カテゴリー: '16-6年生チーム

三年生、『君に友だちはいらない』。必要なのは・・・

三年生最後のテストマッチ(例年通り、来月から四年生の意識に変えます)を来週に控え、三年生(出席27名)はユニットでの練習を中心に行いました。今日も暖かな日差しに恵まれ、全体練習前の「スポーツ鬼ご」(ランダムに分けたメンバーで11-9の接戦でした)で既にウォームアップ完了。
全体練習では野球のダイアモンドに見立てて、4角からハーフ役がボールを出し2人の仲間にパスを繋いで反対側の辺まで走り切る練習でコーリング、パスの受け方、サポートの仕方(三角形)を確認しました。次に「11/22/63」でインゴールから 相手トライラインまで攻め切る練習をタックルありで行いました。練習のための練習ではなくて、来週のテストマッチと思って全力で前に出ることを徹底し、気持ちのこもった連携プレーを最後に見せてくれました。
ここでメンバー発表。今回も3チームで9試合に臨みます。今日の時点で来週の欠席者が5人となり、人繰りがかなり厳しくなってきました。今回のチーム名について、1人1人は弱い生徒でも少なくとも3人が結束すれば強いチームになれることをイメージして貰おうと、「三本の矢」の話をしようとしました。その時、S1が小声で説明を始めたので彼に立って皆にレクチャーして貰いました。「矢は1本ではすぐに折れるけど、3本重ねると折れないこと。三ツ矢サイダーはそこから来ています。三ツ矢サイダー~♪」と効果音付きの薀蓄まで披露してくれました。三年生恐るべしです。
三ツ矢サイダーの売上が急増しているのはアベノミクス効果とも言われているようですが、三年生も首相の「三本の矢(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)」にあやかってチーム・ボールド(大胆な)、チーム・フレキシブル(機動的な)、チーム・グロウス(成長)としました。
A11:応援団長
チーム・ボールド(vsさぬきRS、枚方RS、高槻RS):S1(チームキャプテン=TC)、K4(イメージキャプテン=IC)、S6、H9、S14、R15、Y17、T18(ゲームキャプテン=GC)、M19、R26
チーム・フレキシブル(vs紅白戦、枚方、高槻):Y5(TC)、S10、K16、J22(GC)、M23(IC)、S25
チーム・グロウス(vs紅白戦、さぬき、枚方):K12、R21、R24(TC)、K27、E28(GC)、H29、T30(IC)、K31、H32
表題の「友だちはいらない」発言が物議を醸す前に、元となる本を紹介しておきます。「武器」三部作がベストセラーとなった京大客員准教授・エンジェル投資家の瀧本哲史は表題の近著で次世代を担う若者たちにこう締めくくっています。
『夢を語り合うだけの「友だち」は、あなたにはいらない。あなたに今必要なのは、ともに試練を乗り越え、ひとつの目的に向かって突き進んでいく「仲間」だ。SNSで絡んだり、「いいね!」するだけの「友だち」はいらない。必要なのは、同じ目標の下で、苦楽をともにする「戦友」だ。友だちも仲間から「配られる」ものではなく、自分自身の生き方を追求することで、自然にできあがっていくのだ』
同氏は、苦楽をともにする仲間の集合体であるチームについて、「よいチーム」とはどんなチームか?を説明しています。その説明はこれからチームとして成長していく三年生にもあてはまります。
●解決する課題、達成目標→前例がないためどうやって取り組みすればよいかが簡単にはわからない。それでもメンバー全員が本気で努力すればなんとか達成できる。
●メンバー選定→事前のテストとして小さなミッションを課してみて、必要性が実証された人を選別。どれだけ長くいたかでなく、「何ができるのか」でメンバーが決まる。
●メンバーのスキル→単にパスやキックがうまいというスキルではなく、お互いを補完しようとする結果、学習によりスキルを獲得する。
●目標へのコミットメント→負けたら解散。
●メンバーの責任→ひとりの失敗が即全員の失敗。
そして「よいチーム」を作るうえで最低限必要なメンバーのタイプを5つに分けていて興味深いものがあります。
●勇者→ビジョンをぶちあげるリーダー。危機的な状況においても、けっして諦めることなく、突発的なアイデアを出して切り抜けることが多い。 威勢のいい勇者ばかりが集まってしまうとお互いが喧嘩を始めたり無謀な突進を繰り返してしまう。だから、勇者をサポートする別のタイプのキャラクターが必要となる。ゲームキャプテンのキャラクターか。
●魔法使い→勇者にとってのアドバイザー的存在。正しい方向性を示すことができる知性と経験を持っている(『ハリーポッター』のダンブルドア校長)。これはチームキャプテンか。
●エルフ→チーム内における優等生。頭の回転が速く、客観的に物事が分析できる。(『ハリーポッター』のハーマイオニー)
●ドワーフ→エルフと対照的に熱狂的な忠誠心を持ち、チームのビジョン実現に向けて力強く行動していく。(『ハリーポッター』のロン)
●トリックスター→既存の秩序にとらわれず、ときにはそれを壊して新たな気づきをチームにもたらす。チームの誰もが成し得ない非連続の変化をもたらし、強大な敵を倒す契機となることもある(知る人ぞ知る、『七人の侍』の菊千代)。今回のイメージキャプテンにどこか通ずるものが。。。
来週は、今日の早明戦のような白熱した試合になりチーム存続か、はたまた、帝京・慶應戦のようなワンサイドゲームで即解散か。今日、ラグビーノートを過去最高の15冊も提出し、ビー玉を稼いだ三年生です。きっと将来途轍もないことを成し遂げてくれそうな予感がします。


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