○合宿2日目
▽試合
・A1 vs 5年生 計 3-0(前半 1-0 後半 2-0)
・A2 vs 5年生 計 3-2(前半 2-1 後半 1-1)
・ A vs 中学1年生+6年 計 6-1(前半 4-1 後半 2-0)
全試合とも勝利しましたが、合宿の課題であったタックルは、手だけで止めに行く、足が出ていない、パックができていないなど、課題が浮き彫りとなりました。最初から完璧なタックルはできません。大きな相手にタックルに行くのは本当に怖い。コーチも同じ経験をしています。それをどのように克服するか。コーチ全員で話し合い、午後は”タックル特練”を実施しました。この合宿を通じて、生徒の皆さんに”タックルの恐怖に打ち勝つ強い心”を手に入れて欲しかったのです。生徒の皆さんは、本当によく耐えて頑張ってくれたと思います。
○合宿3日目
▽試合
・A1 vs 5年生 合計 8-1(前半 3-0 後半 5-1)
・A2・A vs 5年生 合計 7-1(前半 7-0 後半 0-1)
・6年生紅白戦
午前は、個人のタックルをチームとして活かすべく、全員が同じタイミングで前に出て相手にプレッシャーをかけ、また、スペースを潰してタックルをする”全員ディフェンス”を練習しました。個人(点)ではなく、全員(面)でのディフェンスです。個のチカラと組織力が合わさることで、チームとして”大きな強み”となります。
午後の試合では、5年生相手ですが、全勝することができました。試合内容も合宿で取り組んだ”全員ディフェンス”を行うことができ、上級生として見本となるゲームをしてくれました。
オフェンスで10m進むのも、ディフェンスで10m進むのも、”10m”は同じです。”守るディフェンス”ではなく、”攻撃的なディフェンス”を意識して前に出ることで、自分達で試合のペースをつくることができます。これは試合に出た生徒本人が、2日目の試合とは随分変わったと実感してくれたのではないかと思います。
○合宿4日目(最終日)
合宿の疲れがピークにある中、”声出し”を中心に軽く練習を行い、全てのスケジュールを終えることができました。試合での負傷者と今年もブヨの被害にあった生徒一部もいますが、生徒については大きな怪我もなく、元気に山を降りることができました(6年父兄さんは…⁈)。
○その他
今回の合宿中、生徒自身に”今の自分の課題”を考えてもらい、原因を分析し、課題解決の糸口を見つけてもらうことを目的に、”合宿ノート”を作成してもらいました。ラグビーはグラウンド内での瞬時の判断が重要となるスポーツです。コーチに言われて行動するのではなく、生徒自らが考えるクセを日頃からつけてもらうキッカケになればと思います。豊中に戻っても、この取り組みは是非続けて下さい(ラグビー以外でもOKです。)。
※合宿ノートは、4枚全てをラグビーノートに貼り付けて提出してください。
秋シーズンは、8月28日のマルチグラウンドの練習から始まります。今の6年生にとっては、小学生最後のラグビーシーズンとなります。夏合宿で得た経験を糧に、残りの7ヶ月間悔いの残らないように取り組んでください。また、我々コーチも陰ながらサポートしていきます。
最後に、元気に生徒を送り出していただいた保護者の皆様、また、炎天下の中、グラウンド整備、水撒き等のお手伝いをいただいた保護者の皆様本当にありがとうございました。
残り7ヶ月となりましたが、これからも宜しくお願い申し上げます。