4年生・合宿の成果に期待しています

2013年の夏季合宿も無事終了しました。
これも、ひとえに普段からご協力いただいている保護者・指導員の皆様のおかげだと思っています。また現地にてお手伝いに参加いただいた方々も本当にありがとうございます。

4年生チームは12名の参加。もうすでに5回以上合宿を経験しているベテランも数名。今回初めて参加する子は、さぞかしドキドキものだったことでしょう。
しかし、何事も経験にまさるものはない。不安を乗りこえ参加してくれてありがとう。
これで来年からは心配なくなったでしょう。

合宿の一番の目的は「チームワーク作り」と据えています。
文字どおり寝食を共にし、自分をさらけ出す中、普段は知らなかったお互いのことが沢山見えてくると思います。そこからいたわりや信頼が芽生えると信じています。
そしてこの「いたわり」と「信頼」こそが4年チームの目指すラグビーの真髄と思っています。仲間にボールを託しフォローする。託された者は次に繋ぎ、またフォローする。そんなラグビーを目指しています。
今回の合宿で見ていて、漠然とですが、彼らもそれを感じ理解し始めていると思いました。

練習ではアドバイスすればすぐに実行できる。Fukusimaコーチもおっしゃっている、この年齢独特の理解度、吸収力のよさを身をもって感じました。次は、その練習で習得したことをいつでも実行できるようにすること。そう、試合で普段のスキルを発揮できるようになることを目指しましょう。

「得意なことを伸ばす」という指導理論もありますが、尖がった選手を目指すならそれも有りかもしれません。しかし、普段から言っていますが、練習は苦手なこと、出来ないことを繰り返し行い、すこしでも、ほんの少しでもそれを出来るように克服する。その努力が変化を生み進歩となり自信となる。
自信が付けば気持ちに余裕が出来る。気持ちに余裕が出来れば周りも見える。そして新しいことに挑戦する楽しみを感じる。
ラグビーの練習を通じてそういうことを伝えたと思っています。

苦しくて楽しい合宿。
そう感じてくれていることを願っています。