カテゴリー: 中学生チーム

7/11.12 さぬき遠征

7/11~12に、中学もさぬき遠征に帯同し、U15は香川連合(さぬきRS、高松一中(すいません、さだかではありませんが))と愛媛連合(宇摩RS、愛媛県中体連(すいません、こちらも不確かです))と試合し、U13は香川連合と合同チームで愛媛連合と試合しました。

U15は、最初に愛媛連合と試合しましたが、開始5分くらいでスタミナ切れをおこし、1次ディフェンスで止められなかったら、その後なすすべもなく走り切られるという状態。次々に点を重ねられる有様。孤軍奮闘する選手から怪我していき、野戦病院のような状態に。インターバルを置いて、香川連合+愛媛連合と試合しましたが、同じような展開に終始し、2戦とも大失態ともいえる惨敗でした。

U13は、練習ではあまりぱっとしない選手たちがポテンシャルを見せつけるかのようにのびのびとプレー。いつもは2,3年に遠慮しているのか、自分たちができるプレーを随所に見せ、さらにそんなことできるの!?とコーチ陣がびっくりするようなプレーあり、今後に期待させる内容でした。

さて、今回の遠征の目的は、合宿に向けてこれまでの課題をどれくらいクリアしているか確認することと、課題をあぶりだしておくことでした。年間計画において、合宿でディフェンスシステムを整備することは決まっていますが、特に攻撃についての練習については今回の遠征の成果次第でした。

まずは、これまでの課題で、遠征であげられた成果を列挙します。
・密集に入る人数の減少
オーバーとブリッジの使い分けができるようになったこと、コーリングができるようになったこと、個々の判断力が上がってきたことなどが原因として考えられそうです。これによって、ディフェンスラインの人数が明らかに足りない状況はぐんと減りました。
・BD(ブレイクダウン)でのマイボールキープ率の向上
密集にかける人数が減らしつつ、マイボールがキープできるようになっています。やはり判断力が上がってきているのだと思います。
一方で、ボール出しに時間がかかると、カウンターラックをかけられてしまい、なす術もなく相手ボールになってしまうことがまだあります。BDでの姿勢、特にブリッジング時の姿勢が高いのが原因です。低い姿勢を保ちましょう。
・接点の強さの向上(気味?)
まだまだタックルは甘いですが、身体を相手に当てれるようになってきたのかな?相手の強い選手にはやられてしまいましたが、簡単に相手の突破を許す場面は減ってきたように思うような思わないような…。

さぬき遠征を終えて、この夏の課題をいかに列挙します。
・スタミナ不足
開始5分でバテるチームが強いわけがないですね。相手チームにも失礼な有様で、小学生の時中3を指導していたというNコーチは見ていられないと非常に残念な様子でした。数日で成果が上がるものではないので、毎日走らなければスタミナはつかないので、スクールの練習では走り込みをせず、自主性に任せていましたが、チーム全体でサボってきた結果がこのように出てしまったのだと思います。合宿でランニングの習慣をつけてほしいですね。
・ディフェンスの甘さ
FWのピラーディフェンスが機能していない。ピラーが前に出たり出なかったり、それも第2フェーズ以降はピラーが上がらないだけでなく、存在しないことも多い。
BKのシャローとドリフトのディフェンスの理解、意識、選択がどれもできていない。これまでの練習が蓄積されていないことが浮き彫りになりました。せっかく密集に人数をかけすぎなくなってきているので、余裕をもってディフェンスできるはずなので、合宿で再確認していきましょう。
・バッキングアップディフェンスができない
FWのスタミナ不足では片付けられない問題です。FWで早くブレイクできなかった選手はどこに向かうべきなのか、理解していません。合宿と言わず、すぐにでも取り組みたい課題です。
・ラインブレイク時のフォローが少ない
この試合に限らず、どの試合でも数回あるラインブレイクのチャンスに、裏に顔を出してくる選手が相変わらず誰もいません。どんな意識で練習し、試合しているのか、不思議です。最近の練習でも取り組んできたのになぜできないのか、意識を変えていきましょう。特に、BKのサインの練習時から変えられますよ。

U13は、チームとして試合がまだできていませんが、早く見てみたいですね。もっとコールできるようになれば、凡ミスが減るのではないでしょうか。

さて、次回練習では、動機づけと合宿で取り組む練習に向けての準備練習をしていきましょう。

最後にありましたが、対戦相手のみなさん、ありがとうございました。
特に、さぬきRSの方々、前日の合同練習からグラウンドの手配など、本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

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