近畿大学Eキャンパスの人工芝グラウンドで行われた太陽生命カップ2013全国中学生ラグビーフットボール大会大阪府予選に出場しました。
午後から降り出した雨の中、抽選にて決定した1回戦の相手、富田林RSと対戦しました。
富田林のKOでスタート。マイボールをキープし続けるものの、自陣22m地域から前に進むことができない。緊張からか、声も出ず、それぞれに仕事をしているようで、チームとしてのまとまりを欠く中、前半3分、相手ボールから、BK陣が簡単に相手CTBにスワーブを切られ、失点。中央に回り込まれ、コンバージョンも許す。
KOで再開後もなかなか崩せず、逆にまたも自陣ゴール前に貼りつかれる展開に。相手の執拗な密集サイドの攻撃を何度も凌ぐも、密集での立ち位置のオフサイドが続き、前半10分にとうとう失点。
このディフェンスによって、ようやくFW陣が目を覚ます。KOから、相手陣に攻め込み、ペナルティをもらう。ペナルティから最後はWGに入ったMK8につなぎ、前半15分、ゴールポスト右にトライ。
前半終了間際、自陣でペナルティをもらい、前半のうちに追いつくべく攻撃を仕掛けるも、ボールが手につかず、冷や冷やするシーンもしばしば。ターンオーバーもあった中、最後は豊中のノックオンで前半終了。
後半、気を取り直して、臨むものの、後半の先制点はまたも富田林。後半5分にトライを許す。
後半7分、相手陣に少し入ったところで、ペナルティをゲット。タッチに蹴りだし、相手ゴール前でラインアウト。きっちりとキャッチし、モールを形成。これを押し切って、ゴール左隅にトライ。
その後は、一進一退の攻防が続く。何度か富田林WGに外側を抜かれかけるも、FW、BKともによくバッキングアップに帰り、なんとか失点を防ぐ。豊中も何度かラインブレイクをするものの、ビッグゲインに繋がらず。しかし、密集戦でなかなか勝てない豊中は、次第に苦しくなり、富田林のモールをペナルティで止めてしまう。後半16分、ついに富田林にトライを許す。さらに試合終了間際、富田林BKに走られ、万事休す。12-33で初戦敗退となった。
・スコア
豊中RS | 富田林RS | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
1 | 1 | T | 2 | 3 |
1 | 0 | C | 2 | 2 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
7 | 5 | 計 | 14 | 19 |
・出場メンバー
PR AY1 HO NM2 PR YT3
LO OK4 LO HS5
SH MK6 SO OA7 CTB KY9 CTB SD11
WG NT11 FB KT12 WG MK8
交代:SD11→YD18(前半、負傷治療一時交代) NM2→KK16(後半6分)
・総評
これまでスクール大会以外の公式戦を戦ったことがないチームだったせいか、試合前から緊張気味で、なかなかエンジンがかかりませんでした。この緊張が原因かはわかりませんが、BKは全体的にディフェンス時に前に上がることができず、簡単に抜かれそうになるシーンが多くありました。また、1対1に弱く、タックルは80%近く外されており、攻撃時もドライブもなく簡単に寝転がるシーンが多く見られました。さらに、FW、BKともに密集戦、特にラックに弱く、両足を揃え、頭を下げ、手だけでボールに絡むシーンばかりで、4月からの取り組みが全く活かされていませんでした。
全く良いところのない試合でしたが、唯一の収穫は、これまで目立っていなかった選手の頑張りです。また、ラインアウトも計算できそうな目処が立ってきました。
今後の練習では、基礎に立ち返り、危険な姿勢をやめ、強い姿勢の作り方を徹底するとともに、密集戦、タックルなど痛い系の練習を重点的に、秋のスクール大会に向けて、チームの再構築をしていきましょう。
最後になりましたが、雨の中、お手伝いいただきました保護者の方、ありがとうございました。また、手伝いにきてくれた1年生、ありがとう。U-15の試合を間近に見れたことは、必ず来年の糧にしましょう。
ん・・・・残念・・・