしまったりするものですが、どんどん前に出る勇気あるプレイが光っていました。全体としては、ディフェンス全員が相手につられて動いてしまって、一気に反対サイドをぬかれるシーンが目立ちました。敵味方の位置関係を見て、自分が一番外側なので外側ケア、みたいな意識を持てるようにする練習を考えなくてはなりませんね。

2月4日(日) 十五中 参加者9名 指導員8名

1.パス練習

・左右にコーチが立ち、一方のコーチがラグビーボール、一方のコーチがテニスボールで真中に走り込んで来た選手に一方のコーチがパスを出し選手からパスを受けて、もう一方のコーチがテニスボールで同じ事をおこないながら、真中を走り抜ける。

・声が小さいとの指摘があり、声を大きく出すまで何度もやり直しの指示がでた。とにかくラグビーは声が大事。試合の時に、あの時もっと大きな声でこちらサイドにボールを呼んでいたらトライだったのにと後悔しない様にうるさいぐらい声を出しましょう。(夏合宿で中学校との合同練習で中学生がうるさいぐらい声を出していたのを思い出しましょう)

  1. タイムラン

・4年生に何人か参加してもらいタイムランを行いまいした。15m×20mを18秒で10周行う。4年生、5年生半分ずつに分かれスタートしていく。コーチ陣も一緒に18秒をキープしながら走る。

・何週目かに4年生にトップを取られコーチからは普段から本当に「オールアウト/力を出し切っているか」と指摘がありました。何のために毎週、毎週タイムランをきつい思いをしながら行っているのか皆も自分で考えてみましょう。惰性で走っていても力が付いていないのです。いつも「オールアウト」しているといきなり来た4年生に負ける訳がないのです。そこをもう一度考えてみましょう。

3.6年生と合同練習(フォワード、バックス別れて)※練習内容は記載している指導員がフォワードに付いた為、フォワードを中心に記載します。

【バックス】

・バックスはライン作り、ポイントを移動しながらオフェンスとディフェンスを交互にしてライン作りの練習をしました。

【フォワード】

・フォワードは一人目がタックルバックに当り、二人目がハンマーで押してボールをもぎ取る。(一人目が絡まれていると想定)

・次にマーカーを置いてゲートを作りタックルバックを下に寝かせ(味方がタックルされてダウンボールしていると想定)、その後からボールキャリアーを跨いでボールを取りに来る相手選手をどかす練習。マーカーの斜め前に二人寝て、後ろに戻りながらゲートの間から一人目がオーバーで相手をどかす。一人目が真直ぐにオーバーに入る事を意識した。

・ラインアウトの練習。6年生に教えてもらいながらラインアウトの練習を5年、6年交互にマイボールで練習をおこなった。5年生は普段、ラインアウトの練習を余りしていなかったのでサインの確認や投げるタイミング、受ける側のスタンスを確認できた。

  1. 6年生とのアタックディフェンス

・キックオフからのポイントづくり、ゴール前でのアタック練習を5年生、6年生交互にオフェンス、ディフェンスを行いました。

  1. 総括

・今回、6年生と合同で練習を行ったが参考になる箇所が多かったので見習いたいと思います。

・5年生の皆も6年生とアタックディフェンスをしていて考えて欲しいのは自分達の強み、弱みは何か?です。6年生は体が大きいです。でも他チームの5年生の子供達も同じ様に大きな子供達が多いです。そこで勝つ為にはどうしたらいいでしょうか。自分達の強みを生かすしかないと思います。それは「スタミナ」だと思います。ラグビーは格闘技でもありますが考えるスポーツでもあるのです。次週の試合、その辺り(自分達の強み)を意識しましょう。

2/4 6年生練習内容

2/4(日)十五中
生徒:11名

今日は中学生が試合で、グランド広く使うことが出来、5年生と合同で来週のゲームに向けた実戦練習をみっちりと行いました。

1.グリッド、ランパス
試合前のアップで行う練習を改めて行いました。集中していないとノックオンばかり起こってしまいます。この練習は試合前にみんなが一つのボールに集中してミスをなくす練習です。みんなに足りないのは、自分たちで声を出し合い、集中力を高めることです。試合に挑む準備を自分たちで整えて下さい。

2.FW、BK

BK
最初にフルラインを回す練習を行いました。パスが後ろに行ったり、届かなかったりするとうまくラインは回せません。今日の練習でもわかったと思いますが、ハンズアップのところにパスが行けばラインはうまく展開出来ます。走りながら正確なパスが出来るように練習しましょう!
メンバーが揃っていない中ではありますが、BKメンバーはどこのポジションでも出来ることが理想ですので、いろんなポジションが出来るようにして下さい。

次にディフェンスの練習を行いました。1対1でのタックルではなく、ラインでのディフェンスです。最終的には1対1でタックルするのですが、チームディフェンスで相手を追い込みタックルに入れるポイントを作ります。その為にもディフェンスラインはしっけりと横一線になり、網を張るように前に出て下さい。網に引っかかる時にキッチリとタックル出来ればOKです。

FW
モール→一人目が捕まったら二人目は、素早く入りボールを確保しながら前に押すこと。二人で前に出る。
ラック→五年生が行っている練習をさせてもらいました。二人がうつ伏せになり、合図で立ち上がり一旦後方のコーンまで下がりゲートの間からオーバーです。
注意点としては、ボールの上を通過して相手をしっかりパックして押し退けること。最初のインパクトが大切です。
ラインアウト→身長差があったので、ボールを確保できましたが、五年生も上手くとってました。受ける人は、動いても良いので相手を騙してください。
その他に姿勢の練習をしました。顔を上げることが大切です。顔を上げれば、自然にお腹が出ます。(猫背は駄目)モール、ラック、タックル等、ラグビーは低い姿勢が大切と思うので、お家でも練習しましょう

3.A&D
5年vs6年で行いました。6年生の力強い攻撃に5年生も頑張ってディフェンスしてくれました。6年生も5年生を走らせないように、しっかりとラインディフェンス出来ていたと思います。来週の試合でも今日の気合の入ってプレーを行って下さい。

以上

ps.来週は、日、月と2日続けて練習・試合があります。インフルが流行していますが、マスク、うがい等で体調管理を行い参加願います。

2/4  1年生練習内容

2/4 練習内容 豊中15中にて 参加生徒17名 指導員6名

①アクションとランニング(ラダー、ハードル3本、マーカーを使用
 ラダー(1コマづつや1コマ飛ばしやカニ走り)ハードルジャンプ、マーカー(ケンケン)
 ボールピックアップしてダウンボウル。
★注意点:ボールピックアップはしっかり腰をを沈めボールを跨いでピックアップしよう。
 ダウンボウルもしっかり両手で地面にダウンしよう。
②パス練習 中抜きパス
 中抜きパス3回目の練習。2名のコーチが左右に立ちその中央を走り抜ける。
 右側コーチがパスを出し生徒が受けすぐに左側コーチにパス。右で受け左へパス。
 左で受け右へパス。ボールを持ち直さずに早くパスををする。
・「パス」の声を出して走り出す。声は大きく聞こえるようにしっかりと。
・ボールを受ける時はボール方向に近寄るよう一歩踏み込む。
・ボールを受ける時の手の形を△おにぎり
★△おにぎりの形でボールを受けるのが難しいのかな。手の平が上にして受ける生徒が多い。
 ボールを小さなゴムボールに換え手の形を△おにぎりの形で受けるよう練習する。
 小さなボールでうまく受けれるように何往復か繰り返し練習。
 再び楕円球ボールに戻しパス練習するとほとんどの生徒が△おにぎりの形で受け取れた。
 練習日以外でも繰り返し練習してね。
・右にパスする時は右足を出す。左に出す時は左足を出すようにすればうまくいくよ。
・受ける相手がとりやすい位置にパスを出す。ハイどうぞのやさしくパスをしよう。
・パスを出したら両手を伸ばし相手の方向にフォロースルー。
③二人一組にてあたりとフォローの練習
・あたる時はしっかり両手でボールを持ち、相手の正面ではなく相手の中心をずらしてあたる。
 しっかりあたって後からくる味方ボールをみせる。フォロワーはボールをしっかり獲得する。
④タックルされた後のジャックナイフの練習
・ボールを持って走り相手(コーチ)にタックルされ倒れたらすぐに身体をジャックナイフの形に
 なるよう向き直りボールを味方がいる方向にダウンボウルして味方にボールを示す。
⑤ミニゲーム 4チームで7分ハーフ2回づつ
・防御時、攻撃時の位置取り
・本日練習したプレーの実践

★注意点:コーチがプレー(練習)の説明をしている時は、集中して聴くようにしよう。
 
2月12日の交流試合に参加します。勝利する為しっかり練習しましょう。

以上 トレンディコーチ記。

 

4年生 1/28

残り2カ月程で5年生を迎え、9人制に移行する4年生は、今まで以上に個人技だけでなく、チームとしてのプレー、ユニットでのプレーを重視した練習に移行しています。みんなでボールをつないで、トライに向かう球技としても楽しめる時期に来ていると思います。
残念ながら、今回でラグビーから離れてしまう仲間が一人おりました。いつでも、戻る気持ちが少しでも出たら、気軽に遊びに来てください。待っています。

今回の練習メニューは
①体幹トレーニング
②アジリティ
③ショートランパス
④モールからの速い展開
⑤ミニゲーム

④においては、FW2名での速い球出しと、その後外で取り切るトップスピードでのBKのランニングを重視して取り組みました。縦と横にボールを動かし続け走り続けるチームを目指していきます。
今回参加しているメンバーには、5年生からの希望のポジションを聞いていきました。ここからコーチで話し合いポジションを一応固定して練習していきます。チーム編成上、全員希望通りにはいかないかもしれませんが上を目指して、頑張っていきましょう。

4年生へ

家での自主練メニューをそれぞれ、伝えますのでラグビーノート提出待っています。