5/10  4年生 大阪ラグビーカーニバル

5/10(日)大阪ラグビーカーニバル
花園ラグビー場

今日は、4年生になって初めての試合です。場所は、花園、天候も最高でしたが、みんな思いっきりラグビーが出来ましたか?メンバーもいろいろと試しながら強豪相手のゲームを4試合行いました。

1試合目
Bvs四條畷  7-4 勝ち
残念ながらレフリーと重なっていたので、見ることが出来ませんでしたが、初戦勝利しよい滑り出しとなりました。

2試合目
Avs阿倍野  3-5 負け
スコアは前半、1-4で、後半、2-1でした。相手も交代していましたので、一概には言えませんが、前半メンバーよりも後半メンバーの方が、元気があったように感じました。阿倍野は決して負けるような相手ではありません。自分達よりも少し体が大きいだけです。それだけで1人に走られてしまうことが多く見られました。どうして大きな相手と止められないのか、全員が考えてみてください。それと自分より大きな相手と戦う場合はどうすればよいのかも考えてみて下さいね。

3試合目
Avs堺 2-10負け
昨年の11月スクール大会で対戦して、4-5の僅差で負けた相手ですが、今日は力の差がはっきり出てしまいました。2つのTRYを取りましたが、個人技でとったものでした。

ディフェンス面で悪さが目立ちましたが、
・相手に体を当てて止めようとしていない。
・捕まえてもすぐに放してしまう。相手は捕まっても何とか振り払い前に前に進んで行こうともがいていましたね。
・ラックでのターンオーバー、ボールが出ているのに反応して拾えない
・相手が攻撃するのをまってから動いている。
など、積極的な動き、相手よりすばやい動きをして行きましょう!

4試合目
Bvs堺 2-14負け
最後の試合でしたので、主力(いつもプレーを引っ張るメンバー)を控えに回し、残りのメンバーで戦いました。予想外に相手は、先ほど戦った堺のメンバーでしたので、実力の差は、歴然でした。しかしながらチーム一体となって、控えも声を出し、TRY取られても(取り返すぞー)と声を出すことを試合前、試合中に注意しながら戦いました。
*父兄の方から、
「何を言ったらいいのかわからないので、決め台詞を決めた方がよいのでは?」
とご意見をいただき早速、試してみるとみんなが声を出すようになってきました。ナイスアドバイスありがとうございます。

<全体を通じてプレーの感想を整理します>
キックオフ
ディフェンス:ノーバウンドで取ろうとしていない。同じところを狙われているのに、次に同じところに蹴られても同じミスをする。
アタック:せっかくどこに蹴るか打ち合わせしているのに、他のプレイヤーが蹴ったところに追いかけていない(走っていない)。

何度もキックオフの練習をしているのに、試合になると遠慮ばかりして、思い切ったプレーが出来ていません。自分が取れると思ったボールは、大きな声を出して、ノーバウンドでとって、カウンターアタックをして下さい。

プレー全体に言えることですが、ルーズボール(だれがとってもいいボール)に対する働きかけ(取りに行く動き)が相手より遅いです。反則を気にして動きが遅いのであれば、ルールをもう一度確認する必要がありますが、どうしたらいいのか解らなくて遅くなっているのであれば、迷わず相手より先にボールを取りに行ってください。

ラック:相手(味方)が倒れた場合、すばやくオーバーしてマイボールすることが必要です。相手を押し出して下さい。

タックル:相手に体を当てることが出来ていなかったです。それと相手を倒すまで放さないことです。

気持ち:これがなによりも大事な事です。4試合目には、出来ていました。毎試合、控えの選手も含み全員で戦うことが必要です。試合に出ていない選手は試合に出ている選手に対して、
アドバイスを行い、よいプレーをおこなえるようにして下さい。またチームがしょんぼりしている時は、だれからでもいいですが、キャプテンが一番に声を出して、チームのやる気を高めて
下さい。

以下、各生徒に対するコメントです。前回(半年前のスクール大会)のコメントと並べていますので、成長度合いが明確になると思います。各自、よく確認して、次回のノートに書いてください。

1 はるき:
今回は、午前中だけの参加でしたので、午前中の試合に集中して出場してもらいました。コーチとしては、精一杯のプレーを期待したのですが、2試合目の強い相手の時は、
なんとも力の入っていない中途半端なプレーに見られました。存在感をしめしたいのであれば、もっともっと体を張(前回)ったプレーを期待していますので、次回の練習ではそのようにお願いします。
(前回欠席)

2 ともき:
今日は、1試合目にフル出場しました。まだまだ自分からプレーに参加する積極さが見られないので、せっかくのフル出場のチャンスをものに出来ていません。まっていてもボールは回って来ませんよ!自分の特異なプレーを1つコーチに見せてくださいね!
(前回)ボールをもって走った時に相手にボールをとられない。

3 けいた:
BKの司令塔として、チームプレーを期待いしています。自分だけがTRYするのではなく、BK3名を使ってTRYを取ることです。パスをすることは何度か出来ていましたが、
効果的な攻撃にはなっていなかったようです。また自分が前に出るプレーはよくできて居ましたが、周りを動かすプレーはまだまだです。これからチームのリーダーを期待していますので、
チームの牽引車となって下さい。ディフェンスも先頭を切って前に出てくださいね!
(前回)常に前に足を動かす。チームを引っ張るリーダーシップ。

4 かずと:
相変わらず、サイドアタックはすばやく力強くいいアタックが出来ていました。しかしながら堺の試合では、相手にボールに絡まれて、パイルアップばかりとなってしまいました。
せっかくいいサイドアタックが出来ても、そのボールを次の攻撃につながなければ、TRYには繋がりません。それよりも相手ボールスクラムとなってしまいます。相手に当たるときにボールを取られない事を意識して練習をして行きましょう!
(前回)ノックオン 相手に捕まってもボールを放さずに味方にダウンボールが出来るように。

5 こあん:
今日はAチームのゲームにも出てもらいました。練習態度も練習ノートもきっちりと書いてくれる努力家です。練習では力強いプレーが見られるようになって来ましたが、今日の試合では強い相手にはなかなかかなわなかったですね。得意のモールでボールを奪うプレー、味方のボールをもぎ取るプレーを前に押し込みながらできれば、きっとうまく行くと
思います。
(前回)声を出す。せっかくいいところにフォローいていても味方に通じていない。

6 はやて:
今日は出番がいつもより少なく試合に出たい気持ちが高まって、気持ちが集中したよいプレーが見られました。残念だったのがキックオフで相手に狙われているのに、積極的に取りにいかず、せっかくのキッオフリターンのチャンスをことごとく見捨てていましたね。チャンスは自分から取りにいくようにして下さい。
(前回)パス せっかくいいところまで走っても味方にパスをうまくつなげない。

7 こうせい:
練習不足もあり、試合での積極性もなかなかみられません。最後に個人技でTRYをとったように、実力はありますので、もっと練習を行いチームの中心となるプレーが出来るようにして下さい。
(前回)目立つ 最近積極性がなく、目立っていません。もっと自分からプレーに参加して下さい。

8 はら:
4月から豊中のメンバーとなり、今日がデビューでした。東京のRSで経験があり、コーチも楽しみにしていました。とても果敢なアタック、ランを見せて何度も突破をしてくれました。また、チームのみんなへの影響も大きく、新人に負けてはいけないとの思いが出ていた?と思います。これからチームになじみもっともっといろんなプレーができるように練習していきましょう!

9 しんのすけ:
最後の試合にフルで出場してもらいましたが、相手も強くなかなか活躍することは出来ませんでしたが、しかしTRYをとられた後に初めて「とりかえすぞ!」と声を出すことが出来ました。次回はコーチに言われなくとも声を出してくださいね。
(前回)ボールキャッチ。パスキャッチ、キックキャッチなどまだまだ体が逃げています。自分からボールをとりに行くまで何度も練習しましょう。

10 だいき:
今日はSHでAチームで出場でしたので、なかなかよいプレー(積極的な)が出来なかったですね。最後の試合で見事なランを見せてTRYまで走りきることが出来ました。思い切った得意のステップとなんとしてもTRYを取りきる気持ちが前面にでていたとてもよいプレーでした。
(前回)タッチラインを意識。今日のナイスランが2度ありましたが、タッチラインを割ってしまいました。相手に捕まってもタッチに出ずに味方に繋ぐ工夫をして下さい。

11 りく:
1年生の途中で一旦休校し、4月から復活してくれました。まだまだ練習不足ですが、本人のやる気もありますので、試合に出てもらいました。とくにランニングスキルがあり、
もう少しでTRYまでとどきそうなプレーも見られました。足も速く、相手の居ないところに走りこむことが出来ていました。これから沢山練習してうまくなりましょう!

12 りゅうせい:
残円ながら急遽の欠席でした。次回に期待します。
(前回)痛みに耐える。ラグビーの試合は痛みを必ずともないます。少々に痛み(骨折、捻挫等)以外は耐えてください。

13 けんたろう:
体は小さいですが、ボールへの働きかけ、タックル等だれよりも早く激しいプレーを見せてくれます。チームのみんなも見習ってほしいものです。味方のタッチキック時のオフサイドを2回取られてましたので、自分自身でルールを確認して次回は反則をしないように心掛けて下さい。ゲーム以外での態度(コーチの話を聞く、草をいじらない等)が改善されればもっともっと飛躍できると思います!また危険な飛び込みプレーは何度か見られましたので、足でしっかりと地面を踏見込むこと、最後まで足を動かすことを意識して下さい。
(前回)飛び込み。なんも注意されていますが、足を動かし相手の懐に入るように。飛び込みタックルでは強い相手を倒せませんよ。

14 まさつぐ:
とても気持ちも強く、声も出るようになって来ましたので、Aチームで出場してもらいました。しかしながら消化不良な顔をしていましたので、最後に本人に来てみるとTRYしたかったとのことでした。結果的に自分でTRY出来なかってもTRYに繋がるプレーで貢献できればTRYをしたことと同じことです。パス、タックル等まだまだ強い相手には通用していませんので、もっと走り、当たり積極的なプレーを期待します。
(前回)横にずらされた時のタックル。相手が少しステップを切ると簡単に交わされてしまいます。せっかく前に出ているので、もったいないですね。

15 そうた:
新しいスパイクでいつもより切れる走りを見せてくれました。あとは、キックとディフェンスをもっと練習して下さい。特にキックはロングキック、ドロップキックが蹴れるように
期待しています。
(前回)外へのステップ、スワープ:1次攻撃では必ず内へのステップでわざわざ相手の多いとことへステップしています。ワンパターンではなく、もう1パターン相手を抜くプレーを身につけましょう!

16 しょうた:
昼食後のゲームでおなかがいたくなり、途中退場のトラブルもありましたが、FWのけん引役として、実力は十分です。ペナルティーからの突進を何度か行いましたが、
前に走った時は、ちから強く相手を押しのけてTRY出来ましたが、横に走った時は相手に捕まってしまいました。横に走ってしまうといくら力があっても相手に簡単に捕まってしまいます。
これからは迷わず前に突進して下さい。あと、モール、ラックプレーは全然出来ていませんので、今後練習しましょう!
(前回)突進。しょうたはチームでも一番大きく力強いプレーが持ち味です。みんなもそれを期待していますので、ボールを持ったら自分で行けることろまで行って下さい!

以上 課題ばかり書きましたが、高いレベルでの試合を経験していろいろと課題がみえたのでもう1ランク上のスキルを得てチームが強くなるように努力し、次に堺と対戦する時はリベンジしましょう!

大阪ラグビーカーニバル 連覇したぞ5年生!

母の日の5月10日大阪ラグビーカーニバルに参加しました。例年は春のスクール大会ですが、今年はスクール大会以外にジュニアスクールの試合、大学生の試合も行われ、また花園ラグビー場の外では ”ふれあい祭り”というお祭りをやっていてW杯の会場となった花園ラグビー場は人、人、人で賑わっておりました。こんな中5年生30人が4試合 + K16が参加した大阪のスクールに所属する5、6年生の女子だけが参加しておこなうエキシビションマッチの計5試合に参加しました。

まずは結果からお伝えします。(時系列で)

1)A2 vs 四条畷RSさん    8-2  ◎

2)A1 vs 大阪工大RSさん 9-0    ◎

3)K16 エキシビションマッチ  あの第一グラウンドに5年生1番のりです!

ここから午後

4)A2 vs 大阪中央RSさん 18-0  ◎

5)A1 vs 箕面RSさん      5-3    ◎

まずは K16が参加した 花園第一グラウンドでの女子選手だけの試合です。これは先月の鶴見緑地であった、協会が募集を全スクールの女子選手に声かけしてスケジュール的に参加できる女子選手が集まり、ラグビーに関わっていたら一度は絶対に憧れるあの花園第一グラウンドでK16はプレーしました。試合はやはり選手間での遠慮や恥ずかしさもあり、K16の所属するチームはディフェンスばかりしていたような試合内容でした。しかし、あとで本人に感想を聞いた所「楽しかった!」ということでした。10歳で第一!本当に羨ましいですね! なので来年はチーム全員がこの第一グラウンドでプレーできると思いますので、その時にはK16に第一グラウンドでの戦い方についてアドバイスしてもらおうと思ってます。K16よろしくお願いします。

次にA1です。 これはすでに選手にも伝えましたが午前の試合と午後の試合では、試合の入り方が全く違ってしまったことです。午前の試合は選手間のコミュニケーションもしっかり取れて、良くボールを動かし完勝でした。しかし、午後の試合は午前の試合から4時間近く経ち、昼食もすまし、ほんわかした時間が漂っていました。また試合前のアップも間延びしてしまい、試合の入りかたは完全に受けてしましました。相手も”豊中には全力で当たらないと勝てない”というオーラ全開で、箕面RSさんのストロングポイントといっても良いぐらい、上手なラック&オーバーにやられ、いつもの豊中のテンポに持ち込めず苦しい戦いが続きました。しかし、苦しいなりにもなんとかしてしまうのが今回のA1の選手たちです。相手につかまってもすぐに倒れず、ワンテンポ我慢して味方につなぎました。この”倒れない粘り”こそがラックを主体とするチームに対抗できる唯一の”技”なんです。倒れないということで相手の素早い集散に対してスローな状態をつくりだせました。ゲームの入り方が悪かったのは今後の反省点ですが、この”粘り”を体験できたことは最大の収穫でした。そしてこの試合でキャプテンとして頑張ったS6はゲーム開始後すぐに胸を強打し、試合後、息をするのも歩くのも胸が痛くてゆっくりしか動けない状態でした。なのにそんなひどい痛みを我慢して最後までチームのために体を張り続けました。キャプテンとして最後までグラウンドに立つという責任感の強さには本当に本当に頭が下がりました。S6へ!あなたがキャプテンとしてとった行動はチーム全員にしっかり伝わりました。100%このチームは強くなるでしょう。だから次回は必ず我慢せず交代を申し出てください。他の選手を信じることも立派なキャプテンの仕事ですよ!

最後にA2です。このチームには口酸っぱく、中に切れ込まず、外にボールを動かして勝負するように選手に伝えました。午前の試合では外のスペースにボールを運びトライが量産できました。第2試合は18トライという怒涛の攻撃を浴びせました。このチームの午後の試合の入りは完璧でした。アップ中一つのボールに集中するトレーニングでは全員がしっかり大き声が出ており、この集中力なら試合も大丈夫と確信しました。A2はゲームに対して良い入り方ができたのと外にボールを運ばなければコーチにまた口酸っぱく注意されてしまうと思ったかどうかわかりませんが、試合時間前半後半合わせて24分間で(ウォーターブレイクも含めた試合時間の中)18トライというハイペースでトライを積み上げました。今回A2だった選手はこの試合前の準備方法を必ず忘れないようにしてください。今回体験したことを忘れなければどんな試合、どんな時間帯でもすぐに戦闘準備状態に入れ、相手に対して先制パンチを食らわせることができます。絶対、絶対忘れないように!

そして最後に保護者の皆様、本日も朝早くから最終試合まで分厚いサポートしていただきありがとうございました。今回S6が怪我をしてしまいましたが、怪我をしないトレーニングとしてのお家での体幹トレーニングは時間は20秒〜30秒と短くても構いません、毎日続けさせるように ”声かけ” について何卒よろしくおねがいします。