カテゴリー: '21-6年生チーム

7/17練習内容と走りこむ理由

朝はけっこう雨が降っていましたので、中止かなどうかなという感じでした。そのせいか、朝礼開始時に来ていた生徒はなんと1名!いつも出足が遅い1年生ですが、もう少し早く来てくれたらコーチは嬉しいんだけど。たったの週1回2時間しかない練習なので、その前に30分ラグビーボールに触れるだけでも練習時間が25%増です。コーチはだいたい30分前には行っていますので、早く行って遊びましょう。

まず、いつも通りラダー各種と走りこんでボールをもらう練習。ラダーもキャッチも上手になってきました。

パスを捕るのはかなり上手になってきましたので、そろそろパスをする方の練習に重点をおき始めました。先週と同様に手首を柔らかくして、手首の前後の動きと内から外へ回転する動きを使い、3,4,5の指先でピュッと押し出す感じで投げる練習をしました。なかなか難しい動きですが、できている子も結構います。このくらいの年頃だと、できないとへこんでしまってやる気を失って練習量が減ってしまい、できる子は気をよくしてどんどん練習して、差がどんどん開いてしまうということがおきます。できない子をどうフォローして追いつかせるか、というのがコーチ側の課題だと思います。

次に、5人が横になってパスを回す練習もしました。2回連続で年中さんにも負けていますので、今回は説明方法を変えて、コーチがお手本を見せることにしました。ボールを出す位置から1年生が向こう側まで走るのと、コーチ4人がボールを回して向こう側の1年生に渡すのとどちらが早いか競争です。確かコーチの2勝2分け?でした。コーチが勝つのは捕ってから投げるまでが早いからだというということに気づきました。そこでやらせてみると、投げ方はめちゃくちゃですが、とにかく捕ってから投げるまでが断然早くなり、一発でこれなら年中さんには勝てるだろうというレベルになりました。理解させることの重要性とコーチがもっとお手本を見せなくてはならないと感じました。

それから今週も走りこんでボールをもらう練習です。ここで「なぜ走りこんでボールをもらう方がいいか」を子ども達に聞いてみました。「その方が捕りやすいから?」と言った子が一人いましたがあとはシーン・・・。走りながらの方が捕るのは難しいはずですし、だとすれば走っていた方が突破しやすいことなど理解できているはずもない・・・なるほど。何回言ってもうまくいかないときはやはり何か理由があるのですね。捕った後突破するため、という説明をして、練習開始。途中からは、勢いがあれば突破できるタイミングでコーチが手を出して、それをはねのけて行くようにしました。いい角度で加速したり、コーチの腕を跳ねのけていく子が現れ、ひとつ上手になりました。

その後、向こう側の二つの角からディフェンスが一人ずつスタート、こちら側の辺の中央から攻撃側一人がスタートしてディフェンス2人が連携して一人を捕まえる、という前々回にもやった練習をしました。まだ、攻撃側の動きにつられて飛び出して外を抜かれるシーンが目立ちました。これもコーチがもう少しお手本を見せればよかったように思いました。

 

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