大阪府スクールジュニア大会の結果

12/14に舞洲スポーツアイランドにて行われました第11回大阪府スクールジュニア・ラグビー交流大会の結果を報告いたします。

低学年(Bブロック準優勝)

○第1試合 豊中RS 14-10 合同A(八尾・南大阪・富田林)

前半に2トライを許す厳しい展開。後半終了間際に一気呵成に攻めるもトライには届かず,り度許して後半に。後半,メンバー交代により,バックスの選手のみでラインを形成すると,パス回しが安定しはじめ,バックスが自由に走りまれる展開に。ゴール下まで持ちこめるトライを2つあげ,きっちりコンバージョンが決まり,逆転勝利。ブロック決勝へとコマを進めた。

○第2試合(Bブロック決勝) 豊中RS 14-31 合同B(茨木・高槻・島本)

前半,相手ゴール前まで攻め込むも,最後でラインブレイクができず,ノートライに抑え込まれる。なかなか調子の上がらない豊中に対して,相手はバックスラインのギャップを見逃さず,次々とギャップをつくラインブレイクからトライへと結びつけ,着実に点を重ねていく。後半,メンバー交代により,また息を吹き返した豊中がトライを返し始める。しかし,相手も豊中のミスを逃さず,トライを重ねる。結果,後半はコンバージョンの数で得点を上回るものの,前半の失点が響いての敗戦。豊中のスロースターターぶりが首を絞める結果となった。

高学年(Bブロック優勝)

○第1試合 豊中RS 55-0 合同E(岬・岩出・梅干・和歌山)

前半から猛攻をしかける豊中。SOの自由なブロード攻撃から,バックスラインに入ったFWが縦へ縦へと猛ラッシュをかける。個人個人の縦へのパワーもさることながら,ラインブレイクしたプレイヤーへのサポートが早く,相手のディフェンスが全くそろわないうちに縦へ横へと自在にボールを散らし,次々とトライへと結び付けて,トライラッシュを見せる。後半に入り,ややリズムが落ちたものの,途中から立て直して圧勝。

○第2試合(Bブロック決勝) 豊中RS 57-10 合同D(茨木・高槻・島本)

試合開始から集中して攻撃を展開する豊中。しかし,決勝戦とあって,先の試合のようにはなかなか縦へとラインブレイクができない。それでもオープンへのBKの展開からトライをあげることに成功する。しかし,2トライをあげたところで,集中力を切らしたのか,ノーホイッスルトライを献上。嫌なムードが漂う。しかし,そこから自分たちで立て直すことができるのが今年のチームの最大の成長。FWの縦突破が止められ始めると,FBが積極的にライン参加。ステップワークでラインをブレイクすると,あとは豊中の怒涛の波状攻撃が炸裂。コンバージョンが確実に相手の精神的ダメージを誘い,終わってみれば苦しんだ試合内容以上の点差をつけて勝利。ブロック優勝を達成した。

今年のチームはFWの縦ラッシュで,相手バックスラインを押し下げ,決定力のあるBKへ次々と展開すると,外へ外へとまさに理想的なライン攻撃でトライを積み重ねることができた。互いに声を掛け合い,チームとしての意図をチーム全体で共有することができ,結果,イージーなハンドリングミスの非常に少ない好ゲームとなった。

選手の皆さん,御苦労さまでした。3年生はこれから受験に向けて勉強を頑張ってください。2,1年生は,理想的な試合展開を見ることができたのだから,来年,再来年につながるよう頑張っていきましょう。

また,保護者の皆さま,寒い中,遠くまでお疲れ様でした。保護者の方々のサポートのおかげで,生徒たちがのびのびとプレーできました。心より御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。