カテゴリー: 中学生チーム

6/4 中学 堺RS主催交流試合

6月4日は、毎年恒例となっている、堺RSさん主催の交流試合に参加してきました。

午前にU13チーム、午後にU15チームの試合が組まれており、15分1本の試合をそれぞれ3試合行ってきました。今回はベンチに余裕があったので、スコアの詳細をつけておきます。

〇U15チーム
課題は、ピラーディフェンスと前に出るディフェンス、つなぐオフェンスでした。どこまで修正できるかが試されます。
・0-45 vs明石RS
フルメンバーの明石RSさんにいいようにやられてしまいました。前に出てディフェンスができていないため、身体の大きな選手に走りこまれるとタックルの甘さもさることながら、タックルに入る恐怖が出てきてしまい、ディフェンスらしいディフェンスができず、さらに心が折れてしまい、失点を重ねてしまいました。一方で、ピラーに立つことはできていました。そこから前に出ることができれば、もっと簡単にディフェンスできるようになれるはずです。
オフェンスの機会は少なかったので、レビューが難しいところですが、チームの意図の感じられないキック攻撃についてチーム内で話し合ってほしいですね。
・0-17 vs南地区合同(岬、八尾、南大阪、みなと、河内長野、富田林)
スクール選抜のメンバーがいないチーム同士の対決、つまりチームの層の厚さが試される試合でしたが、残念ながら完封負けでした。ディフェンスは少し修正されてきたように思いますが、相手の体の大きいCTBを止めることができず、その選手を中心に攻めてこられての失点でした。東大阪大会の時から変わらず、身体の大きい選手へのタックルが課題です。
オフェンスは、それなりに機会はありましたが、やはりつながらず、トライまで行くことができません。合同チームであることはもうわかっていることなので、選手同士でコミュニケーションを取って、声を出しながら意図を伝えれるようにならないといつまでも厳しいですね。
・22-7 vs堺RS
選抜組が合宿後にも関わらず、戻ってきてくれました。4人が復帰し、ベストメンバーに近い布陣でした。堺RSさんは選抜組が途中から少し入っただけでしたから、秋のスクール大会の参考にはなりませんが、現時点でうちのチームがどこまでできるのかを試した試合でした。3年が戻ってきたおかげで、これまで攻守にわたってチームを支えてきた3年に余裕が生まれ、チーム全体の動きが見違えるようによくなりました。また、選抜組の活躍を目の当たりにして、選抜組がよく頑張って成長していることがよくわかりました。引き続き、頑張ってきてくださいね。
失点は、ディフェンスラインが上がったものの、揃って出ることができず、またつまらないタックルミスから一気にゲインされてのトライでした。ディフェンスはまだまだ改善の余地ありですね。
新チームの2勝目でした。

ディフェンスの改善は少しずつですが、できてきています。もっと精度を上げつつ、メンタルの強化にも取り組んでいきたいですね。努力を続けたという実績が自信につながります。まだまだここから積み上げていきましょう。
ハンドリングスキルもランニングスキルも決して悪くないのに、攻撃がつながらない。これは、もうチーム内コミュニケーションの問題だけです。相互理解と意思疎通ですね。練習を重ねながら、お互いのプレーを見て覚えて、お互いの長所を生かせるように理解していきましょう。

〇U13チーム
課題は、前に出てディフェンスすること、スペースを使って攻撃すること、深いオフェンスラインを作ることでした。
・28-0 vs堺RS
選手たちの希望もあって、各自の得意ポジションで組んだチームで完封勝利。オフェンスもディフェンスもよく頑張っていました。コンバージョンをすべて成功させ、得点を取る精度の高さが良いですね。
・26-0 vs南地区合同(岬、八尾、南大阪、みなと)
この試合は、試してみたいポジションがある選手の意向を尊重しての布陣で臨みました。この試合も、オフェンスもディフェンスもよく頑張っていました。特にディフェンスは無失点に抑えようという意識が表れていました。試したいポジションについたものの、数フェーズ重ねるといつもの立ち位置に戻ってしまっていました。いきなりですから、仕方ありませんね。
・17-12 vs明石RS・金岡北・金光八尾
初めての1日3試合の3試合目でした。相手も同じ条件ですが、スタミナ不足が出始め、ディフェンスが甘くなっていました。やっていることは前の2試合と変わっていないのですが、やはりスタミナがなくなると精度が下がってしまいます。特にFWは足が止まりかけていました。それでも勝てるのは、負けん気が強いのと、ここぞでの集中力が高いのかなと思います。

この日は、相変わらず攻撃パターンに特定の選手の縦突進とモールからのPick&Goが多かったのですが、CTBの縦から外に展開してのトライ、オフェンスラインに入ったFWからの攻撃もありました。トライに関わる選手が多様化してきたのは良い傾向です。状況に応じた攻撃を選択できるようになれればなお良いですね。
U13の間は15分ハーフ、U15になると20分ハーフの試合です。また、スクール大会などは、これを1日2試合行います。スタミナはいきなり向上しません。日々の努力の賜物で、それも走り始めてもスタミナが上がってくるのは3か月かかると言われています。夏になると、中学に入ってからどれだけ頑張ってきたか、その差が出てきてしまいます。今からでも遅くないので、スタミナ向上に取り組んでくださいね。

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