6年生 スクール大会

11/4.花園ラグビー場においてスクール大会が行われ、豊中6年生チームの結果は1勝3敗と厳しいものでしたが、随所にいいプレーが見れました。敗戦も1点差が多く、以前のような諦めてしまうような試合はなかったように思います。生徒には伝えましたが、12月に決戦に向け、強豪チームとの少しの差を埋めていく練習をして行こう。
各生徒のいいプレーは下記のとおりです。
1 ソウスケ いい縦突進が何度も見れました。タックルでも貢献度大
2 カジン 低い当たりがすごく良かったと思います。ボールを最も活かしていました。本日のMVP
3 ゼン 初戦、ナイストライでした。やっぱりゼンが活躍すると盛り上がります。
4 アユム 今日もFWの中で、一番よく走っていました。
5 リク キックの精度が上がってきました。ボールキープ力もさすがです。
6 リョウタ いいタックルが何度か見れました。
10 ユウスケ 前回の試合から力強く前に出るプレーができるようになってきている。自分の強みが出来てきた。
11 ケイタ 仕掛けとボール回しのバランスはよかったと思います。
12 ユキムネ サイドからのトライなど、全体が見えてのプレーが光ってました。
13 リョウタ 第一試合で見せてくれた低いタックルと低い当たりは見事でした。カジンと共に本日のMVP
14 コウスケ 大きな相手に対してもひるむことなくタックルできていました。
15 ケンタロウ 大声を出しながら前に出るプレーは仲間を引っ張っていたと思います。
17 リオイ サイドでボールをもらい攻撃参加など積極的にできました。
18 フミヤ 大きい体を使ったダイナミックなプレーが見れました。
20 ケイタ 全てのプレーにおいてトップレベルです。キャプテン、でももっと期待してます。
試合後伝えたようにやはり、二人目のフォローや、ディフェンスアタック共に試合最後まで走り続けられるスタミナがどうしても必要です。明日から自分のペースでいいので一ヶ月間雨の日以外毎日走ってください。本気で強豪に勝ちにいこう。目の色変えましょう。

11/3 2年生練習内容

11/3(日)十五中
参加人数:10名

明日にスクール大会を控え、試合前の大切な練習です。雨の予報を縫うように何とか今日の練習、明日の試合が出来るように祈っています。

1.アップ
ミーテイングに参加してましたので、内容は把握していませんが、息が上がるくらいアップは出来ていました。

2.鳥かごドッジ
先週も行いましたが、今日は中が1人で行いました。目的は、正確な早いパス回しです。相手にボールを当てるためには、もっと早いパスまわしが必要です。 自分たちでも遊び感覚で行ってくだっさいね!今度は、保護者とやりますか!

3.当たり
ラグビーでの当たりとは、相手に当たることです。相手を交わすことが出来ないと思った時は、相手に思いっきり当たってください。その後に、味方に パスを繋いで下さい。

4.アタック練習
相手をつけて、当たる、ステップ、パスを決めて2人でTRYの練習を行いました。いろんな攻撃方法がありますが、2人目のフォローする人が前の人に声を かけることが、大事です。試合中は今日のように当たる、パスなど決めることは出来ませんので、後ろのフォローの人が声をかけて指示して下さい。 そうすすことのより、ボールが繋がりTRYが取れるでしょう!

5.練習ゲーム
チームキャプテンを決めて行いました。自分たちで作戦を考えることにより、チーム全員の意識が少し出てきたようです。TRYを取られたのも、チームの責任、 TRYをとれたのもチームのおかげとの意識が大事だと思っております。

ps.明日の試合は、岬RSが混成チームとなります。幼年時代の友達や、以前のチームメイトとの再会、強豪東大阪との対戦など、見どこと満載です! お天気だけが心配ですが、なんとかなると信じています!みんなで頑張りましょう!

三年生、『心配事の9割は起こらない』

今日はスクールの生徒たちが大会直前の練習に一生懸命取り組んでいたからか、終了までお天道様が雨を降らせるのを待ってくれたかのようでした。三年生も最後のミニゲームで「いま」「ここ」に全力を傾けていました。明日の6試合もこの気持ちで臨んで欲しいと思います。

最初に今日の練習を観てメンバーを発表することを説明しておいて、練習を開始。今日は先週の合同練習でのミニゲームで浮き彫りになった課題を克服する練習を中心に行い、最後に全員で中学生用の大きなタックルバッグにタックルを行い気持ちを高めたところでメンバーを以下の通り発表しました。

応援団長:A11(ギブスが漸く外れ、これからリハビリ頑張ろう!)

【チーム今でしょ!ノースフェイス】(花園練習G北Aコート)

T2、K4(チームキャプテン=TC)、S6、H9、S10、S14、R15(イメージキャプテン=IC)、  T18、M19(ゲームキャプテン=GC)

【チーム今でしょ!サザン】(花園練習G南Dコート)

Y3、K8(TC)、H13、K16、Y17(GC)、R21、M23(TC)、H29、T30、K31

【チーム今でしょ!オリエンタル】(東大阪競技場)

S1、Y5、H7、K20、J22(GC)、R24、S25(TC)、R26(IC)、K27、E28

チーム名は前回中止となった大会からキャリーオーバーしそのままですが、それぞれのチームの戦う場所が固定されていましたので、その場所の方位から名づけました。

登山用品メーカー名と同じですが、山の最も寒く、最も征服が困難なルートの意味から「ノースフェイス」。花園のお膝元東大阪RSさんに勝利すれば高槻RSさんと再戦です。先週素晴らしいチームプレーを見せたK4が初のチームキャプテンに選ばれ、本人も「初めて選ばれた」とニコリ。ノースフェイス目指しゲームをリードするのは小さな巨人M19。ラグビーノートに昨日の日NZ戦でジャパンがどんなプレーでNZに何回ボールを渡したかを記録した表の横に「ゲームキャプテンになりたい!」と大書してありました。

南方位の「サザン」は大阪中央RSさんに勝てば決勝進出。サザンと聞いて「サザンオールスターズやんな!」と反応したM23は嬉しそう。彼のニコニコ顔のように柔らかい動きで明日もトライを重ねるか注目です。オールスターを率いるTCはH8。昨日のオールブラックス戦を秩父宮で観戦したという彼は、ラグビーノートでこう分析していました。「オールブラックスは前に素早く出てプレッシャーをかけていた。声もよく出ていた」。興奮し過ぎたか、低すぎるタックルで顔面を地表に擦り付け鼻の横を大きく擦りむきましたが、その後も気にせず練習に取り組む姿勢に成長がみられました。最近声を出して自己主張するようになったY17はGCとして明日のゲームをどう采配するかワクワクします。

そして、東方を意味する「オリエンタル」。オリエンタルランドを連想したのかニコッと微笑み返すY5。彼も大きなタックルバッグが凹むくらい42KGの体重を乗せたタックルで明日は活躍することでしょう。TCのS25はハーフ役で矢のようなロングパスを正確に放っていたのには驚きました。ノースフェイスに選ばれなかった意味を今噛みしめているであろうJ22はオリエンタルのGCとしてチームを引っ張って行って欲しいと思います。

この3チームで三つ巴戦を行った際に、サザンがオリエンタルと引き分けた後、ノースフェイスに勝利しました。相手ゴール前でしつこくフェイズを重ねた末に、右隅に頭から低く飛び込んで試合を決めたのはR21。〈ここで突っ込んだら痛いんかな?〉とか心配事が脳裏をかすめていれば取れなかった無心のトライでした。「雲(くも)無心にして岫(しゅう)を出(い)ず」・・・雲は何ものにもとらわれず、風が吹くままに形を変え、いざなうままに動いていきながら、雲であるという本分を失うことはない。その心境に気づけば、「力み」がなくなり、「いま」に集中し、「無心」に近づいていくという禅語。

先月28日、93歳の大往生を遂げたプロ野球界の「打撃の神様」こと川上哲治元巨人軍監督は、禅と深い係わりがあったそうです。「球が止まって見えた」と豪語する川上に当時読売新聞社社主の正力松太郎氏が紹介した禅の老師がこう諭されたとか。

「今、自分が見えるところに酔っていたら、野球だけの人生で終わってしまう。技術の面では本物であることに間違いないが、しかし、氷のように固まってしまっている。これから私も指導するから、君もそのつもりで氷を水に溶かす修行をしなさい。水に成れば、高いところも低いところも自由に流れることができ、顔も洗えれば、飲むこともできる。野球野球と呼び捨てではないか。最終的に野球道というものを作り上げていくことを約束するなら許そう」

「世界が尊敬する日本人100人(ニューズウィーク誌)」に選出された曹洞宗の桝野住職は表題の近著で、心配事の先取りをせず、「いま」、「ここ」だけに集中することで心が整っていくと書かれています。「一息(いっそく)に生きる」という禅語で、ひと呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に、丁寧に生きることの大切さを説明しているように、過ぎ去った過去のことを思い返してみてもしかたがないし、まだ来ない未来のことはそのときになってから考えるしかない。つまり、私たちには「いま」をどう生きるしかないと。

巨人軍のV10を阻止した星野投手が楽天監督として身にまとう背番号77。川上監督を師と仰ぎ背番号を継承する闘将が今夜どんな采配を見せるのか。スクール大会前に違うスポーツの「弟子対決」を観戦してボルテージを上げたいと思います。

「勝負に強いか弱いかは執念の差である」 ― 川上哲治