7/3練習内容

暑い中、参加9人と少な目でした。

まず、いつも通りラダー各種+コーンタッチです。腰を落として両手でコーンタッチ、ボールを持って、持ち替えながらコーンタッチなどというバリエーションも加えました。自然に相手と反対側にボールを持ち替えられるようになって欲しいものです。

パスキャッチについては、数をこなすのが目標です。片手トス、両手投げ上げ(拍手1回・2回・3回)、キックキャッチ、同時交換などで200回弱はボールに触りましたが、幼年さんから試合の申し込みがありましたので、少な目で終了。

幼年さんとの試合は、幼年さんの善戦が目立ちました。こちらとしては、練習してきたようにパスをして、離れたところでもらって走りたいのですが、結局手渡しパスになってしまい、そのまま絡まれて、互角の試合を演じてしまいました。ボールの奪い合いでは、幼年さんと互角でした。後半は、少しパスが回り始め、離れて走るシーンがありましたが、それでもゴール際でラインに押し出すナイスタックルで阻まれるシーンもあり、幼年さんのナイスゲームでした。離れたところでパスをもらうと絡まれずに走れる、という実感をもってもらうにはどうしたらよいか工夫が必要なようです。

4月の練習開始以来、パスキャッチは2000回以上して、そこそこ捕れるようになってきましたので、そろそろパスをする方の練習も始めました。まずはストレートパスから。

タグのベルトをさせて、そこに両手を入れてパスをさせたら手首しか使えないので、できているかどうかがはっきりするかもと思ってやらせてみました。しかし、できている子でもベルトに手を入れたらうまく投げられなかったりして、これは失敗。

ここで理論家Sコーチより講義がありました。手首を柔らかくして、手首の前後の動きと内から外へ回転する動きを使い、3,4,5の指先でピュッと押し出す感じで投げる、ということでいいでしょうか?感覚だけではなくて、こういう理屈を説明するのも大切だと思います。なかなか難しい動きですが、できている子もいます。これも夏合宿終了時までに全員できるようになったらいいなあ、なんて思っています。

次に、周りを見ながら動くというのも永遠の課題です。「4人いる」で書きましたが、2列に並ぶ、という課題については、1年生はできるようになっています。本当に日々進歩しています。今回は、7~8mのグリッドを作り、向こう側の二つの角からディフェンスが一人ずつスタート、こちら側の辺の中央から攻撃側一人がスタートします。ディフェンス2人が連携して一人を捕まえる、という練習をしました。試合で、相手ボールの時に5人が並んでディフェンスするのですが、一番端の子が、自分が捕まえようと思って飛び出してしまい、大外を抜かれ、全員ごぼう抜きでトライ、というシーンを見ることがあります。ここでは図解して、外を抜かれないように前に出るルートを教えました。「飛び出して外を抜かれるとまずいだろ」というと真剣な顔をしてうなづいている子もいました。分かっている子もけっこういるのですが、全員が理解するのが目標です。

最後に紅白戦で終了。暑い中少し無理をさせてしまったかもしれません。