6/4 1年生の練習内容

 6月4日の練習は三中で行い、参加は生徒15名、指導員7名でした。初めて2年生との合同練習とミニゲームを行いました。
 練習の概要は、次のとおりです。

1 アジリティの練習  2年のHAコーチの指導
 スタート+ラン+ラダー+ハードル+ラン(ボールのピックアップとトライ)の組み合せを6種類ほど行いました。
スタートーーうつ伏せ、あおむけ、前転、後転など
ラダーーー両足交互、片足ケンケン、両足ケンケン
ハードルーー片足とび、両足とび
 いつもより種類が多いので、最初は戸惑いましたが、だんだんと慣れてきました。2年生の正確さと速さに追い付きたいですね。後転は、2学年ともにうまくできない生徒が多いので、1年生だけで特訓をしましょう。地面に倒れる受け身の練習になります。

2 次はボールのハンドリング 2年のHOコーチの指導
 1人、2人、4人でジャグリング(ボール遊び)をしました。
ボールを上に放り投げて、両手をたたき、キャッチーー目標の10回連続はまだまだ難しい
両手を伸ばして左右に振り、片手のひらでボールを交互に持つーー5回は難しい
2人でボ-ルを持ち、同時にパスして、相手ボールをキャッチングーー何とかできた時もあり
4人で四角に立ち、2人と同じく、隣りへ同時パスとキャッチングーー1年生同士ではうまくいかなくても2年生と一緒にやればうまくできました。ありがとう2年生。
 これらの練習はハンドリングの基礎練習になり、これがうまくなれば、素早いパス、正確なパス、レシーバーが望むポイントへのパスができて、少しぐらいコースが外れたボールのキャッチングができるでしょう。

3 3番目のメニューはディフェンスの①、②、③の練習  1年のTKコーチが指導
 1年生は4月から行っている練習で慣れているので、スムースにできました。今後は②でマークする相手を決めて、そしてノミネート(指差し)する練習をしましょう。

4 最後はミニゲーム、1年生は3チームで戦いました。
 2年生は、1年生と比べて体が大きく、スピードと力があり、グラウンド全体を見れていました。1年生は部分的には対応できた場面もあり、配慮を受けた試合では互角近くまでできましたが、実力の差はやはり大きいと分かりました。
 強い相手・強いだろう相手と試合をするときは、ディフェンスでは何とかトライを防ぐこと、1本でも少なくすること。アタックでは何とか1本トライを取ること、1本でも多くトライを取ることを目標にします。今日の1年生は頑張ってゲームができていたので、次回は作戦を考えて、大きい相手を恐れずにやっつける気持ちで、試合に臨みましょう。

 2年生の生徒とコーチの皆さんへ。合同の練習は、大変ありがとうございました。
 2年生のスピード、技術、そしてコーチの話をよく聞いてすぐ理解するところは、1年生の目標になると思いました。2学年の合同練習では、下の学年の方が得るものは多いようで恐縮ですが、先輩の2年生に追い付くプレーを目指しますので、また、一緒に練習をしましょう。

 6月と7月は、試合の予定が今のところありません。8月の合宿までに個人のスキルとチームのスキルを磨いていきましょう。
 また、梅雨に入るので練習が休みになることもあります。先週配ったミニラグビーボールを使った練習と今日のボールジャグリングの個人練習をしましょう。
 6月のブログはIDコーチが担当します。よろしくお願いします。

6/4 中学 堺RS主催交流試合

6月4日は、毎年恒例となっている、堺RSさん主催の交流試合に参加してきました。

午前にU13チーム、午後にU15チームの試合が組まれており、15分1本の試合をそれぞれ3試合行ってきました。今回はベンチに余裕があったので、スコアの詳細をつけておきます。

〇U15チーム
課題は、ピラーディフェンスと前に出るディフェンス、つなぐオフェンスでした。どこまで修正できるかが試されます。
・0-45 vs明石RS
フルメンバーの明石RSさんにいいようにやられてしまいました。前に出てディフェンスができていないため、身体の大きな選手に走りこまれるとタックルの甘さもさることながら、タックルに入る恐怖が出てきてしまい、ディフェンスらしいディフェンスができず、さらに心が折れてしまい、失点を重ねてしまいました。一方で、ピラーに立つことはできていました。そこから前に出ることができれば、もっと簡単にディフェンスできるようになれるはずです。
オフェンスの機会は少なかったので、レビューが難しいところですが、チームの意図の感じられないキック攻撃についてチーム内で話し合ってほしいですね。
・0-17 vs南地区合同(岬、八尾、南大阪、みなと、河内長野、富田林)
スクール選抜のメンバーがいないチーム同士の対決、つまりチームの層の厚さが試される試合でしたが、残念ながら完封負けでした。ディフェンスは少し修正されてきたように思いますが、相手の体の大きいCTBを止めることができず、その選手を中心に攻めてこられての失点でした。東大阪大会の時から変わらず、身体の大きい選手へのタックルが課題です。
オフェンスは、それなりに機会はありましたが、やはりつながらず、トライまで行くことができません。合同チームであることはもうわかっていることなので、選手同士でコミュニケーションを取って、声を出しながら意図を伝えれるようにならないといつまでも厳しいですね。
・22-7 vs堺RS
選抜組が合宿後にも関わらず、戻ってきてくれました。4人が復帰し、ベストメンバーに近い布陣でした。堺RSさんは選抜組が途中から少し入っただけでしたから、秋のスクール大会の参考にはなりませんが、現時点でうちのチームがどこまでできるのかを試した試合でした。3年が戻ってきたおかげで、これまで攻守にわたってチームを支えてきた3年に余裕が生まれ、チーム全体の動きが見違えるようによくなりました。また、選抜組の活躍を目の当たりにして、選抜組がよく頑張って成長していることがよくわかりました。引き続き、頑張ってきてくださいね。
失点は、ディフェンスラインが上がったものの、揃って出ることができず、またつまらないタックルミスから一気にゲインされてのトライでした。ディフェンスはまだまだ改善の余地ありですね。
新チームの2勝目でした。

ディフェンスの改善は少しずつですが、できてきています。もっと精度を上げつつ、メンタルの強化にも取り組んでいきたいですね。努力を続けたという実績が自信につながります。まだまだここから積み上げていきましょう。
ハンドリングスキルもランニングスキルも決して悪くないのに、攻撃がつながらない。これは、もうチーム内コミュニケーションの問題だけです。相互理解と意思疎通ですね。練習を重ねながら、お互いのプレーを見て覚えて、お互いの長所を生かせるように理解していきましょう。

〇U13チーム
課題は、前に出てディフェンスすること、スペースを使って攻撃すること、深いオフェンスラインを作ることでした。
・28-0 vs堺RS
選手たちの希望もあって、各自の得意ポジションで組んだチームで完封勝利。オフェンスもディフェンスもよく頑張っていました。コンバージョンをすべて成功させ、得点を取る精度の高さが良いですね。
・26-0 vs南地区合同(岬、八尾、南大阪、みなと)
この試合は、試してみたいポジションがある選手の意向を尊重しての布陣で臨みました。この試合も、オフェンスもディフェンスもよく頑張っていました。特にディフェンスは無失点に抑えようという意識が表れていました。試したいポジションについたものの、数フェーズ重ねるといつもの立ち位置に戻ってしまっていました。いきなりですから、仕方ありませんね。
・17-12 vs明石RS・金岡北・金光八尾
初めての1日3試合の3試合目でした。相手も同じ条件ですが、スタミナ不足が出始め、ディフェンスが甘くなっていました。やっていることは前の2試合と変わっていないのですが、やはりスタミナがなくなると精度が下がってしまいます。特にFWは足が止まりかけていました。それでも勝てるのは、負けん気が強いのと、ここぞでの集中力が高いのかなと思います。

この日は、相変わらず攻撃パターンに特定の選手の縦突進とモールからのPick&Goが多かったのですが、CTBの縦から外に展開してのトライ、オフェンスラインに入ったFWからの攻撃もありました。トライに関わる選手が多様化してきたのは良い傾向です。状況に応じた攻撃を選択できるようになれればなお良いですね。
U13の間は15分ハーフ、U15になると20分ハーフの試合です。また、スクール大会などは、これを1日2試合行います。スタミナはいきなり向上しません。日々の努力の賜物で、それも走り始めてもスタミナが上がってくるのは3か月かかると言われています。夏になると、中学に入ってからどれだけ頑張ってきたか、その差が出てきてしまいます。今からでも遅くないので、スタミナ向上に取り組んでくださいね。