来週の試合に向けて

来週は小学生になっての初陣です。あいさつ、服装など試合以外でも相手に勝ってほしいので昨日の練習では、全員のドレスチェックを行いジャージは短パンに入れる、ソックスは真っ直ぐ履くなど基本的な事ですが指導しました。

試合形式の練習も、いきなり試合ではなく入場→整列→挨拶と出来るまで練習し最後はビシッと決まりました。本番でもビシッと決めて相手を圧倒して欲しいですね。

この1ヵ月は小学1年生のラグビ―のレベル感が分からず正直、迷いもありましたが、来週の北摂大会で新たな課題や発見があればいいなと思います。

 

4人いる!

練習の都合上、「3人向こうへ行って」と指示したことがありました。

ところが4人向こうへ行ってしまい、それに対し「4人いるぞ。3人だぞ、3人」と後ろから言ったところ、何か言われていることは分かるものの、なかなか4人いることに気づきませんでした。このくらいの年頃の子どもは周りを見ていませんよね。

2列に並ぶ、と指示したときに、2対10くらいに並んでしまい、反対へ行けと指示すると今度は10対2になってしまう、というのはよく経験するところです。実はこれはけっこう高度な能力を必要とするように思います。全部で何人くらいいるか、半分で何人くらいか、あっちが少ないとなったら何人かそちらに行こうとするわけですが、一人行った、二人行った、と数え、このへんでやめておこう、というのを全員が認識していないと一回でぴったり半分には分かれられません。

このくらいの能力だと、相手を見て味方を見て、ラインを作るなんていう練習ができるわけがありません。

ということで、周りを見て、自分はどうしたらいいかを考え、素早くうごくという練習を考えました。チームを二つに分け、「3人向こうへ」などと指示し、ぴったり3人が向こうに早く着いた方が勝ちというゲームをしてみています。

「3人向こうへ」の場合は、自分より前の人数を数えて4人目が踏みとどまらなくてはなりません。2人しか行ってなければ3人目が走り出さなくてなりません。前回は5点マッチ3回で、概ね反応できましたが、最後の一人になると決めて動かないで見ていると一番判断が楽ということに気づいた子がいましたので、今回は少し難しくしてみました。

今回は、「3人向こうへ」と言われたら、3人は向こうへ走るが、残りは反対側のゴールに走るというルールにしました。お互いに背中を向けて走ることになるので、格段に難しくなり、白熱したゲームになりました。

面白かったのは、味方に指示を送る子や、最後まで残って人数調整をしようとする子など、いろいろな役割を果たす子が自然発生的に現れたことです。慣れてくるといろいろな戦術ができてくると思いますし、こういう働きを上手に褒めて奨励していけば、チームワークのいい好チームになるのではないでしょうか。

5段階評価で、盛り上り度5、熟達度3くらいでしょうか。もう少し続けてやってみた方がいいように思いました。

 

チーム分け発表

北摂大会へ向けてチーム分けを発表しました。

Aチーム                3しょうたろう 4こうき 8きよまさ 9ゆうま 12そら 13けんご(C) 15ひなた

Bチーム                 1はるや 2ひかる 5しょうた 6ゆうま 7ひかる(C) 10しんすけ 11たいが 16たいせい

(C)がキャプテン。キャプテンは希望者がジャンケンをして決めました。

試合へ向けて、服装の整え方、グランドへの入場の仕方などを学びました。試合でもしっかりとカッコよくやりましょう。

なお、公式戦はドレスコードが厳しくて、ユニフォームが揃っていないと出場できないことがありますので、注意をお願いします。特にストッキングはスクールの白赤のやつでないとダメなので要注意です。

また、気温が高くなっていますので、帽子は必須です。長丁場なので、水筒も2本くらい用意をお願いします。

プレーに関しては、手渡しでパスをもらうとそのまま相手がついてきて、みんながお団子状態になってしまいます。なるべく離れたところでボールをもらうようにしたいのですが、昨日の紅白戦ではまたお団子状態に逆戻りしていました。離れたところで待つ子がいても、ボールをもらいたいがために抜け駆けをして前に出る子がいるとお団子に逆戻りです。全員の理解のレベルを上げるしかありません。

1年生になって初めての試合です。どんないいプレーが出るか、どんな反省点が見つかるか楽しみにしています。