5年生 合宿直前練習は ?

7月26日は ふれあい緑地で合宿直前の練習をおこないました。大阪は毎日気温30度越え、もし、この練習中に 「早くあのハチ高原のエアコンの不要の涼しい環境でラグビーがしたい!」一瞬でも思ったら、あなたたちはもう立派なミニラガーマン、&ミニラガールです。今年も32人全員出席ということで、なんと合宿バスも前回のさぬき遠征に引き続き ”5年生貸切りバス”となるそうです。 でも 今回は おふざけは 大阪に置いてきて、真面目にラグビーに取り組んでみましょう! 5年生のみなさんよろしく頼みますよ!

練習の始まりは ランパス&ゴロキック&パントキックです。 ここでの目的はパスのコントロールを上げること、キャッチングとトップスピードでボールをもらうこと!そして、声を出してチームメイトと上手に連携すること! など、春からすこしずつ取り組んできましたがまだまだです。 特に声を出しての連携!とれてません!前からも言ってますがこのラグビースクールでの練習では恥ずかしがることなく一度大声出してみてください! 人生変わります! プレースタイルも変わります!これは本当です。『だまされた!』と思ってコーチの言う事チャレンジしてみてください!

このあとはラックのオーバーの練習を行いました。大阪の強豪と言われるスクールに対抗するためにはどうしても避けてとおれない練習です。でもこのオーバーの練習もすごく押せるやり方があります。どこを押せばよいのか?どのようにボールを持てばよいのか? どのような姿勢で押せばよいのか?足の運び方! 体、足の向きなど合宿でも体が覚えるまで練習しますので ”まずはどこを押せばよいのか?” 思い出しておいてください。

そして、最後は6年生に胸を借りてのアタックディフェンスでした。私は順番待ちのメンバーのほうにいましたので、あまり見れてませんが、ここではディフェンスの連携が悪かった時は攻め込まれていたなー! と遠くからみてました。連携も声です。誰がどの相手をマークするか? お互いに声を出し合って確認することが大事です。このことはこの合宿では一番重要視してみます。(どう?合宿で大声だしてみよう!)

最後に 7月31日 大阪空港モノレール駅下のバスターミナルに7時30分集合です。決められた持ち物に全て名前を書いて上手にカバンに詰めて、集合してください。この合宿は9月の茨木RSさんとの定期戦、10月の市長杯、11月のスクール大会で32人全員が最高のパフォーマンスを発揮するための ”はじめの1歩”です。 ”絶対うまくなる!” ”絶対弱点を無くす”という心意気で山に登りましょう!

 

2年生 7/26

合宿前最後の練習をふれあい緑地で猛暑の中、13名参加で姿勢と判断をテーマに練習に取り組みました。
まず、姿勢ですが課題であるタックル、モール、ラックそれ以外でも重要になってくるものです。なるべく飽きずに取り組めるようゲーム形式でやってみました。徐々に体幹を鍛えていくトレーニングも取り入れていきたいと思っていますが、これは倒れずにボールをキープしながら連続攻撃ができるチームを目標にしている豊中2年生には不可欠ですので、頑張ってやっていきましょう。
次に判断に着目した練習です。ディフェンスラインのギャップ(空いているスペース)を瞬時に判断しそのスペースに走り込めるか、視野の広さと瞬発力が必要でしたが、前前回の練習で一度やっていたので対応できている生徒が多く合宿に向けいい雰囲気です。2コウダイが判断の早さと動きの早さが目立っていました。
最後にこの2つを意識してのミニゲームです。スペースをみつけ、いいステップは多かったのですが、逆にディフェンスの甘さが目立ってしまいました。合宿では、手でディフェンスに行かずに踏み込む前足に特に焦点を当てて練習し、何かをつかんで帰ってきたいと思っています。

2ねんせいへ

がっしゅくのまずのもくひょうは、大きな声であいさつ。きょうごうチームはこれができています。
他にもう一つもくひょうをかんがえてきて参加しよう。

7/26 4年生練習内容

7/26(日)豊中マルチグランド
参加人数:15名

台風の影響もなく、まさに夏本番のとても暑い中での練習でした。数名の生徒が暑さで練習出来ませんでした。まあこれだけ暑ければしかたないですが、合宿に向けてはしっかりと体調管理してベストの状態で参加お願いします。また、先日お亡くなりになられた、故佐伯コーチのご親族の方が練習に来てくれ、4年生にもラグビー頑張って下さいとエールをいただきました。4年生一同頑張りますので、これからよろしくお願いします。ありがとうございました。

1.アップ
2人組でボールを使ったアップを行いました。前に転がして、ピックアップ。上に投げてキャッチ。基本的なプレーですが、2人組で行ってもなかなかうまく行きません。相手の事を考えてボールを投げる(パス)ことは、難しいことです。ラグビーのプレーは常に味方のことを考えてプレーする必要がありますので、いつもチームメイトのことを意識して下さいね。

2.ランパス
3人で行いました。ラインの上を走ります。パスが浮いたり、届かなかったりする生徒が沢山いました。今日のパス練習を最低限出来るようにしないとパスは繋がりませんので、忘れないようにして下さい。

3.姿勢
先週に引き続き行いました。背中にコーンを置いて落とさないように正しい姿勢を取ります。正しい姿勢をとれるようになり、全員が強くなれるように頑張りましょう!

4.ミニゲーム
広いグランドなので、試合形式でプレーを確認しながら行いました。合宿では試合がありますので、今日の練習で教えたことを忘れないようにして下さい。

ps.いよいよ合宿が始まります。4日間仲間と過ごし、ラグビーに集中出来る貴重な時間です。参加者全員で頑張り、チームが強く
なれるようにたくさん練習しましょう!

2015.7.19-26 幼年さん体験君も元気です。合宿前練習~

【2015-2016幼年team】
日時:2015.7.19  9:00~11:00
場所:豊中市立第15中学校
 参加者:s2、s3、k5、h6、k8、t11、k12、s13、h15、r18、aki、syo
メニュー:1)ランニング2)ダッシュ、スキップ3)アジリティ4)サイドステップ5)川渡りゲーム、ミニゲーム

朝から雨模様。練習出来るか怪しい状況でしたが、体験2人を加え元気な幼年が集まってくれました。
今日は、1年生との合同練習です。川渡りもミニゲームも、1年生と張り合って楽しい練習でした。

【2015-2016幼年team】
日時:2015.7.26  9:00~11:00
場所:マルチグランド
 参加者:e1、s3、h4、k5、h6、h7、k8、y9、s10、t11、k12、s13、k14、h15、r18、t19、y23、aki、syo、ryo
メニュー:1)ランニング2)ダッシュ、スキップ3)アジリティ4)ダミーアタック5)カッコエエトライ6)川渡りゲーム7)ミニゲーム

あ~づ~い~(+_;)。幼年の練習場近くに日陰をくれ~(>_<)
って言っているのは、コーチだけか?(^-^;!子供達は元気です。「コーチ~。何するの~。川渡りしよ~。ゲームしよ~」って!何がエエかって、子供達が笑顔(^o^)で練習してくれるのが嬉しい。
syo、ryo、akiの体験組も元気です。メンバーと同じメニューを、笑顔で真剣に取り組んでくれていて、頼もしい。
スキップ、アジリティで、前後のステップとサイドステップ、リズム感を養います。皆、どんどん早くなってきているねぇ。
その後は、ダミーアタック。久し振りだけど、覚えていたかなぁ。低く、身体であたって、しっかり掴み、一気に押し込む。初めてやったryoなんか、最初は手であたっていたけど、最後はしっかり押せてたねぇ。今日はコーチからの個別指導つき。みんな分かったかな?
ここで、臨時コーチ登場~。カッコエエトライ~!!観客へのアピールの見本つき(^o^)。それを真似して、みんなもやってみよう。何回もやっているうちに、だんだん様になってくる。syoとs10が並んでサイドからの、スライディングトライ決めた時なんか、メッチャ格好良かった。
そして、川渡りゲームから、ミニゲームに。今日良かった点は、綺麗に後ろの味方へのパスが、何回かスムーズに出来た事。オフサイドポジションを間違えていた子もいたけど、それを意識してプレイ出来てきているのも、良い兆し。良かったよ~。
さぁ、来週はいよいよ合宿です。参加する子は、体調万全で来いよ~。楽しい合宿にしような~

PS:TRS幼年は、たくさんの子供達の参加をお待ちしています。どんどん体験も来て下さいね。楽しく遊びましょう。20150726_164818

7/19中学練習

さぬき遠征の結果を受けて、自分たちのスタミナがどの程度なのか、20mシャトルランを測定してみました。

文部科学省が公表している全国平均のデータを見てみると、
中1 70.12中2 87.60
中3 94.06
となっていました。

中学の測定値をイニシャルで公表してみようかとも思いましたが、なんとか思いとどまって、平均値の上下のみを公表すると、
平均より上  下
中1    4人   3人
中2    4人   5人
中3    1人   5人
となりました。

がっかり…。
この夏の大きな課題です。これまでも、「毎日走らないとスタミナはつかない」、「スタミナは運動神経にほとんど関係なく、努力した分だけ伸びる」と散々言い続けてきましたが、残念ながらコーチ陣の言葉は届いていなかったようです。

我々コーチ陣も反省しなければならないですが、こんな体たらくでよくもまあ「毎日走ってます!」と言えたもんだよね…。はあ…。

今更凹んでいても仕方がないので、測定後は、いつもの練習に戻りました。

接点近くでラインブレイクを狙う練習です。
・接点近くで相手を振り切る。
・相手の動きを見て、最善の攻撃を選択する。
・ラインブレイクしたら、ライン参加者全員が顔を出す。
といったこれまでのポイントに加え、
・全員がフォローに回る。
・FWがラインの後ろにフォローにつく。
を新しい課題にしてみました。

先週もやった練習のポイントを今週忘れてしまっていることにがっかりしてしまいました。
こちらも、あれほどラグビーノートをつけろと口酸っぱく言っていたのですが、その日の練習が終わったら、頭に残らず次々と抜け落ちていくようです。
一時はほぼ全員が出していたラグビーノートも次第に減り、今では常に出してくれる中1と来たときは8割がた出してくれる中3のみとなってしまいました。残念ですね…。

これからも指導はしていきますが、コーチの言うことを聞く世代ではなくなったのか、私らの指導方法が悪いのか、ただの反抗期なのか…。ともあれ試行錯誤ですね。これまでと異なる指導方法を考えていきます。

7/19 豊中RSミニラグビーマガジン(夏休み突入SP)

7月19日は豊中15中で練習でした。練習開始直前に雨が降りだし、中止?という雰囲気でしたが9:00には雨があがり予定通り練習がでました。先週の香川遠征でも全員が一生懸命走りチームとしてのレベルはあがっていることが確認できました。これも、生徒の皆さんがOFF THE BALL(オフ ザ ボール)毎週日曜のラグビーの練習以外の日にも少しずつ自主練習をしていたことがここに来て成果がでてきていると思われます。特に全員の体幹が昨年に比べて強くなってきているようで、この春シーズンは関西やこの前の四国の”強豪”スクールとも戦いましたが全員が大きな怪我なく、この夏を迎えることができました。生徒の皆さんの努力、そして、ラグビースクールに通わせること1番に考えてお子さんを元気に送り出していただいている保護者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。(深謝いたします。)

春のシーズン最初に ”弱点克服をする1年” ということでシーズンをスタートさせてパススキル、ランニングスキル、キックスキルの向上、そしてバックスのサインプレーやフォワードのラインアウトのサインプレーなどの”戦術”も取り入れ、以前の”ボールを持ったらとにかく前に走り出す”という直感的なラグビーから、”頭”をつかって無駄なくスムーズに動くラグビーに変化させています。すでに5年生の生徒さんのなかでも何人かは”自分が切れ込んでトライをとる”というプレースタイルから”外にパスを出してバックスの”センター”や”ウイング”の選手がトライをとる”というプレーが増えてきました。前者はステップの練習になり、後者はプレッシャーのなかでのパスの練習になります。どちらも大事なので、練習するときは常に試合を”頭”でイメージしながら失敗を恐れず練習しましょう。

また、この夏からは先週さぬきRSさんに教わった、OFF THE BALL , OFF THE DRILL を具体的に進めていくため、まずは合宿で ”団体行動” という”テーマ”に参加者全員が取り組んでいただきます。すでに小学校生活も5年経ちました。あと1年で小学校も卒業です。6年やってラグビーは上手になっても、日々の生活面が ”お子ちゃま” では 全然NG(No good)で、私たちコーチ陣としても不十分です。人数が多いということでスクールの中でも、また他のスクールからも常に目立つ存在なんです。ラグビー同様、生活面も ”さすが豊中ラグビースクールの5年生”と言われるようになるために、この合宿では技術面はもちろんですが、生徒さんの生活面(メンタル)の部分も同時に鍛える合宿にします。メンタルを鍛えることができれば試合中しばしば見られる ”パニック” にはなりにくくなります。今回の練習でも特にフォワードの練習メニューでは”ゴール前でのペナルティー”の時の動きの練習をおこないました。レフリーのペナルティーの笛が吹かれた時、レフリーの手の向きによってアタックなのか?それとも5m下がってディフェンスするのか? アタックならボールをどうすればスタートできるか?など詳しく説明をいれながら、選手に動いてもらいました。最初は ”ぼーっ”としていたり、”地面にボールを置いてチョンと蹴り”いれるのを忘れて走り出したりするなど、せっかくのトライチャンスを逃すような行動をしていました。しかし、5年生のすごいところはここからです。数回するやってみただけですぐに適応できるようになっていました。このように適応力はピカイチの5年生です。この合宿でも生活面でもしっかり適応力をみせてください。

それでは、来週はマルチグランド9:00から合宿前の最後の練習になります。”すごい5年生”になるために、この夏休みは ”しっかり勉強”、”しっかりあそび” ”しっかりおうちのお手伝い” そして”しっかりラグビー” しましょう! では!また来週!

7/19   アップしてきたぞ!6年生

台風の影響なのか練習前に雨が降り、少し参加人数が天気同様不安定で本日10名の参加。
先週の遠征で一皮剥けた6年生の新たな目標、そう夏合宿に向けてスタートしました。

今日はグランド制限があり、展開練習が出来ないのでグリッドを使った練習からスタート。かなりパス能力
がアップしてきた様子。ペナルティ付で時間制を持ち込むとメンバー必死の形相。この集中力が自分たちで
オンできれば大丈夫ですよ。
ただ、ペナルティの腕立てを見る良い機会。日課は守っているかが判ります。いい感じですよ~。

その後当たりをしてコンタクト準備。カットイン・アウトをこなしてペナルティ5対5のフルコンタクト
実施。サイドラインを使ったディフェンスやアタック力に急速な進捗が見られました。かなりみんなのコンタクト
への意識は上がっていると思います。

最後は筋肉クールダウンの意味もある?SWコーチの体幹トレーニングで仕上げ。これが一番メンバーを黙らせるのに
効く練習ですな。

練習でも言いましたが、今回の合宿テーマは”オンとオフのメリハリ”です。集中した練習1時間はだらけた3時間の練習
より効果的です。出来ることは早く完成させ、出来ないことを克服していくのが本来の合宿の目的です。
合宿ですから時間はたっぷりあります。でも、6年生は集中して早く練習が終えるように向かいましょう。

今日メンバーには宿題をお渡ししました。自由に思うことを書いて結構です。参考にしますので、来週忘れずに提出してください。
夏休みを迎えていますが、しっかり心・頭・体の鍛錬をしておいてください。

7/19 4年生練習内容

7/19(日)十五中
参加人数:10名

長らく病気の為、休んでおりましたが、今日から完全復活です。みなさまご心配おかけしました。また、先日、佐伯コーチがご病気のためお亡くなりになる、大変な悲しい出来事がありました。4年生のみんなが書いてくれた寄せ書きを大変喜んでおられ、励みなっていたと親族の方からお聞きしました。これから佐伯コーチは天国で私たちを見守ってくれます。天国に届くように元気に一生懸命ラグビーを行いましょう!

1.ランパス
3人で行いました。単にパスするだけでなく、TRYまで2往復しなければなりません。パスのスピード、走る速さ等いろいろと工夫しなければなりません。周知の状況を考えながらプレーすることはラグビーでは大変重要な事です。常に周りの状況を気にしてプレーしましょう!

2.キックオフ
これまではキャッチ中心に練習しましたが、今日は生徒にキック(ドロップ)もしてもらいました。まだまだうまく蹴れる生徒はいません。ドロップキックは、1人で壁、ネットに向かって、1人で出来る練習です。早くだれかうまくなってコーチをびっくりさせて下さいね!

3.当たり、繋ぎ
4年生が出来てないプレーの1つに相手にすぐにボールをとられる、からまれることがあります。相手にボールをとられて、パイルアップになれば、相手スクラムです。(みんなルールを理解していますか?)なので、相手に捕まってもボールを味方に生かすプレーを行うことが必要です。今日のように相手に捕まっても味方にボールを見せることを意識して、ボールを繋ぎましょう。

4.姿勢
ラグビーマガジンにも載っていましたので、やってみましたが、みんな姿勢が出来ていないようです。合宿もあることですので、繰り返し練習することといたします。正しい姿勢=強い選手です。小さくても姿勢がよければ大きい相手を倒すことができますよ!

5.ミニゲーム
久しぶりに行いましたが、なかなかボールがつながるようになってきましたね。また相手を止める力もついてきたように思いました。合宿が楽しみです。

ps.もうすぐ夏合宿です。風邪などをひかないように、体調を整えて万全のコンディションで参加できるよう各自調整して下さい。

7/11.12 さぬき遠征

7/11~12に、中学もさぬき遠征に帯同し、U15は香川連合(さぬきRS、高松一中(すいません、さだかではありませんが))と愛媛連合(宇摩RS、愛媛県中体連(すいません、こちらも不確かです))と試合し、U13は香川連合と合同チームで愛媛連合と試合しました。

U15は、最初に愛媛連合と試合しましたが、開始5分くらいでスタミナ切れをおこし、1次ディフェンスで止められなかったら、その後なすすべもなく走り切られるという状態。次々に点を重ねられる有様。孤軍奮闘する選手から怪我していき、野戦病院のような状態に。インターバルを置いて、香川連合+愛媛連合と試合しましたが、同じような展開に終始し、2戦とも大失態ともいえる惨敗でした。

U13は、練習ではあまりぱっとしない選手たちがポテンシャルを見せつけるかのようにのびのびとプレー。いつもは2,3年に遠慮しているのか、自分たちができるプレーを随所に見せ、さらにそんなことできるの!?とコーチ陣がびっくりするようなプレーあり、今後に期待させる内容でした。

さて、今回の遠征の目的は、合宿に向けてこれまでの課題をどれくらいクリアしているか確認することと、課題をあぶりだしておくことでした。年間計画において、合宿でディフェンスシステムを整備することは決まっていますが、特に攻撃についての練習については今回の遠征の成果次第でした。

まずは、これまでの課題で、遠征であげられた成果を列挙します。
・密集に入る人数の減少
オーバーとブリッジの使い分けができるようになったこと、コーリングができるようになったこと、個々の判断力が上がってきたことなどが原因として考えられそうです。これによって、ディフェンスラインの人数が明らかに足りない状況はぐんと減りました。
・BD(ブレイクダウン)でのマイボールキープ率の向上
密集にかける人数が減らしつつ、マイボールがキープできるようになっています。やはり判断力が上がってきているのだと思います。
一方で、ボール出しに時間がかかると、カウンターラックをかけられてしまい、なす術もなく相手ボールになってしまうことがまだあります。BDでの姿勢、特にブリッジング時の姿勢が高いのが原因です。低い姿勢を保ちましょう。
・接点の強さの向上(気味?)
まだまだタックルは甘いですが、身体を相手に当てれるようになってきたのかな?相手の強い選手にはやられてしまいましたが、簡単に相手の突破を許す場面は減ってきたように思うような思わないような…。

さぬき遠征を終えて、この夏の課題をいかに列挙します。
・スタミナ不足
開始5分でバテるチームが強いわけがないですね。相手チームにも失礼な有様で、小学生の時中3を指導していたというNコーチは見ていられないと非常に残念な様子でした。数日で成果が上がるものではないので、毎日走らなければスタミナはつかないので、スクールの練習では走り込みをせず、自主性に任せていましたが、チーム全体でサボってきた結果がこのように出てしまったのだと思います。合宿でランニングの習慣をつけてほしいですね。
・ディフェンスの甘さ
FWのピラーディフェンスが機能していない。ピラーが前に出たり出なかったり、それも第2フェーズ以降はピラーが上がらないだけでなく、存在しないことも多い。
BKのシャローとドリフトのディフェンスの理解、意識、選択がどれもできていない。これまでの練習が蓄積されていないことが浮き彫りになりました。せっかく密集に人数をかけすぎなくなってきているので、余裕をもってディフェンスできるはずなので、合宿で再確認していきましょう。
・バッキングアップディフェンスができない
FWのスタミナ不足では片付けられない問題です。FWで早くブレイクできなかった選手はどこに向かうべきなのか、理解していません。合宿と言わず、すぐにでも取り組みたい課題です。
・ラインブレイク時のフォローが少ない
この試合に限らず、どの試合でも数回あるラインブレイクのチャンスに、裏に顔を出してくる選手が相変わらず誰もいません。どんな意識で練習し、試合しているのか、不思議です。最近の練習でも取り組んできたのになぜできないのか、意識を変えていきましょう。特に、BKのサインの練習時から変えられますよ。

U13は、チームとして試合がまだできていませんが、早く見てみたいですね。もっとコールできるようになれば、凡ミスが減るのではないでしょうか。

さて、次回練習では、動機づけと合宿で取り組む練習に向けての準備練習をしていきましょう。

最後にありましたが、対戦相手のみなさん、ありがとうございました。
特に、さぬきRSの方々、前日の合同練習からグラウンドの手配など、本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

5年生 Road to 四国 (激闘編)

7月12日はさぬき空港公園にてさぬきRSさん、宇摩RSさんと春シーズンの締めくくりとなるフレンドリーマッチをおこないました。また、今回はこの試合を最後にお父さんの仕事の都合でベルギーに引っ越すことになったH32のお別れ試合も兼ねており、前日の5年生ミーティングではキャプテンS6より「全勝してH32を送り出す」とみんなの気持ちを一つにして試合に臨みました。とはいっても関西の強豪スクールとよく試合をおこなう ”さぬきRSさん”、そして初顔合わせで愛媛県より過去にはヒーローズカップにも出場経験のある”宇摩RSさん”です。宇摩RSさんはとにかくフォワードの体格が豊中のフォワードよりも大きく、5年生で一番背の高いJ22よりも大きいフォワードが複数人いるというチーム構成でした。私も当初はミスマッチとちがうかな?と少し不安になりました。しかし、今回は心配無用でした。5年生は試合前にフォワード、バックスがお互いにサインプレー、キックの時のサインなどを確認し、味方の動きに右往左往せずにスムーズにリンクできるようにフォワード&バックスでの合わせの練習をして試合に備えていたのです。 以下結果です。

A1 vs 宇摩RSさん   ◎
A2 vs さぬきRSさん  ◎
A1 vs さぬきRSさん ◎
A2 vs 宇摩RSさん   ◎

有言実行! 約束通りの負けなしでH32を笑顔で送り出すことができました。私個人の考える、今回の勝利の原因は前日のさぬきRSさんとの合同練習でさぬきRSさんのコーチの指導のもとでしっかりと体をあてる練習をしていたおかげでは?と思っています。あたり慣れしていたことによりモール、ラックでも負けずに押し切ることができ、タックルも相手のおなかにヒットするシーンを何度もみることができました。また攻撃面でもスクラムハーフが起点となり、意識的に外にボールを動かすことが数多く見られバックスのウイングのポジションにはいった選手がトライをするという理想的なパターンのトライシーンも増えました。そしてパスを投げる距離と正確性も4月の頃よりはスキルが上がっていることを確認できました。また、キックについてもフィールドの真ん中に蹴って相手にカウンターされるということもなく、サイドライン付近にボールが転がるように蹴っていました。特にH13のキックは飛距離、ボールの落下地点とも完璧なキックでした。(実際にこのあと相手ボールを奪ってトライにつながったので、本当にこのキックはナイスキックになりました。)バックスだけではなく今回はフォワードもがんばりました。A2のフォワードはあの大きい宇摩RSさんのフォワードから相手ゴール前で(さっきH13が蹴ったキックの続きです。)相手ボールのラインアウトのボールを奪い、そのまま押し込んで最後はS10がトライするというフォワード戦を制してのあっぱれのトライでした。です。試合後Y5はフォワードをやった人にしかわからない ”やりきった感100%の顔” であの大きな宇摩RSさんフォワードを押し切ったというのがまだまだ信じられないという余韻がまだ続いていました。さすがチーム1の重量級フォワードの面目躍如といったところでしょうか?彼のパワーの源は食にあります。今朝もホテルの朝ごはんをしっかり食べたていたことが最後の1メートル押し切れたようです。成長期のみなさん! ごはんはしっかり食べましょう!

そして、1メートルということでは H32も対外試合初トライまであと1メートルでした。 今回彼が最後ということなので例えばプロラグビークラスならば彼にボールを集めて何とかトライというを!という粋な計らいもできるかもしれませんが、しかし、豊中の5年生は自分のプレーが精一杯でそんな余裕はありません。カッコつけてそんなことをするとゲームの流れが相手にいくことも考えられたので、昨夜のミーティングではチームとしてはいつもと同じテンポで攻撃をおこなう、だからH32が自らがんばってトライチャンスを呼び込むというゲームプランで臨みました。そして試合開始、フォワードとしての彼はモールラックにしっかりはいり味方にボールが出るよう何度も何度も相手を押していました。そして、彼らフォワードが押し切ってでたボールをバックスに展開、バックスがつかまり、すぐそばにいた味方選手がボールを確保しました。そしてゴール前でこのモールには入らずライン際に展開していたH32にラストパス。彼の前にはトライラインが見えました。彼は最短距離の直進を選択しましたが「トライさせてたまるか!」 と相手選手も必死に彼を捕まえてラインの外に押し出されてしましました。 トライまで1メートルです。もし、彼がコーナーを目指して直進では無く、左斜めに走り出せばという状態でもありました。でも直進でもチャンスはありました。しかしながら相手チームのタックルした選手が試合巧者で「ゴール前では足元ではなく、ボールにいく」ということがちゃんとできていたために彼のトライチャンスがスルリと逃げて行ってしまいました。 あとちょっとの1メートルだったんです。しかしこの1メートルを前進するのが本当に難しい競技であること!をH32には申し訳ないですが相手チームから教えていただきました。 試合が終わりみんなでH32を胴上げしました。彼もトライができなかったのが悔しかったのか?それともみんなとお別れするのがさびしくなったのかは彼しかわかりませんが、彼の目には光るものがあり思わずもらい泣きでした。(元気にベルギーでもがんばってください。
最後に このことを シンガポールに行かれたFSMコーチに報告しましたところ ”この1メートルについて、皆様久しぶりでなつかしいコメントがございましたので原文そのままご報告しておきます。

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H32にちょっと長いけど、ナポレオン・ヒ読ませてあげてください。

ゴールドラッシュの時代に、ダーヴィーは伯父と、金鉱を掘りに行きました。1ヶ月かかって、鉱脈を掘り当てたので、借金して機械を買い、再び鉱山へ戻ってその金鉱を掘り、あっという間に借金を返してしまいました。ところが、とつぜん、鉱脈がなくなってしまいました。同時に、彼らの夢も消え去りました。さらに掘り続けたものの、挫折を認めざるを得なくなり、機械一式を格安で屑物商へ売り、絶望のなか、故郷へ帰っていきました。そのあと、屑物商は、鉱山技師にたのんで、その鉱山を調査しました。すると、ダーヴィーたちがあきらめたところからわずか91センチ下に新たな金鉱脈が眠っていることがわかり、屑物商は、巨額の富を得ました。ダーヴィーの伯父は、「人間の思考の中にこそ、無尽蔵の金脈が隠されている」ということを知らなかったのです。思考が現実化するという、真実を知らなかったのです。せっかく彼らの思考が現実化しかけていたのに、その寸前で、あきらめてしまったのです。現実化する、すなわち、成功の手前には、必ず、どたんばと言えるような失敗や逆境や挫折があります。それを乗り越えたときのみ、成功するのです。

ダーヴィーは、教訓を得ました。「人がやめろといっても私は決してやめない!」

以上いかがでした懐かしかったでしょう! それでは次は合宿に向けてがんばろう!

(追伸) 今回の遠征にいろいろとサポートしていただきました さぬきRSの指導員の皆様、保護者の皆様、誠にありがとうございました。バスに乗って帰る前に駐車場もところまで全員で見送っていただき、また選手同士は全員が握手しながらしてお互いの健闘を讃え合うアフターマッチファンクションで選手間での交流ができ、大変有意義な遠征となりました。本当に本当にありがとうございました。&お疲れ様でした。今後とも宜しくお願いいたします。

きたーーっ!6年生高松遠征

7月11日、12日と高松 さぬきラグビースクールさんと合同練習・交流試合を行いました。
直前の台風が気になりましたが、当日は進路も逸れてまずまずの天候に恵まれました。
むしろ、少し蒸し暑い夏らしいメンバーには試練の機会でしたかね。

結果はさぬきラグビースクールさん、宇摩ラグビースクールさんとの対戦にて1勝1敗1分。
久しぶりに勝利の感覚を得ることが出来ました。遠征前から、また前日のSWコーチによる
ミーティングから遠征の意義や個人の思いを十分整理したことも奏功したと思います。
中味を少し手繰ります。

Ⅰ.対さぬきラグビースクールさん 2-0勝
  試合前からの意気込み十分。互いのコーリングと確実なコンタクトを行っていました。前に出ようとする
  個人の意思がはっきり表れており、アタック力は見ていても迫力十分でした。
  ディフェンスもFWを中心にしっかりコンタクトしていました。唯一の課題としてはセットプレーからの
  前に出るプレッシャーが少ないことと、連続攻撃を受けるとディフェンスが固まる傾向があること。
  でも久しぶりの勝利、それも一発目の試合での結果にはメンバーも満足気味でした。

Ⅱ.対宇摩ラグビースクールさん 0-2負
  勝敗では負けましたが、実は一番おもしろい内容。対戦相手の宇摩さんは大型FWとCTB陣に突破役がいる
  仮想大阪のラグビースクールによくあるタイプ。今までは完全に試合前から気遅れするパターンが今連合回は
  勢いがあり1戦目からのメンバー交代がありながらも最後まで一進一退の展開。特に自陣ゴール前まであと数センチ
  のところを体を張ったディフェンスには見ていたコーチ陣や保護者の方からも熱い声援が湧きました。
  最後の時間で更に1トライ取られましたが、必死なプレーには観戦していたメンバー・コーチ陣・保護者の皆さんに
  深い感動を与えました。

Ⅲ.対さぬきさん・宇摩さん連合チーム 1-1分
  最終試合です。相手はそれぞれの特徴を組み合わせた連合チーム。開始早々に1トライ先制され、いつもなら
  このままズルズルといくパターンですが、この日は1試合目、2試合目を経て気持ちが充実したせいか粘りの
  攻守を展開。最後に追いつくという内容でした。敢えてここでの課題を挙げるなら、熱い気持ちは十分判るけど
  少し冷静にグランド全体を使う眼があれば、もっと展開は変わったものになったと。

今回の遠征は6年生にとって、大きなターニングポイントになるかどうかはこれからのメンバー次第です。
ただ、試合中も試合に出ていないメンバーが必死に声を出している姿は本当にこのチームの結束感を感じました。
何よりチーム結束があってこそ、変化に気付いた後の進化は早いと思います。それはメンバーを信頼することが
できているからです。その意味で今回の遠征は有意義だと言えます。あっ!まだ早いかな?

また、次の練習や夏合宿を経て、大きく成長を遂げましょう!後、寝る前の約束も忘れずに!

最後に本遠征にご協力いただいたことや遠征試合当日に多くの保護者の皆さんにお越しいただいたことに感謝いたします。
コーチ陣も保護者の皆様のご協力やご声援を受けて、残りの6年生活動を充実させるよう努力します。

  
  

5年生 Road to 四国(試合直前編 Day1)

7月11日 朝8:00に伊丹空港のバスターミナルに集合した30名の5年生! 30名という大人数のため5年生だけでバス1台を貸し切り状態となりました。以前この子たちが低学年の時に「このままの大所帯ならバスは貸し切りになるね!」とコーチの間で話していたことが今日実現しました。しかしながら、実現した車内は気の合う仲間だけという環境だったので、最初から最後までワイワイ、ガヤガヤずっとずっとしゃべり倒し、お菓子をムシャ、ムシャ、漫画をパラパラ読み、お昼休憩のサービスエリアでも元気にガツガツ弁当を食べ、そして最後には「新人歌手Y3」が即興で歌を作って自ら歌いだし、全員からやんや、やんやの喝采を浴びるなど、歌手デビューを果たしていました。(彼の新たな一面をみることもできて!楽しい道中となりました。)お昼すぎからさぬきRSさんの用意してくれたグラウンドで練習をおこないました。さぬきRSさんの5年生は6人、明日は6年生とのミックスチームとの対戦となりそうです。そして今日の合同練習は最初から最後までさぬきRSの高学年担当コーチにお任せしました。(暑い中本当にお疲れ様でした。)生徒のみなさん他スクールの練習はどうだったでしょうか? さぬきRSさんは積極的に関西の強豪と試合をおこなうスクールです。関西の強豪と対戦するためにの練習を体験できたことは今後も関西のスクールと対戦していくことになる我々にとって良い機会となりました。タックル練習やパスの練習など良いものはどんどん取り入れて更なるスキルアップをめざしましょう!また、練習の合間の「アイスブレイク」という休憩時にアイスクリームをいただきました。さぬきRSさん今日1日アイスクリームを含めサポートありがとうごさいました。

練習後ホテルに入り、すぐ、大浴場にいってお風呂につかりました。その後さ「ぬきうどん」もメニューにあった夕食を食べ全員おなかいっぱいです。5年生30名(遠征直前にT18は足指の骨折で試合にでれませんが)は元気に明日の試合に向けて今もホテルの部屋でワイワイ、ガヤガヤしております。

6/21,28,7/5の練習

摂津での練習試合で見えた課題克服の練習を行いました。

6/21,28は中学校の定期試験期間および直前ということもあり、参加者が少なく、遊びの要素を取り入れつつ、コーリングに重きを置いた練習をしました。また、タックルの入り方を見直し、タックルに入る間合いの確認、ハンドオフをかいくぐることを意識した練習をしました。

7/5はさぬき遠征に向けて、攻撃の選択肢を増やすこと、チーム内でどこを攻めるか即座に判断し共有することに主眼を置いた練習をしました。

夏合宿では、ディフェンスシステムの整備を行うために、個々のスキルレベルの問題はこの段階で解決しておきたいところです。

また、攻め手がないというチームの課題をクリアするべく、走り込みながら仕掛ける取り組みをしてきました。

さて、さぬき遠征では、
・タックル、コーリングといったこれまでの課題をクリアすること
・ポイントを作らずに攻撃すること
・ラックになってしまった場合の対処(マイボール・キープ)の精度を高めること
がクリアできるかが課題です。

また、1年生は、小学校の時の癖が抜けていないのか、
・立ち止まったままボールをもらってから攻める
・自分が苦しくなってはじめてパスをする
・タックルしない
といった課題があり、これらを克服する練習を、2,3年と離れてしてきました。

讃岐遠征では、これら課題を個人レベルでクリアできるかを確認します。せめてこれらをクリアしないと、2,3年と一緒に練習できません。あと3か月くらいで新チーム、つまり2年と試合に出ることになります。ぼやぼやしている時間がないことを自覚して練習、試合に臨んでほしいですね。

5年生 Road to 四国 (遠征直前スペシャル)

昨日の夜はずっと外にでていて夜遅くまで雨!「明日はないな!」と勝手に思い込み久しぶりにゆっくりした日曜の朝を迎えました。すると『今日は練習有ります!』とメールを受け取り、少し慌てて豊中15中に向かいました。

5年生春シーズンの最大のイベントである四国遠征には生徒30人という15人制ラグビーなら2チーム分の大所帯で四国へ乗り込みます。このような大イベント前の練習はピリッとした緊張感を持続させて、来週につながるような練習をおこないました。

まずおこなったのはパントキックやゴロキックされたボール確保してからのランパスです。ラグビーというスポーツは 「ボールを持った選手」と「ボールを持っていない選手」のイメージが大きく違っていては点は取れません。「ボールを持った選手」はパスを通すのか?キックで相手の裏にでるのか?ステップで抜きにかかるか?などなどどうやったらトライがとれるか? 走りながら考える必要があります。「ボールを持っていない選手は」パスしてくるのか? キックを蹴るのか? 自分で抜きに行くのか? などなどを考えてサポートに走らないといけないのです。また「もしかしてボールを落としたら?」とか最悪の時の対応方法も準備する必要があるのです。

今回の練習ではボールをキャッチする選手を中心に右と左に3角形を作るように指示をしました。3角形をつくることによって、キャッチしてからのパスは左右に二通りパスすることができ、ボールを落としても左右2人の選手がフォローできるという形ができます。まずはこの3角形をつくり、攻めも守りも両方対応できるように練習です。(あと パントのキャッチについては、グラウンドで説明したとおり体は横向き(半身)で取ってください。)

次にモールの練習をおこないました。 豊中ラグビースクールのポリシーでもある”立ってミニラグビーをする” 本当に難しいです。 現在のラグビーではラックによる早い球出しからのテンポある攻撃というのが最近のトレンドになっておりますが、それは ”ラグビー”です。今教えているのは ”ミニラグビー” というカテゴリーなので、しっかりモールを組むことができるようにしてあげないといけません。モールをつくることによって、レッグドライブ、パワーフット、そしてストロングポジション等、複数のスキルを鍛えるメリットがあるのでじっくり取り組んでもらいました。ここでのポイントは ”相手や味方の腰を押す”ということです。人間は踏ん張る時は よく「 腰を落とす! 」といいます。つまり、腰を落とさせない、腰を上げさせることができれば相手の力はほぼなくなります。相手の腰を浮かすためにタックルと同じ方法で、腰の高さ(おなか)をしっかり押せるようにまずは手をピンと伸ばしたままで押す。確実に腰を押せるように意識付けをしました。またこのあとのアタック&ディフェンスでの練習でモールになってもボールがでなければすぐに笛を吹くことを止めてどちらかにボールがでるまで押し合い&ボールの奪い合いをしていただきました。簡単にボールがでないと選手たちは自然と指示の声がでてきて、相手の腰を押すと相手の背中を押すよりも前に進むというのが体験できたとおもいます。これを四国遠征では最初からだせるようにイメージしておいてください。

最後に最近のスポーツ番組でサッカー女子ワールドカップについての特集の中で、あのなでしこジャパンの佐々木監督が 「知 < 好 < 楽」 という言葉について語っているのを見ました。興味があったので少し調べてみたところ。これは「毎日楽しめている人は一番つよい。」ということでした。これを書いた人は中国の昔の偉人「孔子」のことばでした。も以下のように言っています。

「知好楽」(論語より)
(「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」)

これを私なりにミニラグビー流に当てはめて考えてみると、ミニラグビーやラグビーについてテレビや実際に試合を見に行ってルールやプレーの方法をたくさん知っている人よりも、ミニラグビーをすることが好きで好きでたまらん!と真剣に打ち込んでいる人よりも、いろいろなミニラグビースキルを身につけ、そのスキルを使って楽しく試合をする選手が一番強い!ということになるでしょうか? そうです! 以前に5年生がスタートして最初の頃に言いましたが、今年の5年生はこの1年間は個々の弱点を克服するのに使うのにほとんどの時間を使う!と言っております。この弱点克服はコーチから言われたからやる! ということでは絶対弱点は消えません! みなさんが よっしゃ!やったろか! 的に自ら動きだした時、弱点がなくなっていきます! そして、弱点を克服できたら、いろいろな ”スキル”(技)が使えるようになります。1年後みなさんが6年生になった時、本当にこのミニラグビーを楽しむため ”よっしゃやったろか!” と気合をいれて一歩前に進みましょう!だって楽しめる人が1番強いんです! と昔のお偉い人も言っているんです! いいんです! 強くなっていいんです!

それでは、遠征に参加される30名の生徒のみなさん、決められた持ち物に必ず自分の名前を書いてカバンに入れ、集合時間に遅れないように大阪空港へ集まってください。それからスパイクはキレイにみがいておくこと! では! 土曜日!体調ばっちしで四国へ行くぞ!  オー! (四国遠征に参加されない生徒さんも1日1回以上家でラグビーボールに触っておいてください!自ら進んでですよ!)