12/6 4年生 茨木RSとの合同練習

12/6(日)豊中マルチグランド
参加人数:14名

今日は、茨木RSとの合同練習&練習試合です。茨木RSとは、35年も続いている定期戦があり、昔からよきライバルです。今年の4年生は、茨木RSに3回対戦し1度も勝利することが出来ていません。今日は合同練習なのですが、どこが強いのかをじっくりと観察しながら練習を行いました。

1.ランパス
4名で行いました。通常のランパスとフォローを行いました。パスのスキル、キャッチ、走るスピードは特に差はないようです。総じて、キャッチする時のスピードは遅いです。

2.当たり~展開
先週も行ったのですが、今日は合同で行いました。FWが3人でモールを形成し、スクラムハーフからBKへ展開。ウイングでポイント作り、更に展開し、TRYします。ここで差を感じたのは、当たりの強さ、姿勢(低い)、当たってからの押し(足を動かし続ける)ことです。それと茨木は、モール、ラックからFWがサイド攻撃を行うために1人準備していました。豊中はFWがボールとってそのまま前に走ることは行いますが、SHからFWサイドへの攻撃はしたことがありません。効果的な攻撃だと思いますので、次の練習で真似してみましょう!

それとSOが止まってパスをキャッチしています。これでは、ライン攻撃のスピードが出ません。相手にも簡単にタックルで倒されてしまいます。常に前に出ながらのライン攻撃を行ってください。

3.FW・BK
私は、BKを指導しましたので、BKのみレポートといたします。2対1を行いました。アタック2人、ディフェンス1人です。普通に考えれば簡単にTRYできるはずです。しかしながら実際に行ってみるとなかなかTRY出来ません。次に1対1で行いました。今日は芝生のグランドです。自分のステップがどれだけ相手に通用するのか?うまい生徒の走りがどうなっているのか?等気づきましたでしょうか?

(2対1でTRYできない原因)
・SOが、前(対面)の相手と勝負していない。対面の相手を自分に向かせて、パスを放る味方をフリーにします。そうするためには、対面の相手に向かって攻撃すれば相手は自分にむかぅってタックルをして来ます。その時が味方にパスをするタイミングです。

茨木の生徒はタックルで前に出るスピード、強さが豊中よりも優れています。見習って下さい!

4.練習試合
2試合行いました。前後半で交代し全員出場しました。いつものABチームに分けるのではなく、混成で行いました。1試合目は、豊中の覇気が見られず完敗でした。茨木の強いランナーに走られたり、速いサイド攻撃など前に出る相手を止めることが出来ません。しっかりと体を張ってディフェンスできていないのが原因です。それとキックオフで狙われてミスをすることも多かったです。いつでも自分のところにキックが来てもいいように準備が出来ていません。

少し時間を空けて、再び対戦します。1試合目のあとのミーディングでは、悔しくはないのか!このまま舐められていいのか!豊中はやっぱり弱いのか!等気持ちの部分を刺激しました。
その後、チームに分かれて、自分たちで考えて、それぞれが責任を持ってプレーすることを意識させるために、自分たちでミーティングをさせました。

その後の練習では、一斉に前にでるディフェンスの練習を行いました。

2試合目は、1試合目よりは1人1人が奮起し必死の頑張りが見られました。茨木も押され気味で豊中の勢いが勝っていたと思います。まだまだノックオン等、雑なプレーが見られますが、
今日の2試合目のような試合をすればきっと強くなると思います。

今日、一番驚かされたのは、新人で試合デビューの生徒です。相手に臆することもなく、よく走り、タックルまで決めていました。すごくいいプレーでした。これからルールを憶えて思い切ったプレーがもっと見られるでしょう!

ps.今日の合同練習で、茨木の生徒のよいところ、自分よりもすごいところがわかったでしょうか?同じ4年生です。決して体力的な差はありません。自分が劣っているところは練習して
克服して下さい。来年は絶対に茨木に勝てるチームになりましょう!それと最近ノート提出率が悪いです。次のノートには、茨木よりも自分が劣っているプレーを書いてください。そしてそれを克服するためにどのような練習(自主練含め)を行うのかも書いてください。よろくし!

中3最後のスクール大会から、新チーム最初の大会へ

ご無沙汰していました。秋は忙しすぎてすいません。練習に行く日を確保するだけで手一杯でした。

中学3年は、最後のスクール大会を終えました。けが人が多く、最後まで全員が揃って試合に出たことはなかったように思います。結果は最下位と残念でしたが、随所に成長を感じられる好プレーを見せてくれました。3年間、ご苦労様。次のステップでも成長して、大きくなった姿を見せてくださいね。3月の最後の練習には、みんな進路を決めて、笑顔で参加してください。中3保護者の皆さまもお疲れ様でした。卒業生保護者枠がございますので、今後もよろしくお願いいたします(笑)

中3の引退に伴って、新チームが発足しました。中3の人選のもと、新キャプテンを中心に練習スタートです。
ところが、新チームは盛り上がらない…。個々には楽しそうにしているものの、練習は淡々とノルマをこなしているみたいで、元気も覇気もないという状態でした。
雨のマルチグラウンドでの練習で、ようやくチームに活気が戻ってきました。技術的な練習より、チームビルディングを優先し、チームで何かを達成する練習メニューへの転換です。
その後、得意な部分を伸ばしてから、不得意な部分に手を入れていくべく、コーリングとハンドリングを重点的に高めてきました。

新チームの元気のなさをどうにかすべく、練習メニューをあれこれ考えているときに、新チームの長所と短所、さらにどうすれば勝てるかまで掘り下げてみました。
そして、出た結論から、メニューを考え、まずは2月末のU14スクール大会、来年度初頭の太陽生命カップ大阪府予選までの、年内、年明け、年度前後のプランを立ててみました。内容は秘密です。まずは中学コーチで精査しないといけないので。

さて、その試金石ともいえる試合が12月5日(土)にありました(それまでも試合はありましたが、人数が揃わなかったりで助っ人ありのチーム編成でした)。北野高校招待試合「廣瀬カップ」です。残念ながら、廣瀬選手はおられませんでしたが、7つの中学校とスクールが集まり、色々な中学ラグビーを体験できる大会でした。
豊中RSは、15分1本の3試合を行いました。「攻撃し続けること」を今大会のテーマとして、攻撃のパターンを確立する、トライのイメージを頭に入れることを主眼としていました。結果と、それぞれの試合の短評を以下に載せておきます。

vs 吹田RS 7 – 33
試合の入り方が悪く、受け身になる展開。吹田RSのきっちりと身体を当てにくるタックルの前に何もできず。最初の攻撃も、テンポに乗ってからでないと成功しないようなプレーを選択して自滅。タックルされてからの姿勢も悪く、ボールを奪取され続け、ディフェンスの局面ばかりになり、タックルに人数を割かれ、立ち上がっているプレイヤーが減り始め、そこをきっちりと攻められてトライ献上という豊中RSのいつものパターン。素早いPKのリスタートから、それに反応できた2人で堅いディフェンスを破ってあげたトライが唯一の収穫。

vs 長吉西中 5 – 5
FWもBKもシンプルに攻撃することを修正点として、臨んだ2試合目、終始相手を押し込むも、トライを取り切れない展開。BKのディフェンスが良く機能し、相手ゴール前にくぎ付けして、攻撃機会を伺うも、姿勢の高い突進がことごとく相手に跳ね返され、10分近く使って、ようやくトライをあげる。その後、前のチームからずっと指摘している自陣ゴール前のスクラムのディフェンスが悪く、トライを献上。相手のチャンスはこの1度きりで、勝てた試合展開だっただけに、悔しさが残る試合。

vs 市岡中 10 – 0
下にあるボールをすぐに攻撃につなげることを修正点として、臨んだ3試合目、余計なミスが減り、ようやくラグビーらしい試合。BKのディフェンスが機能し、FWのディフェンスも向上、さらにディフェンスからもテンポが生まれ、攻撃に波及する好循環が生まれ、2本のトライは攻撃力がまだまだ伸びることを証明するかのような崩し切ったトライ。ここ数年で、久しぶりの完封勝利。それでもチャンスはまだあったはずだし、競った展開で勝利をものにするにはまだあと数歩足らない。

<総評>
悔しい思いもしましたが、色々と目処が立ったように思います。まずはポジション適性が確認できたことです。まだけが人全員が戻って来ていませんが、人数が少ないチームにおいて、プランをいくつか立てれるようになったことは今後役になっていくことでしょう。
次に、1年が試合で通用することです。技術的に未熟な部分が多々ありますが、十分戦力として考えることができます。
また、チームとしてトライを取る方法がわかったことです。当然、もっとパターンを増やしていかなければならないのですが、数少ないながらもチーム全体がトライを取る方法を意識できるようになったのではないでしょうか。
課題も山ほどあります。もっと簡単に勝てる試合もありましたし、そこまでの点差をつけられなくてもよかった試合もあります。特に、前のチームのときから課題としていた部分がまだ改善されていないことに強い危機感を覚えています。練習で積み上げていきましょう。

チームの方向性が、私の見立てと変わらないことがわかり、むしろ、予想以上の好循環が生まれることを知りました。今後は、好循環を生むため、つまりチームに勢いとテンポをどのようにつけていくのかを精査しつつ、身に付けていかなければならないですね。