カテゴリー: 中学生チーム

5/21 中学練習とラグビーノート

<練習メニュー>
・ウォーミングアップ
・ディフェンスラインPinPin
・FW,BK分かれ
・FW,BK合わせ

茨木RS、天王山RSとの合同練習でした。
次週からU15(2,3年)は合同チームで、U13(1年)は単独チームでの交流試合があるので、ディフェンスの決まり事の確認と、合わせ練習を行いました。

今回、ディフェンスは、
1.ピラー:ピラーに立つこと、内側から追うこと
2.シャロー:ディフェンスラインは一斉に一線で出ること
の2つを決まり事として、どこまでできるかを試します。

1年は、中学としての初めての試合になるので、キックオフでの立ち位置、リフティングありのラインアウトなど、学びながら試合を進めていくことになります。

ところで、この日は、ラグビーノートの提出日でした。残念ながら、1年の提出状況は芳しくありませんでした。

中学では、昨年よりラグビーノートの作成をチームとしての決まり事として取り組んでいます。なぜ、ラグビーノートを書くのでしょうか?

良いかどうかの議論はさておき、他のスクールは週2回の練習があったり、グラウンド全面を使える時間があったり。3時間以上練習したりしています。一方、豊中RSでは、週に1回しか練習がありません。また、幼年から中学まで同じ時間、同じ場所で練習します。さて、この環境において、豊中RSが他のスクールと伍して戦うには、どのような工夫が必要だろうかと考えました。練習時間中の無駄な時間を減らすこと効率的に練習することができればよいのではないかと考え、次の練習に移る時間を短縮し、前回注意したこと繰り返し注意すること、されることがないようにしようと思い立ちました。

そこで導入されたのがラグビーノートです。
中学のラグビーノートは、練習日誌練習メニューノートの2種類から構成されています。練習日誌は、練習の日誌です。日記ではありません。練習に何をやったのか、何を反省すべきなのか、次にどのような改善を行うのかを、後から確認できるように記録として残すことが目的です。練習前に、これまでの日誌を読んで、何に気を付けて今回の練習に取り組むべきなのかを意識しようというわけです。
練習メニューノートは、練習で行った練習メニューがどんなものであったのかを書いておくためのノートです。これまでやったことのある練習メニューを忘れてしまっていては、そのメニューに取り組むたびに、どんな練習だったか説明し、どのような狙いがあるのかを話し直し、以前と同じことを注意され、同じミスを繰り返してしまいます。これを防ぎ、以前と同じことを繰り返さないことによって、同じメニューでもより精度を上げ、さらに発展的なメニューへと移行させることができます。また、次に取り組むメニューが分かっていれば、どの場所にどれくらいの人数が立ち、ボールがいくつ必要かなど準備を素早く整え、次のメニューにスムーズに移行できます。
漫然と練習に取り組むのではなく、毎回の練習で少しづつでも積み上げていく。これを徹底しないと、いつまでも上達しないし、上達しないからいつまでもつまらないですよ。逆に、上達し始めると、楽しくて楽しくて次の練習が待ち遠しくなってきます。早くその段階に進んでほしいですね。

中学でのラグビーノートの役割をわかってもらえましたか?5月21日に出せなかった選手は5月28日の試合の時で構いませんから、ぜひ持ってきてくださいね。

ところで、練習後に行ける選手だけで、茨木RSさんの助っ人に行ってきました。助っ人を引き受けてくれた選手、ありがとう。
そこで、茨木RSの対戦相手の大阪RSと吹田RSをU15もU13も見てきました。どちらのチームも、どちらの年代も、攻撃の迫力がありますね。アタッカーとフォローについている2人目、3人目の距離感がよく、また必要な時に必要な場所に入ってくる臨機応変さが見事でした。ピラーで内を抑え、シャローで前に出て止めないと、勢いのある攻撃に圧されてしまいますね。チーム強化の方向性は確認できましたから、しっかり成長し、大会で対戦する時が楽しみです。

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